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著者 : 荻原浩
  • 講談社 (2001年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062104630

噂の感想・レビュー・書評

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  • 「レインマンが出没して、女のコの足首をきっちゃうんだ。
    でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」
    香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの
    女子高生達がスカウトされた。
    口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。
    販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが。
    やがて、噂は現実となり足首のない少女の遺体が発見されるー。


    林試の森で、変死体発見…。
    若い娘が全裸で落ち葉に体を埋めて横たわっていた。
    足首から先が無い…。
    事件を捜査する所轄の刑事・巡査部長の小暮と
    本庁の警部補名島コンビ。
    年下女性上司とベテランの年上部下となる二人だが、
    二人それぞれが魅力がある。
    少しずつ心を通わせて互いを認めあってゆく二人。
    二人のチームワークの良さや、真相に迫ってゆく様が
    とっても良くて引き込まれました。
    二人と一緒になって推理し、先が気になって気になって仕方なかった。

    小暮の女子高生との噛み合わない会話に笑い
    感情を表さない容疑者を心理的に追い詰めてゆく駆け引きには、
    ベテラン刑事らしさを感じ、凄いって思った。
    犯人は…うわーこっちだったか…。
    犯人とわかってから、序盤の彼の会話は…と、思うと狂ってる…。
    読み終わって分かったけど、気付かない伏線が沢山あった。

    小暮と名島コンビを微笑ましく思っていたから、
    二人のこれからを予感させるラストにニマニマしてた。
    それが…。ラスト2頁では、どんでん返し。
    意外な犯人達が登場。
    そして、最後の一行「きもさぶ」…。
    最初気付かなかった…。
    (  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! きもさぶって…気付いた時にはぞわわって鳥肌が。
    まさに凄かったです…。

    登場人物が魅力的で、テンポも良くって展開に引き込まれ
    とっても、読み易くって面白かったです。

  • 意外な最後は後味が悪かった

  • サイコ・ミステリー。
    ほんわかした雰囲気に包まれてるけど事件はむごい。
    びっくりです。

  • 「驚愕のラスト1行」に惹かれて読んで見た。
    確かにエッΣ(゚д゚lll)ってなった。
    刑事が真相に徐々に近づいていく様が、スピード感があって面白かった。

  • 「衝撃のラスト一行」で有名らしく、私もそれが気になって読む気になったのだが、そんなことはすっかり忘れて読み進め、案の定ラスト一行で「えっ?!」となった。徐々に明らかになる真相。描き方もシンプルで読みやすい。犯人を突き止め、無事事件解決。その後も少し描かれ、すっきりとした幕引きで読了…と思いきや、ラスト一行。この一行で一気に後味が悪くなる。まぁ私的にはこの一行、必要あったか?とは思った。なくても十分楽しめる作品になっていたと思う。

  • ずいぶん昔の作品なのに、ステマの手法が出てきてびっくりした。
    噂という口コミがどれだけ強力かってことですね。

    犯人は中盤で大体分かったけど
    最後の殺人はねー。。ぞわっとしました。

  • 人気のない公園で、一つの死体が見つかる。被害者は女子高生、全裸の絞殺死体には、足首がなかった。
    その頃、女子高生たちの間で囁かれていた噂があった。夜中に公園に行くと、真っ黒いレインコートを来た男に襲われ、両足首を切られてしまう。でも、ミリエルのローズという香水をつけていると襲われないんだって。

    小暮と名島のコンビはキャラが出来ていて良かったな。くっつく必要はないと思うけど。なんというかもどかしかった。結局全て後手だったのが残念。ところどころの女子高生の噂シーンは背筋が寒くなるようでよかった。ラストも。

  • 再読。
    今で言うとステマ殺人事件。
    再読でも面白さは変わらず,荻原浩らしいオッサンの哀愁と,テンポの良さがあり,話もオチも良質の大傑作。
    我が家の名作棚入り決定。

  • 女子高生の間では有名な噂、レインマンの恐怖。
    それは、広告代理店と企画会社が仕組んだネガティブな口コミを利用したのキャンペーンの手法だったはず。
    しかし、同じ手口の連続殺人事件が発生する。

    面白かったです。読みやすく、夢中で読み進めました。
    小暮さんと名倉さんのコンビのチームワークもよく、私自身は見事に騙されたまま、事件解決までたどり着きました。

    が、
    最後には、ビックリな仕掛けが。

    いや~この本はすべてそこでしたね。
    しばらくは、興奮が冷めなかったです。

    この不完全燃焼な感じ、嫌いじゃないです。

  • こういう荻原作品は初めて。広告業界のリアリティは流石。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/12257817.html

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