銀行狐

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 184
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062107068

感想・レビュー・書評

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  • 5編の短編ミステリー。
    やはりこの方は、銀行の内部事情に詳しい。
    各々で起こってるこういう「ミス」ってあるんだろうな~
    読みやすくて、数時間で読み終わっちゃいました♪

  • 短編でも警察視点と銀行視点で書かれていますが、やはり銀行視点からの方がしっくりきますね。短編でありながらも浅くなりすぎないストーリーなので、それぞれをもっとより濃くして長編とかにしても面白いと思う。指宿と鏑木はどっかで出てきたよな、と思いながら思い出せない自分がもどかしい。

  • 銀行を舞台にしたミステリー短編集。それぞれが面白い。

  • 今読み返すと古臭さは否めない。ただし、短編集であるが、池井戸節は充分堪能できる。さすが元銀行員!

  • 珍しく普通の刑事物かと思ったら、やっぱり銀行からめてきた。

  • 古い作品だけあって古さも感じますが、特に銀行狐はタイトルだけあって、先が気になる展開&指宿の格好良さで、とても面白かった。現在の作品にも通ずる勧善懲悪、信念を感じさせる良い作品で、短編がもったいない気がしました。最後の作品には、果つる底なきの伊木も登場し、結婚したんだなぁと。

  • 知識が身に付いた一冊。

  • 池井戸さんの本は初めて読みました。

  • 登場人物や状況いろいろ変ってるけど花咲舞~の原作?
    だよね?
    行員や刑事のおっちゃん主体でも十分面白い。
    銀行狐をテレビ版でみたかったなあ

  • 銀行ミステリーの短編集。「現金その場かぎり」と「ローンカウンター」が面白かったです。銀行には銀行の事情があって、なるほどと思いました。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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