メフィストの漫画

  • 講談社
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本棚登録 : 56
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062130523

感想・レビュー・書評

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  • 『メフィストの漫画』を購入。喜国さんファン国樹さんファン、ミステリー好き、犬猫好きにはたまらない内容。本自体も素敵!

  • 「ミステリに至る病」も「アニマル探偵団」も一度に読めるなんて……!至福。個人的には「みすてり伊呂波かるた」もヒットでした。

  • 古本大好きでミステリ大好きな漫画家喜国雅彦さんが
    メフィストに掲載していたマンガを集めたものです。<br>
    喜国さんの相方である国樹由香さんのマンガもあります。


    <hr>

    <blockquote>いいや、間違いないね
    <br>僕の超越した
    <br>推理力によれば<br>
    この死体は――</blockquote>
    マンガの内容は多種多様です。
    ミステリのパロディマンガもあれば、作家自体にかんするマンガもありますし、古本に関するマンガ(ここでも古本ネタ書くんですね)もあります。
    <br>でも喜国テイスト満載のため、ネタは下品な方向に走りがちなところも……。
    <br><br><br>

    いろんなミステリ作家のペットを紹介するマンガもあり、
    有名作家の素顔が垣間見れたりして楽しいです(ここは国樹さんがマンガを担当)。
    <blockquote>今、アリバイ<br>
    トリックに
    <br>使ってるから、<br>
    今日だけは
    <br>飛び込み<br>
    やめてね<br>
    この中央線に</blockquote>

    序盤のミステリパロディ漫画で笑って、
    後半の作家のペット紹介でほのぼのとしましょう。<br><br>

    ちなみにおうちのペット紹介で、取材をされている作家さんたち。<blockquote>有栖川有栖、北村薫、綾辻行人、小野不由美、法月倫太郎、我孫子武丸、二階堂黎人、森博嗣、太田忠司、井上夢人、笠井潔、芦辺拓、京極夏彦、白倉由美、東野圭吾</blockquote>
    <hr>

    一緒に読んだ「猫田一金五郎の冒険(とり・みき)」もそうでしたが、
    これも、ミステリ好きでないとあまり楽しめないマンガでしょうね。
    <br><br>

    喜国さん(&国樹さん)はいろんなミステリ作家のかたと
    交流があるらしいので、非常にたくさんの作家さんが登場します。<br>
    真の綾辻さんの姿を伝えるべく描かれたマンガ(『がんばれあやつじさん』)もありますので、
    綾辻さんファンはぜひ買ってみてください。。

    <hr>

    <a href="http://blogs.dion.ne.jp/zzz/archives/1035178.html" >※その他の本の紹介・感想まとめはこちら</a>

  • 2005/09/07

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著者プロフィール

(漫画家、雑文家、装画家、プチ音楽家、本棚探偵)
1958年香川県出身。多摩美術大学卒業。
1981年に『ふぉーてぃん』で漫画家デビュー 。
代表作に『月光の囁き』、『日本一の男の魂』など。
さらに「本棚探偵」シリーズ、『東京マラソンを走りたい』、『シンヂ、僕はどこに行ったらええんや』などのエッセイも上梓。
1997年にみうらじゅん賞、2015年に『本棚探偵最後の挨拶』で第68回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)受賞。

「2021年 『ラストシーンは崖のうえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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