十二歳

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著者 : 椰月美智子
  • 講談社 (2002年4月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062112246

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十二歳の感想・レビュー・書評

  • 確かに十二歳の頃はあったんだ、と思い出すような小説でした。
    それは、自分だけのことではなく、周りにいる、あの人にもあいつにも、みんなにあったんだなあ、と思うような。
    ちょっと、森絵都さんの語り口にも似てるかな?
    確かにあったあの不思議な感覚が蘇る、価値ある小説です。

  • 椰月さんは日常の何気ないこととか、ちょっとしたことだけどわかるわかる!ってのを表現するのが本当に上手だなあ。人間離れをする感覚とか、自分の名前とかを言ってみるとかすっごいわかるってなりました…
    思ってるけどうまく言葉に出来ないことを文字に出来るなんてすごい

  • まあこれまで読んできた児童文学の王道を行く感じ。小学生はなかなかはまるのではないでしょうか。

  • 小学6年生の女の子の話。同じ年頃の女の子が読むと、共感できるのかな?

  • 2014年7月25日

    装画・装丁/木内達朗(東京目印)

  • ブランチで椰月さんが取り上げられてたので、初めて読んでみた。
    たんたんと読み終わった感じ。
    人間離れはよく分からなかったけど、さえの気持ちは何となく理解できるのかなぁー。分かるような分からないような。
    もう何冊かこの人の本を読んでみようと思う!

  • 十二歳のさえのポートボール大会のシーンから始まる。

    このポートボールの響きだけで、自分の小学校6年生の記憶がよみがえる。
    今もポートボールってやるのかな~私たちの少し後の世代は、ミニバスケになってしまったような記憶があるのだけれど~

    さえは小田原あたりの小学生。
    亡くなったおじいちゃんとの思い出、ポートボールの名コンビのみどりちゃん、でも学校のチームに所属することになり、微妙に変わっていく二人の関係。
    ちょっとした違和感から、さえはポートボールチームをさぼる。
    身体の成長と、気持ちの成長がマッチしない気持ちの悪さ。
    頭痛。
    そして感じる自分が自分でないような感覚、人間離れ。

    ここからの数年間の時間は本当に辛い、その幕明け。
    これを越えないと人として一人前になれないのだろうか。
    その後の人生を生き抜くために試されているのだろうか。
    誰しも同じように、気持ちの悪い感覚のままでいるのだろうか。

    あの頃、毎日鼻血がとまらなくて、死んじゃうんじゃないかと思っていたなぁ。死ななかったし、自然に鼻血もでなくなったけど~

  • 特に何か事件や出来事があるわけではなく、たんたんと12歳のさえの日常と心境をつづった話。
    児童書だけど12歳が読んで共感するのかな?
    亡くなったおじいちゃんの当時シーンがよかった。

  • 椰月美智子作品、ほんとうにすきですわー。
    ただ、私は人間離れはしなかったなぁ。

  • 思春期の入り口にたつ少女の物語。(6月から卒業まで)

    鈴木さえは12歳。ポートボールで頑張ったり、クラスの子たちの事を考えたり、ちょっとボケてきたおばあちゃんを怖いと思ったり。包帯をかっこいいと思ったり、クラスの子の絵がすごいと感動して、しかもそれがちゃんと完成しなかったことを悲しんだり、同級生の女の子たちの足が並んでいるのを見て気分が悪くなったり、大好きな先生と上手くしゃべれなくなったり・・・
    なんでもないような日常だけど、感性豊かな12歳。


    とりとめなく続く思考の流れに、はじめはとまどうけど・・・12歳くらいってこんなだったかも、と思えてしまう。

  • 派手さはないものの、どこかひかれるような。
    さりげなく自分が十二歳だったころを思い起こさせてくれる。

  • 少し前に読了。はじめて読む作家さん。
    ぱらぱらとした断片のつなぎあわせで描かれる十二歳。人が思うほど、生や「自分」ってつながっていないのかもしれないな、と思う。はじめのうち、切れ切れな感じに違和感があったのだけど、読んでいくうちに慣れてきた。でも、オチが腑に落ちる感じではなかったから、ねらった効果ではなかったのかな。断片的な話の運びは嫌いじゃないのだけど、話題を一本にしぼった方が、描きたいことが描けた作品かもしれない、と思う。ところどころにちらっとあらわれる、読者に対する作者の子ども扱いがちょっとひっかかった。
    断片的な十二歳、というせいか、なんとなく「きのうの少年」を思い出した。個人的にはそちらの方が好きだったかな。

  • 自分が十二歳のときって
    何をどんな風に感じてたのか
    覚えていないのが残念

    やっぱり日記は(とくに10代は)書いておくべき

  • 椰月美智子さんの本「静かな日々」に、感動したためデビュー作を読んでみた。
    「静かな日々」ほどの感動はなかったが、少女の感受性の豊かさに懐かしさと新鮮さがある。
    ポートボールってもの自体 懐かしいよね。

  • 11~13歳のころ何度も何度も読み直した本
    読むたびにあの頃の自分に出逢う本
    会いたくないけど、会うと懐かしい気持ちになる

  • 自分とは何か?と問い始めた12歳のさえの小学校卒業までの日常が描かれてます。ポートボール、友達のみどりちゃんやカナちゃん、かなちゃんを好きな西田、西田を好きらしいすいちゃん、絵の上手な木下さん、凝り性のお姉ちゃん、体の不自由なおばあちゃん。どこにでもいそうな人たちが丁寧に描かれていてリアルです。12歳というのは一日や一週間がおそろしく長いのに一瞬一瞬が忙しい時期、とあとがきで作者が書いていました。そのころ見過ごしてしまった感情や気持ちを言葉に表したそうです。

  • 台下に沈んでいる本を救出。

  • さえはなんでもなれる。
    涙をこらえながら学校の図書館で読んだ。

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