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みんなの感想・レビュー・書評
天山山脈の下、ある老人と羊飼いの少年との会話が進む…読み終わったあと、東洋人で良かったと腹の底から思えましたよ。
もうかれこれ20年は昔の話、NHKでミヒャエル・エンデをプレゼンターに迎えた『アインシュタイン・ロマン』という番組を放送していて、毎回ワクワクしながら観ていたのです。
その最終回はそれまでのアインシュタインの足跡を巡る内容からうってかわって虚実入り交じったファンタジー、その刺激的な物語の最後の重要なシーンに使われていたのがこの話でした。
それがきっかけでこの本を知り、手に入れた思い出の本。
これはエンデの本と共に、今でも何か迷った時には読み返してみる大切な物語。
今夜、久し振りに…
何度も読み返して理解した絵本。難しい理論も感性でとらえてる少年が素晴らしい。宇宙って素敵だなぁ…
哲学の絵本??や、物理学の絵本?難しいことはよくわからないけども、モンゴルの少年が車について馬のほうがいいと言っていたのがとても印象的でした。車は馬が行ける所でも行けない事があるから不便だ、みたいなことだったかな。不思議な読後感の絵本です。
科学技術が宇宙の全てを解き明かせる訳ではない。ただ、今のところ、それが一番正しそうなだけだ。その、一番大切なポイントを、思い出させてくれる一冊。
瞬間、時間、もののとらえ方…色々考えさせられます。
中学の時に読んで、ほうっとさせられて、凄く印象に残っています。
今知ったのですが、夢枕獏さんだったのですね。
『陰陽師』も大好きです。
「羊の宇宙」夢枕獏/たむらしげる著・講談社刊読了。
chirubonさんにお借りした本。
「...速くなるということは、時間が余ることじゃなくて、もっと忙しくなるということなんだ...」特殊相対性理論、曼荼羅宇宙、それと羊を追って生きる生活は、同じ宇宙の中、時間の中。
帯の「心の中にビッグバンが...」納得。でも静かなもの。
図書館でたまたま手にとりました。が、これはとっても素晴らしい本ではないですか!?老物理学者と羊飼いの少年のお話です。「物質は空間と時間と癖でできているんだ」と少年は言った。これだけで何時間も思い耽ることができそうです。
宇宙という莫大なスケールのものについて老博士と羊飼いの青年がかわす会話には何度もハッとさせられます。羊飼いの青年は自分なりの観点で宇宙について、速さについて、そして物質や時間について話します。
内容も然ることながら広がりのある絵がとてもいいです。
高校生の時に学校の図書館で読みました。
著者があの夢枕獏さんで、映画で有名になった『陰陽師』のイメージが強かったのですが、本書を読んで驚きました。
柔らかい雰囲気でとても読みやすかったです。
今でもたまに市立図書館で借りて読んだりしてます^^
きれいにまとまった話したと思います。
天山山脈で交わされる天才物理学者と羊使いの少年の対話。
ひとり羊の番をしながら自分の世界を、自分の言葉で、自分の尺度で深めていった少年。
彼の言葉ひとつひとつにドキドキワクワクさせられ、はっと気付かされることの多いこと。
そして、人間として暖かい皺を刻んだ老人の対等な言葉や、豊かな感情表現に口元がほころぶ。
「鳥葬の山」という短編集、夢枕獏は初めて読む。
短編集は寝る前にちょうど良い。
結末を知りたくて急いだり、夜更かしする危険性が少ないから。
この世の景色とは思えない天山山脈の景色を思い出しながら、満たされた気持ちで「羊の宇宙」の章を閉じた。
読めば読むほど好きになる不思議な本です。おはなしと絵がすごくマッチしててページをめくるたびに感動します…。もーほんと大好き!
文章は短くて一見読みやすいのだけど、とても哲学的で驚きにあふれた本。「大人の絵本」っていう言い方は嫌い。いいものは子供の時読んだって「いい」と思った。
−世界を構成するのは「羊」と…−老物理学者と羊飼いの少年が宇宙について語りあう。
大人向けの絵本。自分ならどう考えるか、どう答えるかを思い描きながら読むと楽しい。人に贈りたくなる本。
夢枕貘の短編小説が絵本に。深遠なテーマを含んでいるのに、非常に「優しい」(分かりやすいという意味ではない)絵本になっています。羊飼いの少年がもの凄くかわいい。







