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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
えっこれで終わり?みたいな印象。熱を持たない男って、扱い方に困る。アーリオ・オーリオの叔父と姪の関係ぐらいがいいのかも。
2005年本屋大賞ノミネート作品
(第30回川端康成文学賞受賞)
【利用状況】
http://lib.nit.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00021155&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB
どうにもならない相手でもつながらずにいられない女。結果を期待してしまう恋愛が多い中でただただ思ってしまう彼女は悲しいし、時に惨めだけどどきどきしてしまった。「ばか」と言われて安堵する女の気持ちがわかった。
叶わない恋。叶わなくて良い恋というのでしょうか。
微妙な関係のふたりのストーリーを、
小田切孝の言い分でまた違った角度からのストーリーが描かれていて、
とても不思議な世界観を感じました。
私は最後のお話の「アーリオオーリオ」がとても好きでした。
少女と伯父の微妙な距離感が、文通を通じて
だんだんと変わっていく姿が、なんだかとても素敵に感じました。
特に星にまつわる文章がとてもきれいでした。
特に「アーリオ・オーリオ」を何回も読んでしまう。
東京出張中に一度、この小説の中に出てくる池袋のサンシャインへ行ったのだが、その時はこれを読んでたくせに、ここが舞台だったことに気付かなかった。あとで読み返して気付いて、もっとちゃんと見とけばよかったと思った。
簡易なキャッチコピーとして濫用されもはや軽薄に響くばかりになってしまった「純愛」という言葉では片付けたくない、青々しく、清純なかたちの恋愛が三編。ドラマティックな展開はどこにもないけれど、胸の内が静かにさざめく。
内容だけで言えば満点なんだけど、それだけに前二編は繋がっていて後の一編は違うっていう造りに気分を削がれたことは痛い。袋小路の男シリーズをもう一編書いて、アーリオオーリオはまた別の本に収録した方が良かったような気がする。
枯れかけたおっさんと自分を持て余す女の子の恋愛にも満たない平行線を描かせたら、同じく絶品のヤマシタトモコがアーリオオーリオを漫画化したらどうだろう。私だったら絶対に買うな。
●感想●
ふたりの間にあるものを感じる。夫婦でなくても恋人でなくても、もしかしたら同性でも、その人のことを思うと2人の間に関係ができてくるのだなぁ。曖昧なまま、だけど、純粋に。
「いきなりスカートをめくられるよりびっくりした」
といった絲山さんの形容や比喩が楽しくって仕方ありません。
話に出てくる女の子と会って話してみたい衝動にかられます。
恋愛、それも初恋なら、気分は袋小路かも。実際は、抜け道があったり、思わずひろい道だったりして、この本の主人公のように、本当の袋小路は少ないと思う。日向子と孝は、前世で仲の良い兄弟だったのだと思うと、納得できるしうらやましい関係にも思える。「アーリオ オーリオ』は、NHK・FMでドラマ化されたような記憶がある。手紙が届くまでの3日光年という発想がおもしろい。
日向子と小田切の微妙な距離感に痺れる。
二人はきっと、とても幸せなんだろうと思う。
文章は少し硬いけれど、私は好き。
友人の紹介で読んだ本。
女がひとりの男に夢中になる話は、苦手。
アーリオオーリオは、面白かった。
表題作と、それに付随する一篇、プラス小品。
空気感がいい。
つかず離れず、お互いがお互いを少し、距離を置いてつかまえているような。
袖口やらをそっとつかんでつかまれて、それに気がつかないフリをする。
とても好みな作品でした。

それでも、どうせ俺には判ってしまうんだが。
恋愛に発展しない関係が、もしかしたら一番続くのかもしれない。
でも、いつだって消滅の可能性があるから特別なんだとも思う。
すきな...





