- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062107020
感想・レビュー・書評
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この本を読んで、うつ病やうつ患者のことを全部分かった気になるのは、違うのだろうな。
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クリスティーナ・リッチ主演で映画化された原作。映画の方は未見。
長きにわたり『鬱』に悩まされてきた著者(ハーバード大学卒!)がSSRIプロザックによって快方に向かったというドキュメンタリー本。
確か日本では認可されていなかったと思うが、アメリカでは『ハッピー・ドラッグ』として広く普及し、プロザックを世界で処方されている半数はアメリカ人で占めているとの事。
この本のおもしろいところはただ単に著者の闘病記になっていないところだ。
著者がユダヤ人ということもあってか、一歩引いた視点でアメリカを見ている気がした。アメリカという国の問題点を数多く描いているところだと思う。例えば、アメリカでは『中間』という考え方は『敗者(ルーザー)』を意味し、競争社会で勝ち続けるために安易にSSRIに頼っているという現実。
子供の頃からセラピストに日本では塾通いするように通っているという事。
また、獣医師は猫にまでプロザックを処方しているという現実。
日本はアメリカの10年後を確実に追いかけているような気がした。そのうち日本でも猫にSSRIが処方される日がくるのだろうか。 -
わかる部分もあるし、家庭がうまくいっていると思っている人は少ない、という文は妙に納得できた。しかし、うつ病は本人に激しい葛藤や制御出来ない感情があるのはわかっててもあたられる周りが永遠に我慢でいるわけでもないし、頼られ過ぎるとつらい。結局彼女に自己救済方法を示せるカウンセラーがいないように、人は自分で自分を救うしか無いのだろうな。
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言いたいことがあっちこっちへ。
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自分はうつ病ではないけれど、わかる部分もある。でもやっぱりうつ病って病気なんだな、って再確認。友人にうつ病のことを相談されても乗らないほうが良いって前に何かで読んだけど、確かに力になれそうにありません。医者ですらよくわからない病気だし。
うつでこんなにいろんなことに過敏になっているのはある意味自分は特別って思えることなのかもしれない。難しい…うつ病は心のカゼ、薬飲んで体を休めて自殺はしないでおこう。 -
色々な意味での安心感。
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読みかけ。うーん。
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すっげぇ落ちた…
すらすら読めるけどあたしは建設的な方が好き。