みんなの秘密

著者 :
  • 講談社
2.98
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本棚登録 : 95
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062089340

感想・レビュー・書評

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  • 20年以上前の作品。
    みんな不貞ばっかり。
    でも読みやすかった。

    またも、おかしな設定をひとつ見つけてしまったけれども。
    (母方の実家の姓の差出人から手紙が来たというから、母の兄弟(伯父か叔父)かと思いきや、母の姉の家だった。手紙を寄越したのはさらにその息子、つまり従兄弟からだけれど。伯母がお婿さんを取ったと書いておらず、作中の時代で田舎で、という設定だと普通そこは更に違う苗字だと思う)

  • (2016.01.24読了)
    かなり古い本ですね(^_^;)
    1997年12月発行だそうです。
    12話の短編集ですが、登場人物が次の話の主人公になり連鎖していきます。
    猥雑な話(秘密)の連続で「感動」とかはないですが、単純に面白かったです(^◇^;)

  • このお話、どんどん連鎖していきます。
    こうやって人と人とはつながってて、つながっていくのだなぁと思いました。
    すごくアダルトな内容。
    なので最初は結構びっくりしましたが・・・笑。んー。大人になることがちょっと怖くなってしまったな。

  • ちょっとした秘密を持つ人々の話。最後のはちょっとしないけど。

著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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