レヴォリューションNo.3

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1991
感想 : 367
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062107839

作品紹介・あらすじ

オチコボレ男子高三年生の僕たち。武器はMoney、Penis、頭脳、上腕二頭筋、そして努力-。待望の直木賞受賞第一作。

感想・レビュー・書評

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  • 落ちこぼれ男子高校生たちのザ・青春。泥臭くて青臭くて熱血。なにかあると正面突破(笑)。単行本のこの表紙もお気に入り。

  • 男子の青春もの

  • 某日

  • 「愛してるぞ」っていうのが良い

  • 中二病の思い出。ラジオドラマも面白かった

  •  ザ・青春おもしろ小説。3つの短編からなるお話。
    物語は、南方という高校生の男の子の視点で語られる。岡田くんと堤さんの映画「フライ・ダディ・フライ」と同じ世界。映画の一年後、高校3年の話。

  • 大好き
    何回も読み返してる

  • マンガぽくて
    青春!

  • 面白かった。個性豊かなメンバーが大好き。

  • 「レヴォリューションNo.3」
    バカっぽさと青っぽさが詰まったストーリー。


    これは、新宿区の有名進学校ばかりが集まる区画に、何故かぽつんとあるオチコボレ男子校を舞台にした、バカっぽさと青っぽさのストーリーである。あぁ、ちょっぴり正義感も混じってます。間違いなく教科書にしちゃあいけない笑


    オチコボレ男子校に通学する生徒たちは、まわりから「ゾンビ」と呼ばれていた。文字通り「生ける屍」ではなく、周りは有名学校ばかりなのにそれらに感化されることなくオチコボレという意味で、屍。「殺しても死にそうにない」やつらとも言われ、後にアメーバとも呼ばれ出す。


    そんなゾンビ達は、ヒロシを中心としたゾンビーズを結成している。目的は才色兼備な女子の花園(学園祭)に入り込んでナンパをすることだ。バカっぽさ丸出しな青春。しかし、オチコボレだからとナメンナヨ、みておけ、いっちょやったるぜ。そんな反骨心もあるのだ。はちゃめちゃな高校生活。こんなん自分には出来なかった笑


    こんな青春やっちゃダメでしょ(色々乱暴なとこもあるから)と思いながらナンパは羨ましいと感じちゃう。これ、男性なら分かっちゃうと思います。なんせゾンビーズメンバーの2/3くらい(20組くらい)のカップルが成立しちゃうんですから。


    また、ポイントは、ヒロシというリーダーでしょうか。純粋にバカっぽさ丸出しな話になってないのは、彼の役割があるから。彼がいたことで、悔いなく学生生活を生きようというメッセージが強くなってます。だからといって暴力はダメだけど。

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著者プロフィール

1968年埼玉生まれ。慶應義塾大学法学部卒。1988年「レヴォリューションNo.3」で第66回小説現代」新人賞を受賞。2000年『GO』で第123回直木賞を受賞。

「2020年 『映画篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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