レモン・ドロップス

著者 : 石井睦美

• 講談社 (2004年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

結局、思春期ってのがいけないんだと思う。少女期の繊細な恋心を守るため、彼女は三日月形のレモン・ドロップを手にした。10代の光り輝く一瞬を閉じこめた硝子のような物語。

感想・レビュー・書評

[鈴木さんの感想 · 2012年8月18日]

児童書だけど、全年齢層向けだと思う。

文章の雰囲気がいいな。

あとがきが、よかった。
「大人」についてほんとうのこと（と私が思うこと）が書いてあったから。

[kaobulogさんの感想 · 2014年9月27日]

レモン・ドロップスの描写がすごくきれいだった。
あとおじいちゃんとおばあちゃんのダンスとか。
すごい、よいテンポで話が進んでたので最後が唐突に始まって終わった気がしてしまった。ということでもう一歩。

[syounenaliceさんの感想 · 2013年6月29日]

とても読みやすかった。少女時代の空気感がリアルだなと思いました。
お話がちょっと短かったのが残念。
もう少し読んでいたかった。
去りにし日々の光は、読んでみたいと思いました。

[きゅうりさんの感想 · 2015年4月20日]

ザ☆思春期って感じの話
あとがきの心は思ったほど大人にならないって本当そうだよなぁ
真希ちゃんより美希ちゃんに共感してる自分とかまさにソレ

[nyattu72さんの感想 · 2014年10月22日]

思春期どストレート。ほっこり。
子供をとりまく大人がいい味出してるのが、いい。

[msachi31415さんの感想 · 2013年10月15日]

楽しい

[クロシロさんの感想 · 2012年3月16日]

きょう読み始めて、先ほど読了。はじめての作家さん。図書館では大人の本のコーナーにあったけれど、カテゴリはこちらで。
ことば遣いのやわらかさはけっこう好き。そして、美希の立ち位置やそこからのほかのひとたちの描かれようも。でも、描写がちょっと散逸してしまっている印象があって、いまひとつ入り込みきれないまま、焦点を手さぐりしたままおわってしまった感じ。読感自体は好みなだけに、それが残念。
ほかの作品も、いくつか読んでみたい。

[coromoさんの感想 · 2012年1月24日]

ちょうどよいタイミングで読めました。
中高生の時に、読んでみたかったという気持ちもあるけど
ワンテンポ成長ずれてる私は
「今」でちょうどよかったのかも。
いろいろ共感したり、ふむふむしたりしました。

[minami111さんの感想 · 2012年1月14日]

優しい気持ちになれる大好きな本(^^)

ちょっと前に一回読んだことがあるだけなんですが、また読みたいです。

[tata0113さんの感想 · 2011年11月28日]

中高生向けの本らしいのですが、小学生高学年から中学生くらいが読みやすいのでしょう。
家族のこと、友達のこと、好きな人のこと、自分のこと
十代前半は、行動範囲が狭いのに、毎日忙しかったことを思い出しました。

著者プロフィール

作家、翻訳家。子どものための読み物に「すみれちゃん」シリーズ（偕成社）、創作絵本に『100年たったら』（アリス館）、翻訳絵本に『せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子』『おばけのキルト』（小社）など。

「2022年 『色とりどりの ぼくの つめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」