べろなし

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著者 : 渡辺球
  • 講談社 (2007年6月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062140218

べろなしの感想・レビュー・書評

  • タイトルが良いね!気に入って手に取ってみました。

    時代は第2次世界大戦後と・・・いっても物語の中では終わっていないんですけど、そのへんのお話ですね。

    軍国主義に反対する人々がいろいろやっちゃって、いろんな人が不幸になったり、感動するお話です。途中までは思想にかかわる話かと思っていたのですがどうやらそうでもないみたい。

    べろなしってタイトルも最後まで気になりましたね。結局口で言うのではなくて文章や行動で示せということなのかなぁ。

    でも彼がヘロイン中毒である意味や、工場のお話、そして最後の思想警察の動きなんかがちょっとバラバラしているイメージを受けました。その裏になにかあるとはおもうんだけど、読み取れなかったなぁ。。。

  • p64
    面白くない訳じゃないけど、がつがつ読めない。
    次の機会があったら読む。

  • 渡辺球はスゴイかもしれないと思った一冊。
    もっと、いろんな作品を読みたいのだが、寡作なのか売れてないのか・・・少々残念。

  • 終戦に至らず、停戦中とは言えども未だ戦時下にあるというパラレルワールドの日本が舞台。そこで力を持っているのは政府や軍や警察で、国民たちは厳しい法に縛り付けられた毎日を送っている訳でして。そんな状況を何とか打破しようと奮闘する少年たちの物語です。

    全体的な雰囲気はどちらかと言うと暗め。メッセージ性もあることにはありますが、胸を打たれる程、強くなかった点は残念。でも相変わらず読みやすい文章でサクサクと進みました。

  • 「神風」は吹かんほうがよかったのか。それとも、ソ連が吹かせたからダメだったのか。はたまた、ココはツッコんじゃいけないのか。

  • 第二次世界大戦の際、日本に原爆が落ちず、終戦を迎えないままであったらどうなっていたのか・・・というパラレルワールドを描く。
    実際には情報操作や抑制をここまで何十年も維持できないだろう、とは思うものの、興味深い。これは北朝鮮への痛烈な皮肉なんだろうか?
    現代の日本と世界情勢を俯瞰できる立場だからこそ書ける話だなと思った。
    少年ののびやかさが清々しい。

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べろなしの作品紹介

戦時統制下の中、好ましからざる情報を広めようとしてお堂に閉じ込められた老人「べろなし」。彼が落とし紙に木炭を使って書いた物語に胸を躍らせた二人の少年は、その複製本を作ろうと企んだ-。

べろなしはこんな本です

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