NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA! ENTERTAINMENT)

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制作 : 影山 徹 
  • 講談社 (2003年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120654

NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA! ENTERTAINMENT)の感想・レビュー・書評

  • 【あらすじ】舞台は2013年の理想都市「NO.6」。エリート居住区に住む12歳の紫苑(主人公)は、特別警戒地域から逃走してきた少年・自称ネズミと出会う。その出会いをきっかけに、紫苑の人生は一変する。
    シリーズの1巻目。

    【雑感】紫苑もネズミもそれぞれの個性が好き。紫苑の芯の強さ、弱さも含めて他人に曝け出せる素直さを尊敬する。うらやましくもあり。
    出版から10年以上経過(2004年出版)していても、それを感じなかった。描かれる世界観、紫苑やネズミが紡ぐ言葉に、いろいろ考えさせられた。描かれるキャラクターそれぞれに、自分の芯・信がある。
    単純にファンタジーとしても楽しく読める。

  • 『聖都市』と呼ばれるほど完璧な人口都市・No.6で、幼少時に高い知能を認められたエリートとして、なに不自由なく育った紫苑。
    ある嵐の夜、傷を負った謎の少年・ネズミを匿い、傷の手当をした事で、彼の運命は大きく変わっていく。

    異分子を徹底的に排除しようとする非人間的な管理都市と、そのあり方に抵抗しようとするレジスタンスの物語…のように始まるが、ネズミの鮮烈な印象と、無垢なままに彼に惹かれる紫苑の心の動きがいい。

    何故か今まで未読だったので、1日1冊ペースで読み終えた。

    全体通しての感想は、最終巻に、まとめて。

  • 2013年9月7日、「No.6」の高級住宅「クロノス」に住む紫苑は12回目の誕生日を迎えた。台風の直撃した夜、彼の部屋へ侵入したのは「ネズミ」

    「No.6」とは、ユートピアを目指した都市。紫苑は2歳の幼児検診時に知能面で最高ランクと認定されてから最新設備の整った環境で教育を受けていた「No.6」のエリートだった。

    しかし矯正施設から逃走した受刑者「ネズミ」の逃走を助けたことで「クロノス」から追放され、母と二人で「ロストタウン」に暮らすことになった。待遇も特別コースから公園管理の仕事で学費を工面しながら労働局の技術コースに通う身となった。

    ある日公園で作業中に、奇妙な死体を発見する。またそこで一緒だった先輩が同じ状態で亡くなる。突然手からシミが広がり、髪が白くなり、急激に老いていき、呼吸困難を起こし痙攣とともに亡くなる。死後は首のシミからハチが皮膚を食い破り出てきて、飛び立った。

    紫苑は先輩を殺した犯人として、治安当局から逮捕され、西ブロックにある矯正施設へ送られそうになったが、ネズミが彼を逃がしてくれた。

    警戒心のない天然の紫苑
    その母親の火濫(からん)
    意外に文学に詳しいNo.6を憎むネズミ

  • 高度に管理された世界、NO.6
    そこに暮らす少年紫苑はある日ネズミという少年に出会う。
    傷の手当てをして別れたが、のちに彼が命を救い、新しい世界へ連れて行ってくれる。

    これからどんどん話が進んでいくんでしょうが、わくわくさせるところで終わり。

    しかし、いかに幸せとはいえ、すべての物事に口出しされる管理社会ってどうなんでしょうね。犯罪件数は減るだろうけど、人間の幸福度、満足度って上がるのかしら。

    所で、紫苑とネズミにBL臭を感じたのは私だけ?

  • 今の日本とかぶる。

  • ユートピアからの放逐。

    壁の内側からは外側は見えない。見えないし、内側にいる者からは存在していないにも等しい。
    無知で傲慢で、幸福な者たち。

  • 表紙が怖くて敬遠していた本。
    今にもこの人物が迫ってきそうじゃないですか?

  • エリートだけの住居があるNO.6というエリアでの、近未来SF小説。エリートの少年紫苑とエリア外から侵入してきたネズミという謎の少年。
    反発し、ぶつかり合いつつも、互いに認めあって信頼、友情を深めていく2人。
    NO.6の中では謎の病気で人々が倒れていく。
    自分の生きている社会に疑問をもち始めた紫苑・・・。
    謎が謎を呼ぶ、極上のエンターテインメント小説。
    【加東市中央図書館】

  • 【再読】いつまでたっても完結しないので、はじめの方をすっかり忘れてしまった。読み返してみると、中高生向け?と思ってしまう内容。難しい。テーマが深くて、かなり黒いです。
    2011/3/8読了

  • YAだから読みやすいのかな?舞台は2013年、『NO.6』という未来都市。全市民の情報が管理されてるSFの世界観。優れた能力の持ち主は恵まれた待遇が与えられる、ヒエラルキーがはっきりした社会。社会に含まれない者は都市の外『西ブロック』に住み、NO.6と同じ人間として扱われない。主人公の紫苑は優れた者として育つが、1度(NO.6社会としての)間違いを犯し、政府に追われ西ブロックに逃れる。過去日本にもあった制度や、とある国をイメージさせて、今後の展開が楽しみです。文庫も読みたくなりました。

