新世界より (上)

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著者 : 貴志祐介
  • 講談社 (2008年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062143233

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新世界より (上)の感想・レビュー・書評

  • 前半の説明にややもたついたけど
    途中からスピードアップ!
    面白くなって来ました!

  • 2017年1月22日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「リョウ」。

  • 説得力にかける文章でした。

  • 独自の世界をリアルにするためか、架空の場所や生き物などの描写が多くて入り込むまでは正直「めんどくさいなあ」と思いましたが、物語が動き出すと面白くなった。内容は全然違いますが、主人公たちの置かれている状況はカズオ・イシグロの「私を離さないで」にすごく似てます。 下巻がどんな展開なのか楽しみ。アニメもみたいです。

  • 主人公の早季が回顧という形を取ってこの物語は始まる。

    本を見て厚さ(1000ページ)で圧倒され、読み始めの時はおもしろく無ければ途中で読むのをやめようと思ったのだが、読み進めていくうちにこの不思議な世界に引き込まれ一気に上巻を読み終わっていた。
    下巻をこれから読むのが楽しみだ。

    主人公は回顧を書いた早季そしてその同期の友だち、覚・瞬・真理亜・守の5人を中心に進んでいく。

    時代背景は最初古代かと思って読んでいたが、どうも違和感があるなと思ったら今から1000年後の日本の関東地方が設定されている。

    そして、その時代は人類がほぼいなくなり残った人たちがコロニーを作り厳格な決まりや、育成によって彼らの世界が保たれている。

    主人公ほかの5人が進級に向けてのキャンプに出掛けて行くあたりから、その世界がどうして出来てきたのかというものがぼんやりと見え始め、どんどん話しの中に入り込んでいき、途中からあっという間にこの分厚い本を読み終わった。

    この主人公たちは実は超能力を持つコロニーの住人であり、その能力を身につけていく過程がこの教育の目的で、このコロニーに従順な大人を作り上げることが第一の使命のようで、主人公たち5人はどちらかというとはみ出している子どもたちで、その5人が集められてグループになっていると言うことで、それが故に色々な事件が起こっていくという上巻でのストーリーだった。

    さてさて、下巻を読むのが楽しみでたまらない。

  • 「今ここ」が古代と呼ばれるほど先の未来、超能力が当たり前になった世界。少年少女はとあるきっかけから「世界の秘密」の一端に触れ、見せかけの平穏が音を立てて崩壊しはじめる――。

    こう書くと余りにも使い古されたプロットのようにも見えるけれど、それを知っていても楽しめるのはストーリーテリングの妙か。主人公格のキャラクターもありふれてるんだけどね。


    次々に解き明かされていく世界の秘密の、緻密に組み立てられた背景が面白い。
    ある種過剰にも見える倫理観や、明らかに人の手によって葬られた歴史や文明。人の歴史に超能力を組み込めばどうなるのか、シミュレーションを見ているような感覚だ。

    「違和感を抱かされる→解答が提示される」のループを繰り返す内に、作者の術中にハマっていく。1000ページを超える大作だけれども、全く飽きさせることなく、クライマックスまでノンストップだった。

  • ほんとによく考えるなと。
    貴志氏の頭の中はどうなっているのかと(笑)
    ちょっとダークな感じがするが一気に読める本。

  • 人間と自然の力関係が、単純な優劣ではなく複雑に絡み合い、奇形化した世界のお話。
    人間は現在の私たちよりもはるかに万能な「呪力」という魔法の力を手に入れているが、それゆえに、人間が自然界に及ぼす影響は今よりもずっと大きく、世界は何度も滅びかけている。
    そのたびに歴史を隠ぺいしたり、自らに枷をかけるシステムをどうにか考案しながら、仮そめの平和を保っている。
    その最もたるものが「愧死機構」と呼ばれるシステム。
    呪力によって自分の同族である人間は殺せない。攻撃しようとすると大変具合が悪くなる、というもの。
    臭いものにはフタをして、おびえながらものうのうと生き長らえる人間たちに、フタの中に押しとどめてきた者たちからの復讐が始まる。
    この象徴的でアイロニカルな世界観だけでも圧倒されるのだが、革命を企てる獣の正体は、かつて人間だったもの(人間は人間を殺せないというシステムを打破するために遺伝子操作で獣化した)という設定や、突然変異の人間の子供(愧死機構が備わっていない、人間を殺せる人間)の正体に関する最後のたたみかけは本当にすごい。

