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みんなの感想・レビュー・書評
欧米列強に勢力分割され近代化を迫られていた末期の清を舞台にした物語で、主人公の立身出世に絡めて交錯する、さまざまな人物の心情を見事に描いたすげえ本だと思いました。 史実に忠実に描いてある(と思われる)歴史モノなので、ハナシは淡々と進むのですが、「ココが最大の見せ場」というトコロがないのですが、それは、全編がクライマックスというカンジなので、惹きこまれたまま最後までイッキ読みしてしまいました。... 続きを読む »
「知恵も力も何もいらない。やさしさだけがあればいいんだ。大地も空も時間もすべてを被い尽くすほどのやさしささえあれば・・・」。
己に負けない精神力、努力、優しさ。自分にないものばかり。精進せねばならない。
ラストに向けて、だんだん面白くなってきた感じがした。
人物相関図を書いて、見ながら読み進めたり、
歴史的背景を調べてみたりもしたので、
この時代の中国にまた興味が持てた。
ドラマはどんなだったのかなぁ...
今度、続編の『珍妃の井戸』も読もうかと思う。
評価の高い作品だが、あまり・・・。終盤の主要人物の変転はさすがに盛り上がったが。ディテールは確かにすごい。
時代の激動期における、人間の器や矜持を書かせたら、この人は最高だ。世界史の教科書で登場する味気ない人名に、魂を吹き込んでくれる。
感動。作者が書いた物語を読んでいるというよりも、実際にその歴史の中に放り込まれたかのような臨場感。素晴らしい。何度でも読み返したくなる。
去勢して宮廷に仕える宦官の話。実際に存在していた宦官の実態と中国史の壮大なスケールに完全にはまりました。一読の価値あり。
浅田次郎の小説は初めて読んだが、非常に面白かった。
宿命とともに生きた二人の主人公。激動の清王朝末期を生きた人生の
壮絶さと件名生きる事の大切さが良く分った。
胸に迫るクライマックス。
下巻に入り、怒涛のような展開に、振り回されっぱなしの心!
清朝末期の動乱に翻弄される登場人物たち。
立場や思想はばらばらでも同じ願いを持っていた彼ら。
対外的には列強に国土を蹂躙され、体内的には不正や汚職にまみれて失墜間際の清朝末期。
断末魔にあえぐ王朝を司る西太后。この人物造形が類型的ではなく、斬新。人の心を持ち、知性を兼ね備えている彼女の姿はちょっとした驚き。
政にかかわる官僚、宦官、軍人。市井の人々、外国人報道記者、スパイ……
多くの登場人物の視点から中国の歴史の一部分を切り取っていく重厚な物語。
涙なくして最後は読めないだろう。しかし、余りにも多い登場人物ゆえ、その全てを描ききれていないのも確かなところだろう。
じっくりとストーリーをかみしめたい小説です。本当に面白かった…。西太后の覚悟が哀しくも凛として美しい。まだ春雲も文秀の道も半ばであると思います。激動の中国の焦燥が感じられ、光緒帝の待つ路にも泣けます。そして王逸が出会った少年は…。続編読まずにはいられません!熱いし泣ける!素晴らしかった!
高校生の頃、とにかく文秀がかっこいいと思って読んでいた。だから終盤の展開はショックだった…。玲玲の想いが切なかった。
政治家は施しをするものではなく、尽くすもの!この一言に作者の力を感じたのは、今の世の政治家たちがあまりにだらしないから??
政治家とは、「日照りの夏はともに涙を涸らし、凍えた大地を民とともに転げまわる英雄」だと。すばらしい格言だと思います。
史実のなかにも人間ドラマがあり、楽しく読めました。雄大な社会のなかで絡み合う人間関係は、強烈です。また、科挙や宦官のながいながい歴史はやはり中国ならでは。スケールの大きさを感じるとともに、良いものを残すことが苦手な大国に惜しいな、という気持ちを隠せません。
高校生の頃、図書館で見つけて読んだのが最初。あの頃の自分に衝撃を与えた作品。社会人になり文庫本の方を手元に揃え、二度、三度と再読。
2010/03/06読了
やっと読めたー。疲れた…。
「おお!」と思った部分だけ。
・王逸が毛沢東と出会うシーン
・春児が西太后に、自分の言葉で思いを伝えるシーン
・玲玲が夫の処刑をじっと見守るシーン
泣くまではいかんでも、なかなかよいよ。
しかし疲れたっす。
凄いとしたいいようのない名作。
最良の書をあげるとしたらこの作品
浅田次郎は他の作品で休憩してるかふざけているとしか思えない。

≪内容覚書≫
西太后と皇帝。
春児と文秀。
お互いを思いやりつつも、決して慣れ合えない関係の2組。
清国が滅亡に向けて走る中、4人も進むべき道を決意する。
≪感想≫
上巻はドラマレビュ...






