ここ7年くらいの女のヒトを描いたマンガ

著者 : しりあがり寿 渡辺佳子

• 講談社 (2007年4月20日発売)

感想・レビュー・書評

[tomoyoriさんの感想 · 2011年3月29日]

内容はタイトルそのまんま

アパレル／広告／マスコミ方面の人にお薦めかも
リアル／スウィート／ポイズンチック
ファーも出会い系もマニキュア男もワールドカップも
フィギュアスケートもホリエモンも

みんなメスにかかれば

ただの

いつもデスクの中に入ってて　カロリー気をつけなくちゃー
と言いながらも おばちゃんみたいに皆に配って
おいしいねー　と食べるお菓子たちといっしょなわけ　
ということを言いたいらしい。
あと、各Ｐのしりあがりさんのコメントがおもしろい。

サブタイトルは「メスにおまかせ！」

[noireさんの感想 · 2009年1月4日]

　時代の移り変わりも感じるし、変わらない人間も分かるし。この本の中じゃ私は男性的だなぁ。

　「決めることが、自分で決めることが多すぎる。」

　人のせいに、何かのせいにしてあきらめることが許されない。
　自分で責任を取らなきゃいけない。

　そう刷り込まれたのはいつだったのかしら。

著者プロフィール

1958年静岡県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻。1981年食品メーカーに入社、宣伝・商品企画に従事する一方、漫画家としても活躍。1994年専業漫画家となる。2000年『時事おやじ2000』(アスペクト)、『ゆるゆるオヤジ』(文藝春秋)にて第46回文藝春秋漫画賞を受賞。2001年『弥次喜多in DEEP』(エンターブレイン)にて第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞。

「2006年 『本当は知らなかった日本のこと 』 で使われていた紹介文から引用しています。」