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- / ISBN・EAN: 9784062104920
作品紹介・あらすじ
生誕400年を目前にした世界に誇る日本文化の華、歌舞伎。その殿堂、歌舞伎座の内深くまで分け入り、篠山紀信が8×10で余すところなく写し撮った画期的写真集。
感想・レビュー・書評
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凄く大きな本。歌舞伎座の事が写真で良く分かる。玉三郎さんのコメントがあると言う事で手に取ったが、思ったよりも少なく残念だった。しかし、珍しい写真も沢山あるので見る価値はあるかも。
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この春新しくなった歌舞伎座ではなく、以前の歌舞伎座を撮った写真集。解説は坂東玉三郎。普通ではみられない角度からの舞台や役者たちの表情。また歌舞伎座という芝居小屋をいろいろな角度からも撮影している。屋根の上から(そこにはまだ海老蔵になる前の新之助がいる)の写真。玉三郎が解説しているようにまるでパリのオペラ座の屋上からの眺めのよう。オペラ座の怪人ならぬ歌舞伎座の怪人だ。
またここに載っている歌舞伎を支える若いお弟子さんたち、大道具や床山さん等の裏方さんたちの凛とした表情に感動した。彼らは誇りと気概を持って仕事をしているということがその姿からひしひしと伝わってくる。私たちはとかく舞台に立つ役者さんたちにしか目がいかないがこの「歌舞伎」という芸術は役者ばかりではなく、舞台の裏で多くの人々に支えられ、江戸時代から綿々と続いてきているのだ。昨今、歌舞伎の先行きが懸念されているがこの写真集をみれば、そのような心配も払拭される。感動さえ覚える写真集だ。 -
名もない人の集まりが、歌舞伎。
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自分で持ってはいないんだけど(!)すごかったです。ちょっとだけ中村兄弟も写ってる。