虚構 堀江と私とライブドア

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著者 : 宮内亮治
  • 講談社 (2007年3月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062140232

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虚構 堀江と私とライブドアの感想・レビュー・書評

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  • ライブドア事件のことを宮内さんが自分の立場で書いた本。今までは堀江さんの著書しか読んでなかったから、この本は新鮮だった。当然のことながら堀江さんとは意見が異なるけど、どちらが正しいかは第三者でなければ何ともいえない。双方に言い分はあるのだろうけど、逮捕されなければならなかったのかは疑問。同じようなことをしても捕まらない大企業の方はたくさんいるし。

  • 今更ながらライブドアがどういう経営スタイルだったのかを知りたくて、読んでみた。
    堀江氏の本を読むと、僕自身と性格が似ているので、参考になるかと思い。

    ・赤字について理詰めで責める。その詰められる堀江が強くて、皆んなが必死に成績を上げるというスタイル。良い緊張感はあった。

    ・読みが早すぎる上に、飽きっぽさがあり、その事業が成熟する前に止めてしまうこともあった。堀江のアイディアを事業化して成長させられる人材がいない。

    ・内紛を機に、一層ドライな人間関係を好むようになった。判断基準は数字のみ。

    ・360度評価に対する堀江氏と宮内氏の対立。自分の部下を評価とは無関係に取り立てて新規事業を任せようとしたことで対立。公平性が保たれるが、トップダウンとしてのスピード感をどのようにバランスするか。

    ・2005年に株の一部を売却してキャッシュを手にしてから、堀江が会議に来ない。宇宙への関心を語りビジネスに関心を持たない。宮内氏からの信頼を失う。だから中をまとめようとしていた。

    ・勤務はフレックスタイムで、給与は安いが、徹底したインセンティブ。経費はどんな備品購入にも相見積もりを取らせ、執行役員(事業本部長を兼務)でも決済権限は5万円まで。利益を達成しない幹部は厳しく叱責され、信賞必罰で降格。

    ・いくら稼いでくれるかにしか関心がないため、歓迎会には一律三千円の補助を出すが、送別会には出さない。会社を出ていく人間には何かをする必要はない。社員に一体感を持ってもらうため、忘年会と社員旅行には金をかける。

    ・唯一の福利厚生は月7万円会社の近くに住むべきだから。

  • ライブドア事件を当時取締役ファイナンス部部長、など肩書きを持った著者からの視点で書いた内容。

    当時のライブドア社内、堀江社長がどんな存在であったかがわかる本。

    次に中国を狙っていると巻末に書いてあったが、どうなったのか・・・

  • 堀江氏の側近でライブドア時代は財務部門に携わった宮内氏の著書。

    本人と検察の見解内容の相違点が多く語られており、読んでいて疲れた印象があったが、事件の起きた翌年の2007年に執筆されている時点で中国のビジネスに強い関心を持っていたことからも堀江氏とは違った天才的な才能はあることは読んでいて感じました。

    あと、堀江氏の情報力や分析力の的確さそして、仕事に対するドライな姿勢などの側近からみる天才ぶりも感じました。

    確かにニッポン放送の騒動後から堀江氏の熱量がなくなったことは共感できる部分はあると感じたり、同社の予算管理などの金銭面に対するシビアな姿勢は読んではじめて知りました。

    株式市場が次の段階に入った時代に刺激的なM&Aなどのファイナンスで時代の象徴となった同社は堀江氏だけにフォーカスが当てられる部分が多いですが、そこには結果的に罪に問われることにはなるものの宮内氏を代表とする側近たちの力もあっての組織の拡大があったことを本書を読んで感じました。

  • 【No.184】元ライブドアのナンバー2、宮内さんがライブドア事件の内情を書いた本。「会話やスピーチは”簡単に言う””すべて簡単に置き換える”」「ホリエモンの浮上は、足蹴にされた企業や人間の恨みにつながる。殴った人は忘れるが、殴られた人は忘れない」

  • ライブドア事件宮内亮治氏側から見た本
    ホリエモンの主張だけ読むのも不自然と思ってこちらも
    読んでみましたホリエモンと宮内氏相違は有る物の
    あの逮捕はやはりやり過ぎだと思わざるおえない

  • 一連のライブドア事件を、当時CFOの任にあった著者の視点から描いた本です。外部のジャーナリストや会計士による当該事件の解説に興味をひかれたことから、内部から見たよりリアルな事件の実像を知ることができると思い、購入しました。

    本事件では、投資事業組合や被合併会社、子会社といった会社組織が次々に登場し、株式交換によるM&A手法や、最終的な利益の底上げに至るメカニズムは素人目には複雑怪奇です。しかし臨場感のある描写によって、当時のライブドアが置かれていた状況や、会計操作をするに至った大まかなストーリーはしっかり浮かび上がってきます。

    わたし自身、組織の中でプレッシャーにさらされながら働いていると、最終的にどうなるか、ということに思いが至らぬまま、長い目で見れば自らに不利なことをしているにもかかわらず、仕事を上首尾に仕上げられたことに満足し、安堵してしまうことがあります。

    裁判で著者に不利になる事実は避けられている可能性があり、一連の事件の記録としては客観性を欠くように思いますが、何のために働くのか、いま自分は何をすべきか、といったことを考える上でも興味深い一冊です。

    (2014/3/24)

  • この本はいったいなんなのか。
    読後に理解に苦しんだ。
    暴露本なのか罪の吐露本なのか社会に対する警鐘の本なのか。
    報道では知ることのなかったライブドア幹部の人間くささが伝わったのはプラスだが、結局「自分の責任はここまでだった」という弁明の部分が多い。
    なんともシャキッとしない読後感。

  • 事件当時、まだ学生だったので内容についてはそんなに知りませんでした。今更ながらですが理解できてよかったなと思います。

  • クラサワコミュニケーションズ買収をはじめとする不当な利益の計上があり、それがニッポン放送買収で浮き彫りになったというお話。

    文中に「堀江は容疑を否認し徹底的に戦っていく中で、私(宮内)にすべて任せていたといい、堀江も自分自身にもそう言い聞かすことができるようだった」という記述があった。

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虚構 堀江と私とライブドアの作品紹介

「ニッポン放送、フジテレビは、なぜ騙されたのか」。プロ野球進出騒動、総選挙、村上ファンドとの関係、ITの寵児が疾走した「既存勢力への挑戦と限界」。未熟さゆえの罪や失策を素直に認めつつ、卑下することなく等身大のライブドアを語る。

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