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みんなの感想・レビュー・書評
夫婦っていろいろ難しい。
似たもの同士だから分かり合えることもあれば、似ているからこそわからないこともあるんだなぁと。
少し昔の作品だからか、最近の角田光代の書くものとは少し趣向が違う気がする。
夫婦ものは未婚の私にはまだ早いのかもな……。
夫婦ってなんだろう?
愛でも嫉妬でもない、
何かもっと厄介なものを抱えて、
私たちはどこへ向かうのだろう?
「さんね~んおどってぇー、ひゃくねーんわーらーう、
小声でうたいながら、右手に持った洋服屋の紙袋と、左手のスーパーのビニール袋をふりまわすようにして、駅へと続くゆるい坂道を田所房子はくだる。」
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2011.9.3読了 こういう作品を評価するのは、苦手だ。好きじゃない... 続きを読む »
幼い頃は天才少女と言われるくらい記憶力がよかった田所房子と宗二の夫婦を中心に夫婦のありかたはどうであるべきか?職場近くに部屋を借りた宗二はそこに逃げ込むように家庭から逃避、房子は実家に通い頼りきっている。人間関係が希薄で白けきった夫婦、本当には共感できないなぁ!
家のローンを返すために忙しいから会社の近くに部屋を借りるのは本末転倒だと泣きながら不倫の疑惑は口にできない妻。
人生はビジョンであると言いながらそのビジョンが現在見いだせない夫。
夫のことを非難していた母から離婚に反対されたり夫の不倫相手と言い合ったり夫の母の再婚に入れ込んでみながらえーとこの小説は結局なんなんですかね、だから私はこういう話を表現する感性を持たない。
日常的な生活の延長にある家族や夫婦のつながりを改めて感じさせてくれる。感情のすれ違いなどが、さりげなく描かれる。
夫婦である前に男と女。そして他人と他人。
長い間一緒にいても、相手のことをどこまでわかっているのか疑わしい瞬間に出会うことはよくある。
こんな感情を味わっている夫婦って山のようにいるのだろうな。
夫婦ってなんだろう?愛でもなく嫉妬でもない、何かもっと厄介なものを抱えて、私たちはどこへ向かうのだろう?傑作長篇小説。
3時間足らずで読了。 時々思うことがある。 親子はもちろん血縁。子どもたち同士ももちろん血縁。 だけど、夫婦は他人だ。どこまでいっても、何十年連れ添っても、私たち家族の中で、唯一、夫婦だけが他人同士。 親子や兄妹は、どうあがいても何があっても、切っても切れない血縁があるけれど、夫婦は紙切れ一枚の契約者同士なだけで、なんの血縁もない。それまで別々の暮らしをしてきた他人同士が、ある時か... 続きを読む »
世の中の夫婦、家族であたりまえのように起こっている「ごたごた」が、飾り気なしにそのままが、描かれている。本の中にはすんなり入れて、文章もリアルで読みやすいが、読んで得した気分にはならなかった。
私は、本の中では現実とは違う世界を見つけて癒しや励みにしたいほうなので、こういうドロッとした話はちょっとニガテ...。
たまたま、「八日目の蝉」と2冊いっぺんでした。
角田さんの本は、ゆっくりと、ではなく
一気に読んでしまいたくなる。
それぞれが、なにか生み出すものをもっていなければ
ただぼんやりと流され生きているだけでは
ふたりでいても 生み出されるものはない。
きっと片方だけでも、
相手が生み出してくれるのを待っているだけであっても
きっとうまくはいかないのだろう。
馬鹿みたいな、かっちょわるいことでも
なにかがむしゃらにやってみたら
見えてくるものがあるんですね。
そこに気づいたときから、
きっと育まれていくと信じたいな、とおもうラストでした。
房子が冒頭で歌っている歌は
ローザ・ルクセンブルグの「デリックさん物語」です。
歌詞ちょっと間違えて覚えてるみたいなので
訂正してあげたいですwww
それはさておき、角田光代さんの描く人物はみな一様に
不器用と言うか、変わっているというか、なんというか…。
毎回まったく共感出来ないのだけれど
最後まで読んでしまう不思議な作者さんです。
今回、宗二においては、かなりイライラしました。
なんなのこの男はーー!
家があるのに別々に暮らす夫婦
夫婦ってなんだろう?愛でもなく嫉妬でもない、何かもっと厄介なものを抱えて、私たちはどこへ向かうのだろう?
日常なのに 非日常のような内容
最後で少しほっとします
続けて読んだせいか、連作短編集的な体裁が似ているせいか、
「空中庭園」と印象がかぶる部分も。
こちらのほうが小品かなとも思うが、結構好き。
こういう、ピントのずれたエキセントリックな人物を何人も、
どうしてこんなに生き生きと描けるのだろう。引出しの多い人だ。
ダメ夫婦のダメな話。
たまプラーザに家があるのに、高円寺に部屋借りちゃう夫もだけど。結局不倫してるし。
長津田(だっけ)の実家に帰ってばっかりの妻もどうか?!
核となるもののない夫婦だからこそある話、なのかな。
未婚なのでその辺がわからないわぁ。
先月から始まったNHKの「私の1冊 日本の100冊」という番組で、タレントの光浦靖子が角田光代の「八日目の蝉」という本の紹介をしていましたが、そこで語られる小説の内容を聞いているうちに、この本に強く興味をひかれました。 角田光代という作家は以前から気になる存在で、いつか作品を読んでみたいと思っていた作家でしたので、この機会に読んでみようと、さっそく図書館へ行って、この本を探したのですが、残念なが... 続きを読む »
図:内容(「BOOK」データベースより)
夫婦ってなんだろう?愛でもなく嫉妬でもない、何かもっと厄介なものを抱えて、私たちはどこへ向かうのだろう?傑作長篇小説。
こんな夫婦。結構いると思う。
角田さんの本を始めて読んだ。
なんでもない日常を、切り取って、拡大して、裏とか、斜めとかから見たら、
居心地の悪い世界が広がってたという感じ…。
ビジョンとか、テーゼとか、仮定とか、
お互いに分かち合うものを持たない二人は夫婦であってもゼロだと、
う〜ん、なんかヤだなぁ。共感したくない。
こういうジャンルの本は、読後が暗くなっちゃいますね。
うーん‥あたしにとって、角田光代さんによくあるパターン。平凡でつまらない誰もが送っているはずの現実をとことん描く、みたいな。でもそこから何も読み取れなくて、あたしはいつも戸惑ってしまう。読んでいると心の中がざらざらしてくる。







