- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062132893
感想・レビュー・書評
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単純に軽快に面白い。女の話なのによく書けてるな。
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どの話もちょっとずつ共感するなぁ。
胸がチクッと痛くなる言葉や場面があっても、
あとには爽快感が残る。
元気になれる本だなぁ。
『人生の半分はブルーだよ』か。 -
2011.8
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【2013年_1冊目】
クラスの女の子が朝の読書で読んでいたので、私も読んでみました。アラサーの私だからわかる、この微妙なOLの心情。中学生の彼女にどこまでわかるのだろうか。 -
初版を購読。”OLのこと、なんでそんなにわかるの!?”が詰まった本。こういう視点を会社の皆様に持って頂けたら、楽になるだろうに・・・
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30代独身女性(シングルトン)を描いた短編集。
あぁ痛い(>_<)
胸に突き刺さる…
思い当たることだらけ…
ガールとしての賞味期限…私はもう切れてるかも…(^_^;)
食べ頃のガール達を見て、羨ましがって妬んで張り合って…
悪あがきしてるかも。
ガールで居よう!って意地張るのって、見苦しいかも。
でもこの本に出てくる女性たちは、ひとりを楽しく生きてる気がする。
心強い(o^∀^o) -
あ、これ映画になってたんだ。 奥田英朗って聞くと、空中ブランコとか書いた広告代理店で働いてそうな文章書く作家だよなー、って思ってあえて避けてきた。 だまされたと思って読んでみて、って書店のカードに書いてあったから、 だまされてやろうと意を決して購入。読破。 むむむ、悔しいほどに面白い。 奥田英朗、ただの代理店風作家じゃないな。ただものじゃない。 小説は、仕事ばりばり30代の独身女性のリアルすぎるライフストーリーのオムニバス。 旦那より稼ぎが多い管理職に昇格したばかりの女性。 代理店勤務でいつまでたってもCamcan読んでる30歳の女性。 1まわり下の新入社員の男を好きになってしまった管理職の女性。 わたしまだ「ぎゃる」でいれる? ってゆう率直すぎる内なる描写を、 鋭すぎる洞察力で描いているのがこの作品。 本当に、この作家、男か? 「雑誌はCamcanじゃなくてClassyをとりあえず読んでいる」 ってゆう表現、なんで男にできるの? 脱帽。 このニュアンス、どうやってつかめたんだろう。 例えば、 5000円のニットも30000円のニット。 その25000円の価格の違いに潜む、 女の虚栄とか、こだわりとか、そうゆう繊細な部分に男は気づかないものだと思ってたから。 この小説の内容云々、 奥田英朗の才能にぎょぎょって感動するきっかけをくれた一冊でした。