そらいろのクレヨン

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 52
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062124713

作品紹介・あらすじ

死んでゆく子供は、死んでゆく大人よりもずっと大切だったから…こんなにも愛は、魂を揺さぶるものなのか。心がざわめき、深い感動に包まれるかけがえのない五つの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 14/06/28

    5つの短編集。最初の「かなしぃ。」を読み終えて、この著者のは合わないなと。他は読むのやめて、表題の「そらいろのクレヨン」だけ読むことに。
    整ったきれいな文章だけど難病の子どもの話はつらいなあと。

  • どれも読んでて好きな感じなのに、あとで題名見ても思い出せず、あまり印象に残らなかった。

  • 「詩人の恋」が一番面白かった。
    どの話にも、大人の痛悲しさがひそんでいた。

  • うーん。なんか、読んだことがあるような気がしてならないんだけど、いつ読んだんだろう?と。 さらっとしてるけど、中味は結構、重い。

  • 難しい・・・ちょっと違う、という気がしてしまった。
    どれも似たような話を読んだことがあるなぁという気もした。

  • 全部の話の終わり方が好き。

  • 死んでゆく子供は、死んでゆく大人よりも
    ずっと大切だったから・・・
    『1989、東京』も良かった。紀江さんすてき。

  • 死んでゆく子どもは、死んでゆく大人よりもずっと大切だったから…。
    こんなにも愛は魂を揺さぶるものなのか。
    心がざわめき、深い感動に包まれるかけがえのない、五つの物語。
    時間の流れを思い出して。貴方は二十歳のときの事を、覚えていますか…?

    どの話も読み終わった後、もっとこの話を読んでいたい、と思った。
    切なくて哀しくて悔しいけれど、まだ続きを読んでいたい。
    そんな不思議な作品ばかりだった。
    「そらいろのクレヨン」に出てくる言葉(下記)が大好き。

    神の存在を信じるくらいにまだ幼く、「きっとよくなるよ」という言葉を疑うくらいには、多分、大人だった。

  • 日常の切り取り方が、自分とはピントが合ってない部分がちらほら。

  • 五編の短編。全編とも作者の実体験に根ざしているのかなという印象。
    「かなしぃ。」はクラス会企画が頓挫している自分にとっては
    再びモチベーションをあげてくれる内容だった。
    「詩人の恋」「セイロンの三人の王子」「1989、東京」はちょっと、こちらに
    表題作は、粋な小説家の言葉が心に残る。

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著者プロフィール

1959年、秋田市生まれ。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年に刊行したデビュー作『水曜の朝、午前三時』が各紙誌で絶賛されベストセラーになる。他の著書に『八月十五日の夜会』などがある。

「2023年 『美しき人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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