- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062114394
作品紹介・あらすじ
「人間五十年」-請われて妻を殺した警察官は、死を覚悟していた。全面的に容疑を認めているが、犯行後二日間の空白については口を割らない「半落ち」状態。男が命より大切に守ろうとするものとは何なのか。感涙の犯罪ミステリー。
感想・レビュー・書評
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ラストで泣きました。
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登場人物の物語を紡ぐ形で展開し、各々のストーリーは重厚で楽しめた。それに比べて結論は、そうなの?という印象。
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半落ちのまま進んでいく展開にモヤモヤしながらも、自分まで関係者になったかのように引き込まれます。
いわゆる刑事もの、事件ものでは終わらない感動があります。
素晴らしい作品だと思います! -
映画とか、まあ、評判なんで、いまさら言うことはありませんが、デビューからこの実力、たいしたものですね。
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現職警官の妻殺しから物語が始まる。謎として残る妻を殺害したあとの空白の2日間。なぜ彼は2日間さ迷い、死ではなくいきることを選んだのか。全てを明らかにするラストは謎が解ける心地好さの中に、生きることを選んだ彼の強い意思と切なさを感じる。是非一読いただきたい作品。
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最後はじーんと来ます。
人は絆によって、生かされている。