わたしの、好きな人

  • 116人登録
  • 3.48評価
    • (10)
    • (19)
    • (37)
    • (5)
    • (0)
  • 24レビュー
著者 : 八束澄子
  • 講談社 (2006年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062132794

わたしの、好きな人の感想・レビュー・書評

  • ★3.5

    わたし、さやか12歳。
    小さな町工場をやってるおやっさん(父)と、住み込み従業員の杉田さんと、
    高校卒業後、働かず部屋に籠ってる7つ離れた嫌な兄貴と暮らしてる。
    生後半年の頃母が出て行った。
    その入れ違いの様にリュックサック一つ背負って現れた杉田。
    親友のセイラにはショボイって言われるが、私は杉田が大好き…。


    生活は決して楽ではないけれど、さやかの毎日は輝いている。
    12歳のさやかは、家族同様で、さやかを育ててくれたと言っても
    良い位の36歳の杉田に密かに想いを寄せてる。
    恋愛とは言えないかもしれない…。
    家族愛に近いものかもしれない…。
    大人の男性に憧れてるだけなのかもしれない…。
    でも、小学生の女の子の微妙に揺れ動く気持ちが、
    ひた向きな気持ちが、純粋さがさやかのモノローグで語られてるから
    切ない程伝わってくる。溢れてる。

    保育園に杉田が迎えに来ると、羨ましそうな先生達の目をしっかりと
    背中に意識しながら、わざと杉田の逞しい腕にぶら下がった…。
    なんて、子供なのに張り合ってる~。
    可笑しくて、吹き出してしまった。

    ラストの8年後の皆の姿が良かったなぁ。
    再開後がどうなるのか、気になった。
    さやかの恋が実ってくれると良いなって思った。
    淡くて、ほんのり甘酸っぱくて爽やかで
    読みながらも、読んだ後もほっこり幸せな気持ちになれました。

    児童書なのかなぁ…漢字にルビがかなりふってあるけれど、
    大人でも十分楽しめて、幸せな気持ちになれる本でした。

  • 12歳の少女が36歳の男杉田を真剣に好きになる、切ない恋と家族のお話。
    12年前、家を出ていった母と入れ違いにやって来て、
    父の小さな工場で父の右腕となった杉田。
    今では杉田は単なる従業員ではなく、家族同然の存在だ。
    わたしは高校を出て家でブラブラしている兄貴がうっとうしい。
    そんなある日、父が急に倒れて。
    わたしにはもう杉田しかいない。
    けれど、わたしは杉田の過去をまるで知らなかった。
    小学校高学年から。

  • 幼くても真剣な恋。

  • 八束さん?
    自身初の作家さんだけど、まぁまぁ楽しく読めました(´・Д・)」

    女の子の日常?初恋?を描いた書籍です。

    読み終わっての素直な感想は?






    『嬉しい事も〜辛い事も〜
    色々有ったけど、私!元気です!』的な?感じ? 出典⇒魔女の宅急便

    それでも人は前に進む!
    それでも人は歩き続ける!

    もし良かったら読むべし*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

  • 昨年、『明日に続くリズム』を読んでいいな、と思ったので、図書館で見かけたこちらも読んでみました。ヤングアダルト世代に向けて誠実に書こうとしているところが、好感が持てます。

    年代的にやや古い話にしてるのはなぜなのかが、ちょっと気になりました。最後に明かされる杉田の過去のエピソードをちょっと変えれば、現代でも十分違和感ないストーリーなのですが。

  • 児童向けのためか、さくさく読めました。
    殻に何年ものあいだ閉じこもっていても、
    何かの弾みで割れて、外に出られるんですね。

    人って変われるんですね。


    余談になりますが、
    この本を読んでいた時期は
    なぜかいたるところで『学生運動』というワードを目にしていたのを憶えています。

    いったい何を訴えかけられていたのだろうか・・・

  • ・・・そばにいつも あなたがいてくれた・・・
    中学生のさやかの好きな人は、大人の男の人。父の経営する小さな鉄工所に住み込みで働いている杉田は、母親のいないさやかの面倒を赤ん坊の頃からみてくれた家族同然の人。いつまでも子ども扱いされるけれど、さやかは本当の恋をしている。突然父が倒れた時も、兄との関係がうまくいかない時もいつも杉田が支えてくれた。切なくかわいい物語。

  • 年齢差切なかったです(´・_・`)終わり方がそそうので続きが気になります*

  • なんかなぁ。字がちょっと大きくって子供むけっぽいなと思って借りたらまんまと子供向けでした。

  • おうちが溶接の工場で、そこの住み込み社員を好きになって、お母さんはいなくて、お兄ちゃんは引きこもりで、自分は中学3年生で、って話。読みやすかったです。

  • 主人公のわたしは小学6年生。母親ずっと前に家出したきり戻ってこず、兄は引きこもりがち。家では父親が小さな工場を営み、住み込み従業員の杉田さんとともに2人で働いている。12年前にぶらりと現れて働き始め、家族同然の存在である杉田さんに次第に惹かれていくわたし。そんな家族の大黒柱の父親が倒れて・・・(2007.11.28)

  • 36歳の住み込み従業員に恋する12歳の少女のお話。
    結末は、ありきたりなものでちょっと残念だったけど、「家族」を巡る問題がなかなか現実的に描かれていて、続きが気になって一気に読んでしまった。
    なかなか面白かった。

  • せつないなぁ〜。
    胸がキュンってなりました。

  • 24歳差!!!!<br>
    思い悩んでる乙女が可愛くってしょうがない。<br>
    その後がものすごい気になる。

  • 表紙の印象で購入。主人公、12歳の少女の(2〜3歳でなくかなり)年上の彼に対する思いがストレートに伝わってきました。8年後、二人がどうなっていくのかが気になるところ。

  • 実際にはこんなことってあり得ないだろうけど、それでも胸キュンの恋愛小説なのです。

  • 小6の私の好きな人は36歳の杉田。
    気がついたら、そばにいていつも持ち上げてくれた人。

  • うーん・・びみょう。

  • 期待せずによんでみたらなかなかよかった

    人を好きになるのに年齢は関係ないよなぁ

  • ちいさな町工場が自宅の小学生が、住み込みで働いている一回り以上年上の男性「杉田」に恋心を寄せる物語。
    冷静に考えるとかなりの年齢さなんだけど、ロリコンとかそういういやらしい感じはまったくなくて、ただただまっすぐでひたむきで、駆け引きもありえない「好き!」という気持ちがまるのまんまある、ほほえましい雰囲気になっている。
    「好きな人にはおいしものを食べさせてあげたい」とか、すごく真っ当な感情が物語り中にあふれていて、人を好きになることの一番本質はこういう気持ちだよなぁ、とふんわりした気分になった。

  • そうか、こういう恋もあるのかという感想の一冊。主人公の友人が個人的には好きでした。けどもうちょっと爽やかなほうが私好みかしら?

  • 小学6年生の女の子が家に住み込みで働く杉田に恋をするお話。小学生でも女だし、恋をするし。060626

全24件中 1 - 24件を表示

わたしの、好きな人に関連する談話室の質問

わたしの、好きな人を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

わたしの、好きな人の作品紹介

肩車からながめた夕焼け空。夜の駐車場で見つめた月。わたしのそばには、いつもあなたがいてくれた-。これは、ホントの恋。

わたしの、好きな人のKindle版

ツイートする