昭和の皇室をゆるがせた女性たち

著者 :
  • 講談社
3.10
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062126052

感想・レビュー・書評

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  • 2017/8/26
    これも歴史なんだな
    たとえ皇室や貴族といえども、時代背景が複雑で、困難でもあり今とは違った苦労も多いから

  • 全てが短編だったので、残念。
    長編で読みたい。
    戦後しょうもない皇族が庶民になったのはいいことだ。
    騙されて丸裸にされたのは哀れと思うが、それだけ人望が無かったのだろう。

  • 非常に興味深かった
    もっと長編のリポが読みたい
    登場人物がそろそろ故人になりそうなので
    亡くなるまでの後日談を
    河原さんに書いて欲しい
    4.5点

  • 皇室の方々がみな裕福な生活をしているわけではなく 特に女性は結婚して皇室を離れると生き様が変わってくる
    そんなことを実感した

  • ドラマティックな歴史が昭和の日本にもあったのだと、高貴な女性たちの一生とスキャンダルに驚きです。昭和皇后の義姉・松浦董子(早世した久邇邦彦の妻)の貧しく寂しい創価学会信者としての晩年。昭和皇后が信頼した女官・今城誼子を魔女と呼んだ宮内庁との確執、中宮寺の尼門跡(深窓育ちの一条尊昭門跡)と16歳年下の学生の恋の逃避行、80歳の時に三笠宮の双子の妹であることが確実とされた山本静山門跡、その他、天皇家・宮家・摂関家などの高貴な家に生まれたために不幸だとしか思えない人生を歩んだ女性たちが次々に登場します。紀宮の婚約内定は喜ばしいことですが、敬宮の将来はどうなるのか、と思います。

  • 高貴な身分の方であっても必ずしも平和で幸せな人生のお人ばかりではない。特に、戦後の宮家解体・臣籍降下によって、思わぬ辛酸をなめた方々も多く、そのご苦労されたエピソードが紹介されている。


    また、三笠宮殿下に双子の妹君がおられたとのことで、筆者の執念とも思われる調査結果が披露されている。関係者とご本人がいくら否定をされても、きっと妹君であられたのだろうと思わされる。
    ただ、読後、なんとも言えない、嫌な気分が残った。
    ゴシップ的なのだ。
    筆者は皇室ジャーナリストとして著名だが、ジャーナリストとして、
    関係者たちが隠しておられることをあばいて、果たして筆者は何を証明・主張したかったのだろうか。
    妹君がおられたとして、おられたことがどうなんだろうか?
    そこがよくわからない。

  • 皇室出身者の方に尼さんが多いことから、読みだした本。皇室ゆえに時代に翻弄されて、数奇な運命をたどった女性の話はまさに「事実は小説より奇なり」
    何人かの方がピックアップされているのですが、もっと深くその後談などが知りたくなります

  • 取り上げられている人たちは高貴な立場の人たちだけど、なんだか週刊誌のゴシップ記事を読んでるみたいな気分。

  • 09.07

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