  • 以前に一度読んで、1巻の途中で挫折したんだけど、アニメを見て、ちゃんと原作を読んでみたいと思った。で、実際読み直してみると、アニメを先に見てしまったことを後悔した。世界観はとても創り込まれてるし、内容も軽率なものじゃない。児童書だからか、文章表現は平易で、そこが少し物足りなく感じるけど、それでもやっぱり、映像より文字の方が不思議と重みを感じられる。だから、映像を見る前に先に読めば良かったなあ。
    …と思いつつも、以前、読むことに挫折したのは世界観が難しいと思ったから。でも、「難しい」ところを先に映像で見て、読みながらある程度イメージできるようになったからこそ文章を読むことが出来るようになったのかなと思うと、先に映像を見て良かったのかな。

  • 【図書館本】アニメを観て原作に手を出した逆輸入パターンw 終わり方はイマイチだけど、比較的面白かったので楽しみ。 初読み作者。文章は読みやすく、流れもスマートで何よりネズミさん……いや、キャラが素敵。世界観はアニメでの予習がなければ把握できてないかも。アニメで大筋は分かってるけど、面白かった。やっぱり文字の方がキャラの心情とかストレートに伝わる。嵐の日に叫ぶ紫苑とか、自分では気付かないNo.6に対する違和感とか。これからの動きも、そういうアニメでは分からない部分が楽しみ。
    余談。挿絵代わりのあの写真が意味わからなくて邪魔。世界観を壊している気がする。あと、奥付の後ろの白紙ページは何だろう? 余談の余談。紫苑とネズミの出逢いが2013年だったことに、読むべき時に読めたとほくそ笑むw

  • 高校生の時に読んだ本で、私の中でもかなり上位を争うお気に入りの作品です
    この作品の魅力は何と言っても主人公紫苑とネズミの関係ですね
    友達?恋人?ライバル?
    私が表現するとしたら「ディープな友情」ですかね
    二人が恋人のような行動をする衝撃のシーンなどありましたが
    私はそこに純粋で本能的なものを感じました
    死と隣り合わせのを世界を共にしてきた二人のそれは
    一言では表しにくい彼らの関係のように深い意味が表されているようで・・・
    尊敬、憧れ、信頼、愛、依存、憎しみ
    様々な感情が渦巻く魅力的な関係です

    アニメ化もされていましたが、私は断然原作をおすすめいたします
    この物語ではそれぞれの心情がかなり重要であり
    ですからほんの少しの動作や会話の間で随分印象が変わってしまうのです
    さらにグロテスクなシーンなども多々ありましたが
    私もそういう場面は苦手なものの、それがよりこの作品の質を上げているようにも思います
    本である分、想像力により一段とリアルに印象付けられ
    しかしそれは裏を返せばプラスであり
    読者に多大なスリルと臨場感を与え、そんな場に立つ登場人物の言葉は重く深く
    濃厚な世界観を作り出しています

    作者のあさのあつこさんは女性ですから、女性の書く少年像は男性読者には多少違和感があったりするかもしれませんね
    しかし女性ならばむしろより読みやすく魅力的だったりもするのではないでしょうか
    もちろん男性も楽しめると思いますが・・・
    少なくとも私は楽しめたので、ぜひお勧めしたいですね

  • バッテリーの勢いで読みました‼
    友達に借りて、読んだら、めっちゃ面白かったです‼これは、神‼
    あさのあつこさんの本って、やっぱり、現実から本の世界へ読み込みますよね。なんか、夢中になって、時計も見る暇ありません‼これは、読まないと損っすよ。

  • アニメを先に見ていたので、場面がすぐに浮かんできて読みやすかったです。
    ネズミと紫苑のやりとりがいいですね。
    舞台は2012年だったんですね。

  • とても面白い。 いままで私の読んだあさのあつこ作品とはまったく違う!
    これぞ、YA!な作品です。
    シリーズとしてよみ続けようと思います。

  • バッテリーとは全く違う作風。子供向けにはこっちのほうがいいんだろうけど、内面に踏み込んでいるバッテリーのほうが好みかな。1冊目にして、話の方向が見えてきているような感じなのも子供向けなためかな。でも、話をどう持って行くのか興味があるので、続きも読んでみよう。

  • 小学生の時にふと手にとってあまりの面白さに震えました。あの時の衝撃は社会人になった今でも忘れられません。読み終わった後も余韻が続く、引き込まれる世界観です。

  • 私が本好きになったきっかけの作品。相反する環境を描く力はぴかいちなあさの先生の、疾走感あふれる少年たちの物語。ネズミと紫苑さんの関係は言うまでもなく、あとイヌカシが好き!

  • 人間を能力で区分し、IDで管理する世界。

    何かと設定が似ているな~と感じながら読み進め、
    『百年法』だ!と気づいた。

    ただ、こちらの方がマンガ的というか、
    青春小説の傾向が強い感じ。

    テンポよく明らかに面白いのだが、
    少し設定や世界観が薄く感じた。

    もう少し若いころ、高校生の時くらいに
    読めたらきっとはまったと思う。

  • 続きが気になる。

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