    人間を抑制するものは、愧死機構などという物理的な罰で管理されるようなものではなく、こういう物語そのものではないのかと思う。
    本文中で古事記の引用が出てきたとき、「神話というのは人類の知恵で、どこかで決定的に間違ってしまった宇宙の論理を思考によって正す行為だ」というのを、本で読んだことを思い出す。
    この本を読んで、人の愚かさみたいなものを考えたわけだが、それはきっと今日おいしい夕飯を食べるころには忘れてしまうのかななんて思う。出来れば覚えておこうと思うのだが、そんなに出来た頭は持っていないのである。
    だけど、忘れても何度も考える、頭の片隅にふっと去来することそのものが、まずは第一歩だし、この物語がもたらした意識の些細な変化だし、その延長線上にある方法が、愧死機構に変わる何かなのだ。

  • よくもこれだけ創造できたな、と。もしかしたらあるかもしれない、そんな情景がありありと目に浮かんでくる。面白い。

  • SF小説です。
    最初の設定説明が長くて、
    全人学級入学あたりでギブアップしそうだったのですが、
    高評価のレビューを読んでもうちょっと頑張って読んでみたところ、
    ミノシロモドキを見つけた辺りから俄然面白くなり、
    その後は下巻まで一気読みでした。
    世界観の設定・構想がすごいです。
    話のテンポも良く夢中になって読みました。

  • 感想は下巻に併せて記録。

  • 面白い!ぐいぐい物語に引き込まれていきました。この世界はどこの国のいつの時代なのか?読んでいるうちに少しずつ明らかになっていきます。下巻が楽しみです。

  • 超長編にとりかかるワクワク感!
    これは面白い!!

  • なるほど。
    先が楽しみ。

  • はっきりいって、面白い。

    貴志祐介は『悪の教典』以来だが、それより前に出ていた作品とは知らなかった。

    相当未来の話で、変な生き物が出てきたり、主人公達が魔法みたいのを使えたり、青春時代のキャッキャ感があったりと。読みながら新世界を体感した。(あまり心地のよい場所ではないが)
    あまりの影響力で、夢に変な生き物が出てきたくらい。

    それでも面白かった。下巻に続く。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは―。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。

    思ってたのとは全然違う内容だった。これから先、無差別殺人や凶悪犯罪の低年齢化が進むと、この小説が現実化するような気がした。

  • 世界観に入っていけない、人以外の生物が想像しずらくて一度挫折したので、二度目の挑戦。

    キャンプ付近に入ったら、話が面白くなって一気に読めました。アニメから入ったらもっと読みやすかったのでしょうね。

    超能力を持った人類が洗脳教育によって秩序を保った世界。残酷な歴史の繰り返し。その圧倒的な世界観に脱帽です。

  • 又、新しい地に踏み入り、
    その探索中にフト、思った。

    (そういえば、最近読んだ『僕は小説が書けない』の主人公。彼の苦悩が良くわかるなぁ。)

    本を手にとり、開く事は容易い。
    新世界への扉はいくつもあって、
    読者は常に
    ど、こ、に、し、よ、う、か、な?

    と、実にお気楽なものである。

    しかし、この真っ白な大地(ページ?)に、
    一から世界を創造して行く、となると
    例え生き物一匹にしても、新しい命(新種)を生み出すのは相当難儀であったはず。

    だからこそ、
    あれ、らは動き始めた。
    1000年後のこの地で、進化(退化?)した生き物達は
    意志を持ち、動き始めたのだ。

    生き物ドキュメンタリーに興味があり、その生態を観察するのが大好きな私は、
    すっかりこの世界に魅入ってしまった♪

    物語は呪術を操る少年少女が、新世界に秘められた謎を明かして行く、ハリポタ的ダークファンタジー。

    グイグイ読者を引き込む魔の筆力によって、
    魔術本の様な分厚さも全く気にならず、あっという間に読了。

  • この本のおかげで読書が好きになりました。とても面白かったです。どこまでが上巻か覚えてないから感想は下巻の方に書こうかな。

  • 『新世界より』㊦に、㊤の感想もまとめて投下予定。

  • 2014/8
    面白かった!2回も読んでしまった。漫画とかでも良さそう、と思ったらとっくにあるんだね。少し、時間をおいてから読んでみよう。

  • 久々に読書。
    内容を確認せずに読んたが、まあまあ面白いかな
    超能力の話だったとは…

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子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは-。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。

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