- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062110914
作品紹介・あらすじ
"いい日"を夢見て"いい歳"になった。人生なかば?出会いは続く。今からだって遅くない旅立ちはこれからだ。爽快エッセイ集。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
特に何の役にも立たない。しかしおもしろーい!カバーもかわいい。
-
兄と弟2人の兄弟に囲まれている。
父は作家。
なるほど。
「男を男としてみている」 -
特別心に残ることもないけど、一つ一つ、納得出来るエッセイで楽しく読めました。
-
エッセイ集です。ひとつひとつが短かったので、通勤には読みやすかったです。阿川さんの頭の中を覗いている気分になります。この方は面白いことを考えるなぁと思う一方付き合うにはとても難しそうとも思いました。
-
2008年7月8日の「週刊ブックレビュー」で阿川佐和子さんが特集ゲストとして招かれ、「婚約のあとで」という連作小説が取りあげられました。
阿川佐知子さんはこのときに初めて見ました。
阿川弘之さんの娘です。
1953年東京生まれで、インタビュー歴15年で700人ほどインタビューしたそうです。
テレビで司会もなさっています。
最近では小説を書かれています。
結婚していないそうですが、結婚に憧れ続けたので、もう結婚する気はないそうです。
「私の作品を取りあげていただいてありがとうございます」の謙虚な第一声に惹かれました。
明るいキャラで、楽しそうに話しているのが印象的でした。
体全体で表現しているのはいいですね。
私より年上で頑張られている方を見ると励みになります。
2008年9月28日に太宰府の九州国立博物館で「国宝天神さま」開催記念トークショーが開かれ、阿川佐和子さんが司会を務められました。
このときに生の阿川さんを始めて見ました。
その予習として、エッセイ集の「いい歳旅立ち」を図書館から借りて読みました。
2002年刊行です。
70編ほどの短いものが収められています。
結婚に憧れ続けたが結婚できなかったこと、父親がいまだに子供扱いすることなどがユーモアを交えて描かれています。
仕事をする女は、「若くてカワイイ女」とて「怖いオバサン」に大別されるそうです。
広島が父の故郷で太田川の支流のほとりで、阿川さんは幼少期に良く泳いだそうです。
阿川さんは護岸工事で自然がなくなっていくのを残念に思われています。
東京都世田谷区の成城に住んでいたことがあるそうです。
散歩に適した町で、緑と桜並木と畑が美しく、見知らぬ人と会話できる町だと絶賛しています。
手帳についても触れています。
日記の代わりに手帳を利用するというのは私と同じです。
父と娘の30年ほど前の写真が載っています。
微笑ましいです。
熟年離婚についても書かれています。
女は家事が好きだと男は勘違いしない方がいいそうです。
勤めていた会社を辞めて自由に生きていきたいと妻に話したら、「私も自由に生きていきたい」と妻が言ったという話が紹介されていました。
健康的なエッセイでした。
他のエッセイや小説も読みたいです。