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この作品からのみんなの引用
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だからな、思うにお前が、豆腐小僧が妖怪の完成型だ。お前を見ても怖がる者はそうはおらぬ。しかしてお前は―総大将の血を引く純粋な妖怪だ
― 641ページ -
「我等は文化なのだ。知性なのだぞ。それが-どうだ。あの様(ざま)は。知性のかけらもない。結局あいつらは文化を捨てているのだ」
― 641ページ -
「そうだ。ただ怖い、ただ恐ろしい、おっかない-これはな、獣でも思うことだ。その、何だか解らないモノと戦うことが生き物の歴史そのものなのである。しかし戦うばかりが戦術ではなかろう。封じ込め、祀り上げ、共存すると云う手もあるわい。訳の解らぬ怖いモノを、畏怖心、嫌悪感、不快感と細分化し、更に様々な解釈を加え、それぞれに規定して、爪を抜き牙を抜いて飼い馴らし、最後には笑い物にしてしまう-その笑いモノこそが我等妖怪なのだ」
― 641ページ
みんなの感想・レビュー・書評
一時期映画化して話題になりましたね。けっきょく見ていないけど、どうだったんでしょう?この本を読む限り、豆腐小僧はかわいいです。どんでん返し(?)もかわいらしくて気持ちいい。お気に入りです。
豆腐小僧は和みキャラだけど、だからどうした的な感じで、途中で止まったままになっています。
続きを読みたい気もあるけど、どうにも優先順位は低いです。
続編も気になるけど、読む優先順位が上がらない限りは買わないかも。
豆腐小僧が超かわいい…!
袖引き小僧のことを「袖引きちゃん」って言って、2人でトコトコ歩いているのもかわいい…!!
妖怪とは何かといううんちく話が続くところもあるんですが、落語調でとっても読みやすいです.
何度も言うけど、妖怪たちがとっても個性的でかわいい!!
本棚に加えたくなっちゃいました.
豆腐小僧のお馬鹿さにただただ和んだ一冊。
お手軽に読めてよいです。
妖怪の定義ってなんだか新鮮でした。
ちょっと前に映画?だかになりましたよね。図書館で借りてみました。面白かったです。
それにしてもかくもマヌケと言うか存在意義がよくわからない妖怪が昔は存在したんだなあと感心しました。面白いものだ。そして相変わらずの京極節と言うか説明長いなあ。妖怪がこんなにきちんと自己認識とその世界観を把握しているとは。なまじっかの人間より学がありそうです。途中解説にはダレましたが豆腐小僧のかわいらしさに救われた感じです。
最後は駆け足で読んでしまいましたがそのうち買ってゆっくり読みたいなあと思いました。
妖怪についての講釈もさることながら、概念の妖怪が跋扈するというのがユニークでおもしろかった。概念が主役を張る機会はそうそう無いと思うので、作者にはこのシリーズを大切にしてもらいたい。
夏くらいに読み始めたから半年くらい読んでいたことになる。
回りくどいのは京極作品のいつものことだけど、いや、しかし長かった。
妖怪たちは恐怖心と現実の現象との間にいる。
妖怪とは何か?
そのうんちくが江戸前落語・講談のように書かれていて分厚いのに読みやすい。豆腐小僧はそのうんちくを語る上で大冒険するヒーローなんだけどこれまた憎めない。本棚においた本は豆腐の形をしてます。そういう演出もまた小粋で大好き。
京極夏彦の小説は落語として演じられることも多かったと聞くけど、やっぱりこの豆腐小僧のうんちくじみたところは活字で頭に入れた方が心地よいです。
映画のかわいい”豆腐小僧”のイメージは新しいが、江戸時代の黄表紙で人気を博した妖怪「豆腐小僧」が旅をする!
「消えたくない!」一心にお盆の豆腐を気遣いながらの珍道中
【志學館大学】ニックネーム:夢馬日和
さくさくと(笑)。
うーん人間くさいよなぁ、豆腐小僧…。勝手に同情して自分の同上押し付けたり。
京極さんの弁はやはりすごい。こんだけの厚みを読ませるのだものなぁ…!
妖怪とは人間が、怖いこと不思議なことを説明したり自分で解釈するために作り上げた概念という発想で、物語はコミカルに展開するのですが、薀蓄が少々多すぎて長い…。
でも、クライマックスは、人間の愚かさとか、妖怪がなぜ今のような形に描かれたのか、納得させられた。
ラストの豆腐小僧の立派な振る舞いに思わず拍手!
現代の通俗的妖怪概念である「妖怪=キャラクター」を表すに最も適しているであろう“豆腐小僧”が繰り広げるドタバタストーリー。
地の文も会話文も抜群のユーモアセンスでリズム良く読んでいて楽しい気分にさせられる。ラストの盛り上がりとまとまり方もさすが。
八百八狸が陰謀を企んでいるあたりや、豆腐小僧のぼけっぷりはかなり面白かったけど、ちょっと、蘊蓄が多く読み疲れちゃったので、星三つで!
まず語り口が落語調なのが気になりました。
そして少し、お話に入っていくまでに時間がかかりましたが、填ってしまうとなかなか面白かったです。
だんだん豆腐小僧のお馬鹿さんぶりが、バカバカしくも愛おしくなってきました。
電車で読んでると思わず吹き出して困るくらい面白かった!ラストも満足。だけどちょっと長くて途中でダレた。

初京極夏彦。話が長くて一回だれたけど、読み終わってみると面白かった。得たいの知れない恐怖に姿形、理由を付けたのが妖怪で、恐怖を克服するため、共存するために牙をぬいたのが滑稽な妖怪、豆腐小僧という解釈は...






