最悪

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著者 : 奥田英朗
  • 講談社 (1999年2月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062092982

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最悪の感想・レビュー・書評

  • (2014.04.19読了)
    タイトルどおり、物事が悪い方へ悪い方へ転がっていく最悪の展開です(;^_^A

  • その町には幸と不幸の見えない境界線がひかれている。事業拡大を目論んだ鉄工所主・川谷を襲うウラ目ウラ目の不幸の連続。町のチンピラの和也が乗りこんだのは、終わりのない落ちるばかりのジェットコースター。「損する側のままで終わりたくない!」追いつめられた男たちが出遭い、1本の導火線に火が点いた。

  • 町工場の個人経営者。
    女性銀行員。
    しがないチンピラ。

    交わる事の無かったはずの3人が巻き込まれていく様は、当に最悪。
    重松清さんの『疾走』を思い出す感じ。

  • 同じ町に住むそれぞれの人の話。
    事件にどんどん巻き込まれ、随所で関係していく。ほんと、最悪。っていいたくなる。

  • 最後の最後まで、光も希望も出口も見えなかった。

    ただただ閉塞感を圧倒的な筆力で描かれて
    息が上手くできなかった。
    話を追うほどに
    辛さを対峙するのが嫌で。
    それなのに、止められない。

    奥田さん、やはり凄い。

    最後、少し、ほんの少しだけ
    差し込んだ出口にホッとしました。
    生きている、それだけで
    十分。

  • 3人の登場人物ごとの視点で日常が始まり、それぞれ段々と悪い状況に陥っていく。
    まったく関係のなかった3人の人生が接近していくことがわかると、途端にぐいぐい引き込まれました。

    最悪。だけど、主人公達の土壇場のセリフに哀しくも可笑しみがあって、面白い。

    なにか人生の哀しさ滑稽さと、人間味を感じる大人の作品でした。

  • 悪いことの連鎖…

  • なんか、重い、けどがんばって読み切ります!

  • 銀行員のみどり、町の小さな鉄工所社長の川内、パチンコや盗みカツアゲでその日暮らしの和也。
    それぞれが、うまくいかない出来事に振り回されながら、次第に最悪へと転がっていく。
    読んでいて気持ちが暗くなって疲れました。

  • それぞれの主人公の物語が並行して進み、それが後半重なりあうというよくある展開。3人が不幸過ぎて悲しいと思いながらも続きが気になって速読。引き込まれてる感じで読み手にほどよい満足感を与えてくれました。工場の経営者やOLといった弱者は生きていくのも大変で、社会は厳しいものだと思った。その点でとても重い。

  • ところどころで「もう最悪ぅ〜」と言いたくなります。
    物事がだんだん悪い方に転がっていき、
    悪い出来事が続く様子に気が重くなりました。

    昼間っからパチンコやってる和也の不幸は
    痛くて怖い思いをした部分くらいしか同情できないけど、
    町工場の川谷社長は真面目に小さい仕事も一生懸命
    やっきたのに、少しずつ深みにはまっていくのは
    見ていて(読んでいて)辛くなります。
    なぜ途中で立ち止まらなかったのよ!
    まだ引き返すチャンスはいくつかあったのに。

    心や時間に余裕がなくなると、追い詰められて
    判断を誤ってしまうんだ・・・
    周りに振り回されていなければ、きっと
    川谷社長も冷静に対処してやり過ごすことが
    できたはずなのに。

  • 鬱3部作などと称される『最悪』『邪魔』『無理』の『無理』を読んだ時には引いてしまってが、これは結末が“最悪”でなくてホッと一息。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/12105067.html

  • 普段読んでる大好きな奥田さんのタッチとは違う。悪い事って連鎖するんだね。気をつけなきゃ。っていうお話しでした。

  • 一つの事件に関わる4人の状況が交互に書かれていて、臨場感があった。
    それぞれ抱えている問題は違うけど、自分のことを最悪と思ってしまう気持ちもよくわかる。

  • ははは(^^;ホントに最悪だ(笑)序盤からどんどん最悪なことが作中人物に降りかかり後半で一気に挽回かと思いきや最後まで最悪(爆)いや、闇の中での小さな光くらいはあったかもだけどこのページ数でこの読後感( ̄▽ ̄;)はっきり言って好き嫌いはわかれるとおもう。好感持てる人物が脇のコビーと山口社長だけ(笑)

  • 気分が滅入っていると読んだら余計の落ち込みました
    元気なときに読みましょう

  • 金子シティおすすめの本。300ページ近く3人の最悪な人生がそれぞれに流れて、出会ってからは一気に進む。もうなにこれ…最悪すぎる…あのポップな金子シティのおすすめこれって、イメージぜんぜんちがう!最終的にはまた嫌なことは起こりえそうなリアルな終わり方。特に川谷の"最悪"は、本当にありそうで苦しくなった。

  • 川谷信次郎、藤崎みどり、めぐみ、野村和也

  • 不幸は個人のもので、他者から与えられるもので、相対的には測れないもの。だからこそ、最悪という題名が、怖い。
    最悪な事情なんて、どこにでも転がっている。現状の改善とか努力なんてことが、馬鹿馬鹿しく思えてくる。
    非道い話だ、本当に。
    いま、頑張ろうとしている人には、お薦めしません。

  • “最悪”とはこのことです、という模範的な小説(笑)

  • 奥田英朗さんは、本当にさまざまな面を持っていて面白いです。

  • 全く無関係の三人の主人公の「最悪」な出来事を綴り、
    関係なかった三人がふとした出来事で絡まって行き、また更に最悪に。

    もうやめてあげてっていう群像劇。

  • 本当に最悪だ。日頃ついつい言ってしまうけど、まだまだ大丈夫なんだよね。
    使わないようにしよう!

  • 話が暗い。奥田作品の「邪魔」同様必死に頑張っているのに悪いほうへ転落していってしまう人たちのストーリ。

    全く繋がりのない鉄工所経営者、やくざに脅かされているチンピラ、セクハラに悩む銀行女子行員が、チンピラ引き起こす銀行強盗の人質となり小説半ばからスピードアップして一気に終結へ進む。一気に読めるが、読んだ後の後味は余り良くない。

  • 金銭的な問題を抱えた鉄工所の社長とセクハラに悩む銀行員、無職の若者という三人が主人公。お互い関わり合いのない三人がある一つの事件に巻き込まれていく、犯罪小説。

    600ページにもわたる本ですが引き込まれてすぐに読み終えることができます。数年前にベストセラーになった本らしいです。奥田英朗の本は題材が社会性が強くてもユーモアがあるところが好きです。

    この本もタイトルが最悪となっていて、犯罪小説と謳っていますが最後のほうでやっぱり笑える要素が見られます。そこまでの展開はリアリスティックに描かれている分辛い描写もありますが。

    読んでの感想としてはちょっとしたことで私も加害者になることもあるのかも、ということです。追い詰められてしまったら人間どう行動するかわからない恐ろしさを特に鉄工所の社長さんの描写を見て思いました。そして犯罪を犯してしまったらそれ以前には戻れないということも強く感じました。文中にある「犯罪は多くの後悔を残す?」、という言葉が印象的です。

    そうならないためにも問題を一人で抱え込まないことが大切かな。ここに出てくる主人公たちは一人で抱え込みすぎている面も見られます。小さい問題でも一人だと大きく感じてしまう、悩みを打ち明けられる人間関係の大切さも感じました。

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