日はまた熱血ポンちゃん

著者 :
  • 講談社
3.23
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本棚登録 : 69
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062114240

作品紹介・あらすじ

VIVA ME!ポンちゃんは明日もまた昇る。Someday Stop PON!ラ・フィエスタな人生をひたすら追究するお待ちかね8冊目。

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上も前の山田詠美さんのエッセイですが、面白かったです。
    酒と男とタバコがあれば幸せという詠美さんですが、これが読んでいて嫌みを感じないから不思議ですね。多分、人の好き嫌いがはっきりしているせいだと思います。旦那さんもアメリカの海軍兵だったかなぁ?なのですが、詠美さんに内緒で旅をプレゼントしてあげようとするなど可愛いところがある。まわりの友人も、出版社の人を初め、伊集院静さんとか大御所なのにただのおっさんのように描かれているし、友人も楽しい人ばかり。
    羨ましくなりました。

    意味なく、人と会うのは、楽しくも真剣な時間を共有する時。そして贅沢に空いた時間を時間でつぶしたいときと言う。久しぶりに会う人でも、昨日会ったかのように振る舞う彼女の姿勢が羨ましい。

    自分も真剣にばか騒ぎがしたい。久しぶりにげらげら笑える本でした。

  • 昔から大好きな熱血ぽんちゃん。
    でも何年かなんとなく読まないまま過ごしてしまってた。
    タイニーストーリーズ読んだのをきっかけに久しぶりにポンちゃんワールド!
    ワイン飲みたくなる、本読みたくなる、思いっきり楽しみたくなる相変わらず楽しい本。
    本にまつわる話も多くて読みたい本が増えていってしまう。
    小説もポンちゃんワールドも私にはなくてはならないものだなあとしみじみ。

  • 某地域外の図書館から「次の人がいるんだから、とっとと返せ!」(敬称略)と留守電に入っていた。
    人気があるのは嬉しい。

    すっごくツライ時に読んだ。ココに逃げ込んで正解だった。でも、何が書いてあったか今では覚えていない。

  • 借りた所:川崎市図書館
    借りた日:
    読んだ日:

  • シリーズ8作目
    綾のバイブル本

  • いつも雑誌で立ち読みしてるので最近は買ってなかった熱ポンシリーズだが、400円均一だったのでつい買ってしまう。酒飲んで遊んでるばっかりじゃねーかよ!という生活雑記なのだが、これが何故か面白い。なんか濃密な人生を生きてるなあと感心してしまう。ついでにダイエットしようかなという意気込みもそがれ、こちらもワインの栓をあけてしまうのである。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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