江戸の検屍官闇女

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 21
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062103664

感想・レビュー・書評

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  • うーん 苦しい。

  • 医学推理+捕り物帳。

    江戸時代での検屍官・川田弥一郎が主人公。この時代の検屍なんて、そんな大したものではないだろうと高を括っていたら、意外とちゃんとしていてビックリ。作中に何度も登場する「無冤録術」という専門書もあったようで、それなりの法医学知識が江戸時代ですでに確立されていたのかと驚かされた。
    この作家さんの本は初めて読むが、シリーズものだったのかな。主人公はもちろん、脇キャラの人間もがっちり固められていて、安定感はある。ただ、肝心の事件自体があまり面白く感じなかった。読み終えたら、意外な真相ではあったのだけれど、ちょっと長すぎたのかな。余計な人物を混ぜ込んで、事件関係者を変に多く、複雑化させているように思えた。醍醐味の検屍場面は興味深かっただけに、そのほかの場面はもっとテンポ良く、簡潔に描いてくれるとなお良かったかも。

  • 一番最初に比べると、随分面白くなった。会話もいい。

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