- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062135788
感想・レビュー・書評
-
他の著書でも書かれているポケット一つの原則を手帳に展開している。ブロードバンドの発達した現在でも、netと紙どちらをメインで管理すべきかのせめぎあいは感じる。著書ではある程度役割分担をさせている(ネットで管理しているものをプリントアウトし手帳にはさむ等)。野口氏の監修した手帳は一度チェックしてみる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第1章 スケジュール時代の到来
第2章 タイムマネジメント
第3章 メモ
第4章 TO-DOリスト
第5章 IT時代の手帳
第6章 「超」整理手帳 -
プラン(計画)の後、プログラムを三ヶ月単位で考えて建てる。予定を白くする。埋めずに時間を確保する。手帳とメモの一本化。やりたくない仕事にどうしたら取り組めるか?自分に締切を設ける。仕事は、手を付けていない仕事と2割手を付けた仕事と8割仕上げておく仕事と10割できた仕事の4分類。すぐできることはすぐ片付ける。早めに8割仕上げておき、最後に仕上げる。
-
今となっては,やや古い本の部類にはいる。しかし,スマートフォン全盛の現在でも,ITによるスケジュール管理,タイムマネジメントの不便さは解消していないため,今読んでも十分意味がある1冊と思う。
第2章のタイムマネジメントは,日々の仕事に目を奪われがちな私には,スケジューリングの大切さを改めて認識させられた。
その他の部分については,なんでもメモしようとか,仕事を小さなステップに分解してTO-DOリストに書き上げてすすめようといった点は,いろいろな人も言っているので,目新しさはない気がする。
最終章は,著者考案の「超」整理手帳の宣伝になっているが,究極的には,自分用にカスタマイズしていくと,「超」整理手帳でなくなってもよいことを自認するあたりは,著者の誠実さの表れか。 -
手帳術については独自の持論を展開しているが、私にはピンとこなかった。
-
既存の時間管理と手帳のあり方について疑問を呈することから始まる。つまり仕事のあり方が変わっているのに手帳や時間コントロールの仕方が変わらないのは何故なのか独自の視点から説き友好的な時間管理の方法を展開している。
章末にまとめがついているので全てを読まずとも野口先生の手帳に関する考えと実践方法のエッセンスを理解することできる。手帳の使い方、時間管理の改善など考えが色々あるだろうが章末をみることで好きなところから読めるのもいい。
さて内容ですが、「超」整理法でも力点を置いてあることを手帳にも当てはめている。
1. 一箇所原則
2. 時間軸での管理
3. 見える化
これをタイムコントロールに当てはめIT時代の需要(発想、A4用紙印字など)にあわせてカスタマイズできる手帳が望ましいとしている。重要なのは一箇所原則だ。
* タイムマネージメント
* メモ
* TO_DOリスト
* IT関連のA4資料
手帳はこれらのものを一箇所にまとめる必要がありそれをすることができない従来の手帳は機能性が著しく落ちるとしている。そのために「超」整理手帳を発案したらしい。個人の需要に自分で応えた訳だ。
それぞれの各論については実践的な考えが述べられているが一般論と言われればそれまでのような気がする。ただし時間軸を明確化し手帳を使って時間を見える化する方法は非常に効果的と思われる。情報の一元管理と同時に時間の一元化も同時にできるツールという考えはある意味新鮮だ。 -
『「超」整理法』の著者の手帳術。超整理手帳の宣伝でもある。
今まで読んだ『結果を出す人〜』や『〜1冊のノートにまとめなさい』などとかぶっている内容が多々あると思ったら、こちらの方が出版が先だった。
タイムマネジメント、メモの重要性、ITとの連携など基本的なところはすべて押さえてあるので、これを最初に読んだらけっこう感動したと思う。 -
時間管理の重要性が叫ばれ、タイムマネジメントの巧拙が仕事の能率に直接の影響を与える今、手帳に求められる機能も大きく変化してきている。 『「超」手帳法 』は、野口悠紀雄が「手帳」について語った待望の本。時間管理の重要性が叫ばれるなか、時間十年一日のごとくその形態がなかなか変化しない手帳業界の状況を鋭く指摘。「時間管理のオーソリティ」ならではの読み応えある手帳論です。野口教授のウィットに富んだコラムも掲載。
-
0610