ガール

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著者 : 奥田英朗
  • 講談社 (2006年1月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062132893

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ガールの感想・レビュー・書評

  • 以前、読書仲間から『マドンナ』を薦められて、
    いつか手に取ってみようと気になっていた奥田さん。

    先日に図書館で出会って、さらっと。
    全てで5編、働く女性たちの“物語”が集まっています。

    独身でも既婚でも、子供がいてもいなくても、、
    女性はいつまで“ガール(女子)”でいられるのか、、

    思わずエールを送りたくなる、そんな女性ばかり、
    なんて思いながら、強くて、そして可愛いな、とも。

    そして男ってのはいくつになっても、、なんて。

  • これはすごい!なぜ、こんなにも女子の気持ちがわかるのか。本当になぞなほどだった。なのに著者は男性!女子にはぜひ読んでほしい一冊。

  • 奥田さんは女性なのではないか、と思うほど女性の気持ちがよくかけていてびっくりした。

    妙齢の女性の仕事との向き合い方、これから自分もそうなるのかなぁと思ってちょっとしんみりした。
    でもどのお話も、最後には良い締めくくり方で終わっているので読後は爽やかな気持ちになった。

  • 登場人物よりも年上の私だけど、
    独身なので、かなり共感もてた。

    「きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。
    既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても」
    このセリフ良かったな〜。

  • 映画の宣伝を見たとき、和製SEX AND THE CITYだと思ってて、作者の名前見たときは自分の目を疑いました。
    ていうか二度見しました。
    映画は見てないけど、本は全然おされじゃなくて、30女の悲喜こもごもでした。
    同じく30女の私からすると、これを男性作家に書かれたことがショックでしたよ。
    ただ、女性が書いたらもっとどろどろとかぐちゃぐちゃとかじっとりしそうなところが、男性が書いてるせいか大変さっぱりしていて、読後感はすっきりでした。

    こんなことが現実にあるかというと、まずないけれど、
    こんなことを思うかと言われたら、思うこともあるって感じだなぁ。

    伊良部先生には敵わないけど、面白かったです。

  • いろんな世代の働く女の子の物語。
    共感できない部分も多いけれど、ある意味男の見方だと思えば面白い。
    飽きさせない滑らかな文章は林真理子さんに通じるものを感じる。
    とにかく、一気に読んでしまったのは確か。

  • 映画化もされた奥田英朗の短編集。30代のOLがそれぞれ主人公なので同世代の女性には共感が持てる内容なのだと思う。その視点で文章をかける奥田英朗の腕に感心します。

  • 大学入る前からずっと気になっていた奥田英朗さん
    なんでもっと早く読まなかったのかと自分を戒めているレベル!
    気になったらすぐに手をだす、それから判断!って学んだつもりだったのにー

    って今更後悔してもなんにもならないので、次に活かすとして

    短篇集でとても面白かった!
    5人のキャリア「ガール」の話
    それぞれ立場も違うし、置かれている状況も違うんだけど、みんな「女」を面倒なときもあるけど、楽しんでいる^^
    とーっても前向きになれる作品でした
    私も「女」をもっと楽しまなければ損だなー、と思いました

    それぞれの短編がキラキラしていて眩しかったなー!
    22歳にしてガツンとやられた作品でした
    さあ、奥田英朗さんブームの到来です笑

  • 働く女性はかっこいい。いや、なにかに一生懸命になっている女性はかっこいい。そして、輝いている。でも、その輝きも彼女たちの目まぐるしい努力によって作り上げられている。理不尽な言葉を投げつけられ、理不尽な要求を突き付けられ、それでも前を向いて歩いていく。社会は男女平等とうたわれているけども、実際問題平等なんてありえないから、どこか不公平な部分もあって、そこが非常にめんどくさいと思う。けれど、この5つの短編に出てくる主人公たちは、そこの部分ときちんと折り合いをつけながらたくましく生きている。
    しかし、かっこいいなこのひとたち。自分にはなりえない姿がここにあって、ある意味それが理想で、でもこんなに立ち上がって生きていける気もしない。中途半端な自分に若干嫌気がさした。
    個人的には表題作の「ガール」より「マンション」がすき。どの話も、最後はすっきりと終わっているからさわやかな気分になれた。

    (256P)

  • 奥田英朗、こんなのも書いちゃう訳?!すごいなぁ、幅が広い。
    私も「実は女なんじゃ」と思った。
    そっかぁ、女って30代はもうおばちゃん、女の終わりに近いってのが会社人の認識なのね・・・。
    そりゃーーー日本、きっついわーーー、その認識を作るのに女も加担してるわけだけど、やだなーーー。
    ドイツにおいでよ、女は40でようやく大人扱いだよ。

  • 最高に小気味いい。
    痛快なガールズの物語。
    30代女性、それなりにキャリアもあるそれぞれの女性5人が社会と向き合う姿を描いた短編集なんだけれども、どの女性にも共感し、憧れ、元気がもらえた。
    「ヒロくん」の聖子の啖呵は働く女のもどかしさだし、「ガール」の由紀子の年齢に対する不安や不満は身にしみる。
    馬鹿にされたくはないし、譲りたくないし、でもいつまでも「可愛い」と言われる女性ではありたい。
    その微妙な女性特有の強さや弱さ、狡さがなんでこんなにわかるんだろう?

