北前船の事件 はやぶさ新八御用旅

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著者 : 平岩弓枝
  • 講談社 (2006年11月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062137119

北前船の事件 はやぶさ新八御用旅の感想・レビュー・書評

  • はやぶさ新八御用旅シリーズ第4弾。富籤で賑わう谷中・感応寺境内で、越後出身の水主ではないかと思われる殺人死体が見つかる。遺体を引き取った人物絡みの南町奉行・根岸肥前守の侍女お鯉の拉致事件を追い、越後に向かった新八郎に、十数年前の抜け荷船の影が…。新八郎近辺の人物登場が嬉しいが、頼られて支配外の地に旅に出る新八郎と、南町奉行根岸肥前守の独断の采配に少し無理が……。「はやぶさ新八御用帳」と併読しています。御用帳の方の1・2巻を読み3・4巻が閉架に有、貸出中と勘違いし借りてこなかったので御用旅の方を先行中。

  • お鯉が誘拐され、新八が探索する。当然、旅先で救ったら・・なんてイメージは脆くも崩れる。これじゃ、別に誘拐エピソードを入れなくてもいいんじゃないかな。謎が謎を生み、新たな関係者が増え、最後は答えが別口からきて立ち回りがあって大団円。これが御用旅のパターンらしい。美女は出てくるが色気なし(笑)基本設定はあまり変わらない。それでも江戸時代の勉強にはなるな。

  •  とにかく勧善懲悪。。。
    双六屋シリーズを読んだ後なのもあって説明の多い文体になれるのに時間がかかった。
    もっとお鯉さんが活躍してほしかった。
    江戸のころの新潟や佐渡がこんなにもにぎわっていたのか、と新鮮。
     ようやく大竹さんが動き出したようす。
    続編でないのかな、こういう展開を楽しみにしていたんだー!

  • はやぶさ新八の事件録は長編が多いようですね。
    読みやすいです。

  • 「御宿かわせみ」につづく「はやぶさ新八御用旅」シリーズである。
    作者の平岩弓枝氏はさすがの大作家で、どの本も安心して物語の進行のままに楽しんでいける。おなじみのメンバー、肥前の守、大久保源太、鬼勘、小かん、藤助、そして、お鯉 etc。。。今回は佐渡奉行を務めたことのある肥前の守に仕えるお鯉が誘拐されたことから、物語は新八を佐渡へと旅立たせる。北前船と薩摩藩の関係、密貿易で巨万の富を蓄えたとされる薩摩の御用船が、「芋船」と呼ばれていたこと、密貿易で入手した外来の薬と蝦夷で捕られた昆布等貴重な海産物が交換されたこと。。。確かにそういった史実があったのだろう。
    物語はエルキュール・ポアロの活躍する「オリエント急行の殺人」にも似て、大掛かりな復讐劇になって大団円をむかえる。

  • 待望の隼新八シリーズ新作発見〜ヘ(^^ヘ)ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ(ノ^^)ノ♪と小躍りしたんだけれど、なんていうか、なぁ… 薩摩藩士が悪人だったから、鹿児島県人としてちょっとショボーン(・ω・` )。お鯉もなんか影をひそめてるし。ちょっと女に弱い男前、でも剣と度胸は一流、胸のすくような勧善懲悪…こういうのを期待してたからぁー なんか新八もキレ悪いし。1度読んだだけではわかりづらかったかな。2度読んでやっと、ああ、ここで出てきたこれが、この人だったのね、みたいな。通常シリーズではもう新刊でないのかなー。こうなってくるとやっぱり「かわせみ」シリーズのほうが登場人物も読みやすさも読み応えも上かな。 御用旅シリーズは、そのときのその土地の時代背景とか全国津々浦々の情景が出てきて、そこが江戸ものとは違う魅力かなあとは思うけど。ロマンスもアクションも消化不良。しかも薩摩藩士だって、そんなに悪いわけじゃないんだからぁー( ゚з゚)プー コメ経済でどの藩も財政難に陥っていくなか、幕府にしたら密貿易だったのかもしれないけれど藩の財政、人材を確保するために先見の明をもって藩政、貿易を行っていた稀有な藩なんだからぁーヽ(>Д<)ノ と言いたくなる、鹿児島県人には反感の多いだろう作品でした(笑。

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北前船の事件 はやぶさ新八御用旅はこんな本です

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