- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062121064
感想・レビュー・書評
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今は亡き「中島らも」の}所属していたリリパットアーミーの団長をつとめる「わかぎゑふ」の本を買った
主人が大阪弁のいっぱい書いた包装紙を作るというので3冊ほど買った大阪弁辞典のようなものの1冊なんですけどね
全部読んでみてわかった事は「大阪弁辞書」で真面目なものは1冊もなかった!という事です(^▽^;)
ま、予測できる事ではあるんですけどねー
で、その中の1冊であるこの本が読み物としては1番面白かったんです
私も知らなかった地方の方から見た大阪人が書いてあって、目からうろこも何枚か落ちました
びっくりしたのは。大阪弁はおっとりした地方の方は「怖い」という印象もあるらしいのですなぁ〜
普通には会話できても、一旦「大阪弁」でまくしたてたり、怒ったりするとかなりなガラの悪さを感じるようで御座います
かくゆう私も大阪の河内生まれで御座いますゆええげつない大阪弁をたしなんでおりのですが・・・やっぱしふだんは気をつけて喋ってるのですよーこれでも・・・
うちの母親なんかもかも当然河内うまれですから、ふだんはエルメス、シャネルなんか着てお上品に見せておりますが、いざプチンと切れると・・・
「あのガキいてこましてもたろか!?」とかw
「ドブから出てきたみたいなおっさんが何ぬかしとんねん!?」やら・・・つらつらと信じられない言葉を吐き捨てます・・・
相手が大阪人ならここからえげつない罵り合いが始まるわけで御座いますが
運悪くも関西圏からはなれたお方でしたら・・・・男性であってもすんでしまうようで御座います
昔、海のある村に家族で遊びにいった時に浜辺で些細な事から地元の怖いお方の家族と口論になった事があったんですけど、これもやはり父を援護射撃する母のえげつない大阪弁で相手のお方は芋をひかれてしまいました・・・
※ 芋をひく=気をされる または あとずさる
それとは反対に古き大阪弁は「ほっこり」としたニュアンスが含まれており「情緒」というか「暖かさ」ではなく「ほっこり」があるというのはゑふさんと同意見で御座います
この本にも書かれてましたが、女性が使う「かんにん」には妙な色気を感じますなぁ
新婚当時にした夫婦喧嘩が私の「かんにん」一言で終止符をうてたのもうなずけます
ガーーーっと怒ってる主人に「かんにん」の一撃はさぞや原爆の威力にも等しくもあったので御座いましょう
「お?おぅ・・・」と黙ってしまいましたwww
是非とも若い大阪の女の子にも使ってほしい忘れ去られそうな大阪弁の1つですなぁー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大阪弁についてのエッセイ。大阪弁はきっつい印象があるけど、実は敬語が多い言葉でした。京都が近いせいだろうか?ヤンキーの兄ちゃんでも「お寺さん」とか言うんである。ギャップが・・・。