  • 女性の心理を非常に正確にとらえていると思うのだが、どうなのだろう。著者は男性なのに、すごいなと感心した。どの編も気持ちのいい結末で、痛快。働く女性の日常の中で、ちょっとしたことが起こり、心に波風が立つ。やがてそれが我慢の限界を超え、爆発する。やられるのが男性の場合、女性蔑視で、そりゃだめでしょ、っていうタイプ。女性どうしの女の闘いを描いたものは、最後は女性どうしって分かり合えるんだよ、っていう持ってき方。どれも、なるほどねえ、って納得でき、面白い。安心して読めるエンターテインメント。

  • ヒロくん
    マンション
    ガール
    ワーキングマザー
    ひと回り

    ワーキングマザーがよかった〜ばりばり仕事しながらおかあさん、さらにはおとうさんの役割までこなす主人公
    この本のどの主人公も、会社で男の人と対等にやり合って仕事して稼いで‥本当にすごい

    私はもうガールではない自分を受け入れられているだろうか。ガールではない女性としての生き方が、できているかなー

  • 働く30代女性たちの短編集。これを書いたのが男性作家というのがなんか嫌だなぁ(笑)どの話も読後感がよく、私も頑張ろう!と元気をもらえた。

  • 今読んでよかった

  • 短編集5編
    30代のいろんなケースの働く女性達.作者の温かい視線が好ましい.

  • プレジデント・ウーマンで紹介
    働く女性の本だなぁ。マッチョ女子。

  • 30代という変わり目。
    女性の弱みを上手く表現している。

  • 2015-27
    年頃の女性のリアル。
    30目前、結婚して子供もいるけど、共感できた。

  • 優良企業のベテランOLが主人公の短編集。
    プライドを持って働く彼女たちの悲喜こもごも。

    面白かったです。
    20代でOL稼業をやめてしまった私としては、今この年になって初めて、彼女たちの気持ちが分かるような気がしました。

    年下の男性部下に反発されたり、
    秘書課の腰掛OLの反目したり、
    女を売り物にする仕事の出来る女性に、自分を重ね落ち込んでみたり、
    子育てと仕事の両立に頑張るシングルマザーだったり、
    ひと回りも年下の新入社員の男性に、ほのかな恋心を抱いたり、

    どの話も、前半はちょっと痛々しい感じもありますが、
    最後はすっきり、みんな頑張れ!とエールを送りたくなります。

    文中の『人はそれぞれ。しあわせかどうかなんて、物差しを当てることこと自体が不遜だ。』が真理だなと思いました。

  • 女の人ってこんな感じなのか?

  • 奥田さんといえば、伊良部医師のシリーズが大好きで、実は今も「町長選挙」を首を長くして待っているのですが……。

    こちらは、あのおかしな展開は全然ありません。収録されている五編はすべてちょっと昇進して、部下を持つ位の中堅の女性が主人公。
    若いから、可愛いからと許される新人時代はとうに過ぎ、自分の仕事だけではなく、上司として同年代の男性を部下に持ったり、若作りの先輩を見て考え込んでみたり、独身の同僚と育児をしながら戦ってみたり、日本社会の縮図である派閥や複雑な人間関係に憤ってみたり、誰もが感じるような話なのだ。
    「ホントにそうだよなー」と思うようなことばかりで、それでもここに描かれている5人はかなり恵まれてると僻みながらも、「で、どうする?」と、どこかのCMのように問いかけながら入り込んでしまう。
    主人公と一緒に怒りながらも、それぞれ最後にはホッとする展開が待っていて、「ああ、よかったね。明日も頑張ろうね。」と思う、そんな元気が出るお話ばかりです。
    上手いなあ、と思います。一気に読んでしまいましたが、きっとみんな同じようなことを考えているんだろうな、と、とても身近な話として親しみが持てたのです。奥田さん、もしかしてOL経験あり?なんて疑ってしまいます。
    特に会社勤めをしていなくても、この年代の女性なら、きっと誰でも感じることが書かれていて、安心できるという感じです。
    ちょっと、疲れた時には元気がでて良いかもしれません。

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