- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062101929
感想・レビュー・書評
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友だちや恋や遊びを犠牲にしながらも飛び込みに打ち込む知季はすごい。
華やかな演技をする裏には犠牲にしているものもたくさんあって、それは表面に出さないようにしている努力の結果。
合唱界でも同じことが言えるのかもしれない。何かを犠牲にしなければ、輝きは得られない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チクワがかわいかった。
そして知季も夏陽子も愛しくなる。
一途に何かに打ち込んでいる人たちはどうしてあんなに輝いているんだろうとオリンピックを見て疑問に思ったりもしたけど、当人たちは人間だからやっぱりあれやこれやと悩んでいるんだなあ。
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「著者初のスポ根小説」競技はダイビング。
あるコーチとの出会いによって特別目立ったところのなかった知季(ともき)が変わっていく。才能を見いだす能力。我々教師にも必要な眼力が人を変える。失恋し,ショックを受ける知季だが,結局自分が彼女よりもダイブングを選んできたことに気づく。早く続編が読みたい。 -
いよいよアニメにもなるようなので読まねばと。
だいぶ(ダジャレ!)前の作品なのですね。
どのように作られるのか、楽しみだ。 -
久しぶりの再読!
ノー・スプラッシュがなぜかとても印象的だったなぁ。
プールが舞台の本ということで、暑い夏にオススメしたい一冊。 -
青春時代のキラキラした感じがとてもよく伝わってきた。
飛び込みというなかなかない観点からの本が初めてでわくわくした。
とても読みやすく、一気に読める本だった。
それだからか、もっとしっかり読みたい人にはお勧めはしない。 -
ずっと読もうか迷っていたうちの一冊。飛び込みというマイナーなスポーツを通して青年の成長を描く、かなり多くの人に愛されている本だと思う。森さんのストーリーは読んでいてハラハラするというよりも、軸がはっきりとしているので何か迷った時は読みたくなる。このDIVEもまるでスポーツ漫画を読んでいるような感覚に陥った。何かにはまってうわあってなるの、うちは結構好きだ。
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結構な話題作なのですがいまいち購入までの踏ん切りがつかず… 図書館で見つけたのでこれは!と思い借りようとしたら貸し出し禁止(館内閲覧本)だったので図書館で読みきりました。
って言うか今知ったんですが同タイトルで何作かこの作者さん書いてらっしゃるんですね。
飛び込みと言う競技にかける青春!…と言う陳腐なものでもなく、でも真剣にひとつのことに取り込むってのは美しい。世間には色々な物事であふれているのに確かにひとつにだけ絞るのは躊躇する。そういうのはわかるな。
続きも是非借りて読むつもりです。 -
久々に「青春もの」を読んだ。
「高飛び」なんて全く知らない世界だったので、とても面白く読めた。