- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062131421
感想・レビュー・書評
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主人公がわがままですね。
自分中心で世界がまわってて、自分の中にある「ふつう」っていう価値観の外側にある物は受け入れられない感じ。
思うようにいかないとイライラ。
周りにあたり、母に愚痴り、言いたいことは結構ズバズバ言う。
7班の友達と過ごして、みんなの才能を知っていくうちに少しずつ変わってはいくんだけど、途中まで自己中すぎて結構きついです…。
でもこれが小学生女子のリアルな気はかなりする…。
何でしょう、こう、読書感想文に最適!という感じです。
児童文学的な価値は高いと思うけど、面白いかどうかは別…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学校高学年向けの児童書。
走るのが大好きな主人公セナ。
なのに陸上クラブが突然廃止!? 部員を集めて、なんとしてでも陸上大会へ望みたいセナだが・・・。
小学生でこれだけまっすぐに、物事に取り組めるってすごい。
装丁がいい。 -
セナだから少年の話かと思いきや、
小学校6年生の女子のお話。
新しい発見があるかもよ……との担任の甘い夢に巻き込まれ、
最低の新学期のスタートを切ったセナ。
大好きな陸上部の解散という衝撃的な事件は
思わぬ展開をもたらして……
こういう物語を読むと、もう一度あの頃に戻りたくなる。
今風な味付けも効いているところが、あざとくないレベルで
良い感じ。私は好き。