- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062124713
作品紹介・あらすじ
死んでゆく子供は、死んでゆく大人よりもずっと大切だったから…こんなにも愛は、魂を揺さぶるものなのか。心がざわめき、深い感動に包まれるかけがえのない五つの物語。
感想・レビュー・書評
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14/06/28
5つの短編集。最初の「かなしぃ。」を読み終えて、この著者のは合わないなと。他は読むのやめて、表題の「そらいろのクレヨン」だけ読むことに。
整ったきれいな文章だけど難病の子どもの話はつらいなあと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どれも読んでて好きな感じなのに、あとで題名見ても思い出せず、あまり印象に残らなかった。
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「詩人の恋」が一番面白かった。
どの話にも、大人の痛悲しさがひそんでいた。 -
うーん。なんか、読んだことがあるような気がしてならないんだけど、いつ読んだんだろう?と。 さらっとしてるけど、中味は結構、重い。
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難しい・・・ちょっと違う、という気がしてしまった。
どれも似たような話を読んだことがあるなぁという気もした。 -
全部の話の終わり方が好き。
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死んでゆく子供は、死んでゆく大人よりも
ずっと大切だったから・・・
『1989、東京』も良かった。紀江さんすてき。 -
死んでゆく子どもは、死んでゆく大人よりもずっと大切だったから…。
こんなにも愛は魂を揺さぶるものなのか。
心がざわめき、深い感動に包まれるかけがえのない、五つの物語。
時間の流れを思い出して。貴方は二十歳のときの事を、覚えていますか…?
どの話も読み終わった後、もっとこの話を読んでいたい、と思った。
切なくて哀しくて悔しいけれど、まだ続きを読んでいたい。
そんな不思議な作品ばかりだった。
「そらいろのクレヨン」に出てくる言葉(下記)が大好き。
神の存在を信じるくらいにまだ幼く、「きっとよくなるよ」という言葉を疑うくらいには、多分、大人だった。 -
日常の切り取り方が、自分とはピントが合ってない部分がちらほら。
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五編の短編。全編とも作者の実体験に根ざしているのかなという印象。
「かなしぃ。」はクラス会企画が頓挫している自分にとっては
再びモチベーションをあげてくれる内容だった。
「詩人の恋」「セイロンの三人の王子」「1989、東京」はちょっと、こちらに
表題作は、粋な小説家の言葉が心に残る。