危険学のすすめ

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著者 : 畑村洋太郎
  • 講談社 (2006年7月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062135290

危険学のすすめの感想・レビュー・書評

  • 著者は東大機械の時代から「失敗学」で著名な畑村さん。福島原発の事故調にも乗り出している。リコールの精神(不具合を憎んで人を憎まずの精神)で問題を明らかにしてほしいところ。
    本書は、六本木ヒルズの大型回転ドアに挟まれ少年が死亡した事件を、手弁当で調査(実験)した結果の一般向けレポート。
    回転ドアは、海外から日本に技術導入された際に、本質的な安全を軽視し、制御による安全確保に走って失敗してしまった。福島原発の事故にも通ずる問題であり、改めて世に知られるべき作品だと感じた。

  • 手動ドアは、人間が扱うから安全。自動ドアは、機械が動かすから危険。
    ということは間違っているということに目から鱗。
    責任追求と原因追求の違いは、心に書き留めておく。

  • これはよく考えれば
    開発された場所と違う場所で用いる場合は
    使い方も違うということがわかるはず。

    しかしこれが欠如していたがために
    痛ましい事件が発覚してしまったのです。
    一部の人には親が悪いという意見が
    ありますが、それはこの結果を見れば
    到底防ぎようのないことがわかるはずです。

    被害にあわれたお子さんは
    どれだけ苦しんだことか…

    そのほかにも
    子供を囲む危険として
    シャッターの問題も取り上げられています。
    これはずさんさがよくわかるはずです。
    古き時代の悪い面が露呈しますので。

    こういう人がいなければ
    何もわからずに今を迎えたんだろうなぁ。

  • ゾッとしっぱなし。

  • 実験、検証とはどのようにして行うのか、組み立てが理解できる。形骸化されていない本当の意味での試行錯誤の進みが分かる。

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