お母さんの恋人

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著者 : 伊井直行
  • 講談社 (2003年4月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062118088

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お母さんの恋人の感想・レビュー・書評

  • 青年をめぐる物語と、中年をめぐる物語。ふたつが不思議に、不恰好に重なりあうところが、本作の魅力でしょうか。

    ひとりの17歳の高校生による、愚鈍かつ実直な発想と行動によって、まわりの青年と中年たちが動かされていきます。このように冒険活劇のような展開は、作者のどの作品にも(たとえば同じく子どもたちと大人たちを描いた『三月生まれ」にも)みられず、また語りの視点もほかの作品にはみられず、氏は個々の作品で個々の挑戦をしていることがわかりました。

  • 「濁った激流にかかる橋」のサイドストーリー。「濁った激流にかかる橋」が面白かっただけに、何も舞台をこの街にしなくても良かったのではなかろうか。

  • ちょっと変わったラブストーリーですが,ラストが切ないので,私は好きです。

  • 読売賞作家が描く「右岸と左岸を結ぶ恋」。2人が出会った時、お母さんは36歳、お父さんは17歳。激流によって豊かな左岸と貧しい右岸に二分された市を舞台に描く、ちょっと不思議で切ないラブストーリー。
    2000年の作品「濁った激流にかかる橋」のスピンオフらしい。道理で設定に関する説明が乏しかったわけだ。そうでなくてもラブストーリーとしての魅力も私は感じなかった。
    (D)

  • 070524。読了。17歳男子高校生と、36歳女性(未来の「お母さん」)の人間ドラマ。
    人間描写がうまいです。愛人の養子とか、文章だけなのに人間が思い浮かぶ。お話は普通に面白いです。ちょっと変わった感性の人かも。以前借りた、『〜を捜し続ける彫刻の話』は微妙でしたが、またこの人借りてみよう。

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お母さんの恋人の作品紹介

お母さんは36歳、そのとき彼は17歳。市を二分する激流の川にかかる橋のたもとで二人は出会い、二つの恋が始まった-。

お母さんの恋人はこんな本です

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