- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062092494
作品紹介・あらすじ
第38回講談社児童文学新人賞受賞作
ドラムのひびきは、俺の心の花火やねん!
英二がたたく。七生(ななお)が打つ。ふたりの大阪少年が、16ビートで笑って泣かせる!
こんなに笑えて、こんなに泣けて、こんなにうれしくなる本は、ほかにない。たぶん。俺らの、ドラムにかけた思春期を読んでくれ!
椋鳩十児童文学賞/野間児童文芸新人賞
●Members〈メンバー紹介〉
・横山英二(よこやまえいじ)
アホやし、運動神経もないけど、リズム感だけはバツグンなんや。やさしいて、それにけっこう、男前。
・菅野七生(かんのななお)
音楽センスは天才的、成績優秀、超美形と憎たらしいぐらいカッコええけど、性格は、ほんまに憎たらしい。
感想・レビュー・書評
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本を読まない彼が入院したときに
勧めました。
ドラムやりたいみたいだったし。
文字が大きいし、興味があったから
一気に読んだそう。
これは万人に勧められるなと
思いました(笑)
私は関西方面出身なので読後は話す時、
方言混ざっちゃいます。 -
まるでマンガを読んでいるかのような、スピード感のある小説。こんなに勢いのある文章を書けるってすごいなぁー。関西弁でも違和感なし。
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設定としてはよくある青春小説ですが、すごく心打たれる場面がたくさんあってとても好きな作品です。
大阪弁ってところもいいです^_^ -
小学生の頃に読んだにも関わらず、かなり印象に残っている本。
細かい内容までは覚えていないにしても、この本が放つ青春の空気感はいまだに感触として残っている。 -
小学生か中学生のときに読んだのを再読
関西弁一人称小説。
不幸体質な天然アホの英二と、クールな天才中学生ドラマー七生の部活友情物語。
「だっ……だだおぉ……」は、読み返してもやはり名場面(萌)であった。 -
中学だか高校の頃に買って読んだ。今だったらラノベに分類されるんだろうか。続きがあるらしいけどそっちは読んだことない。
再読した感想は特に昔と印象変わらず。王道かつ爽やかな音楽(バンド)/部活モノで好きな感じ。
ツッコミたいところもなくはないけどまあ文章がどうのとか実際の男子はどうのとかいう話ではないと思うので気にしないことにする。
※図書館に蔵書あり -
装丁からして単純にバンド&青春ものだと思っていた。
でも、思った以上に音楽の楽しさ、耳で楽しむだけじゃなくて
体で、心で感じる楽しむ音楽というのがたくさん書かれていて、
それがすごく楽しくて、心地よくて、気づいたら一気に読んでた。
転校した中学校で思いがけず吹奏楽と出会ったエイジ。
家が楽器店で天才的な腕を持つ七生や他の仲間たちと一緒に
吹奏楽に明け暮れる日々。でもそれだけではなく、それぞれに
抱えている家庭やら何やらの問題に振り回されたり、凹んだり、
ごく普通の中学生の感覚、感情が溢れている。
舞台が大阪というのもあって、軽快なノリもこの作品の良さ。
アニメとかドラマで見てみたい気もする。
ちなみに、この作品ではロックはあまり出てきません…。 -
おもしろい。
【熊本学園大学:P.N.みーち】