ボクシング・デイ

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著者 : 樫崎茜
  • 講談社 (2007年12月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062144230

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ボクシング・デイの感想・レビュー・書評

  • 佐山先生いい人。
    千晶君、小学生にしてはかっこいいな。

  • 小学四年生 女の子 吃音

  • いろんなものにふれて少しずつ豊かになっていく栞のなんていとおしいこと!
    細やかなあたたかい表現や質量。これはノスタルジーだ。

  • 暖かい物語だった。幸せってなんだろう。毎日を当たり前に過ごすことなのかな…?

  • 利発な小学生が舌っ足らずのためにコンプレックスを抱く
    「ち」と「き」の発音が苦手で言葉の教室に通う
    そこでの出会いで自分を発見していく一年間を描いた物語
    人前でしゃべるのが苦手な女の子が
    校庭にあるセコイアの大木が切り倒されるという事件を巡って
    物的利益以外の感情に目覚めていく
    先生と友達と共に木と語らおうとすることで愛と情を理解していく
    幸せとは何かを自分で考え自分の人生を歩み出す
    そして寂しさとかなしさを体験することで
    優しさと楽しさを見付けることができることを知り
    すべてがあるところに幸せもあると言うことに気付いていく

  • きのう読み始めてきのう読了。樫崎さんは二冊目。
    前半はちょっと目がすべりがちになってしまったのだけど、後半はけっこうしっかり読んでしまった。ぐいぐいというより、静かにすうっと読む感じ。前半気持ちがちらちらしたのは、文章がきれいにととのう方向で書かれているぶん、頭のなかに浮かび描かれていくものの順序がととのっていないと、文から気持ちが離れてしまうからかな。
    発音の問題と、セコイアの件。そのふたつが、からまるというよりは並行して語られてゆく。要所要所にこぼれる佐山先生のことばに、作者の思いが透けてみえる。でも個人的な印象としては、「ボクシング・デイ」に収斂されていくというよりは、小学四年のある一時期を回想するおはなし、という感じがした。
    読者として想定されているのは、小学生よりは大人に近い年齢のひとだろうなと思う。回想のかたちにせず描いていったら、どんな作品になったんだろう。

  • 読みながら、これを読んで欲しい子どもの顔が何人も浮かびました。「ち」と「き」の発音が上手く出来なくてコンプレックスのある4年生が、仲間や先生とともに成長していく。栞の毎日を読みながら、明日への自分を考えてほしい一冊。今の4年生よりも、かなりしっかりしているように思えるので、高学年に。

  • ボクシングの本かと思ったら違った。ボクシングデイとは12月26日のことなんだそうだ。その由来のくだりは良いが、いまいち本文と繋がっていない。小3の我が娘が夏休みにこれを読むらしい。マジか。がんばれ。 

  • 本を詰め込みまくる短期バイトをしてて

    そこは1日だけだったんだけど

    詰め込みまくりながら

    どんな本があるのかなぁって

    物色してまして

    その中で

    ちょっと面白ろそうだなぁって

    思った本

    ふつーです

    もしかしたら

    子供が読む本だったのかも

    シンプルです

    そして

    飽きました。

    でも

    「ち」「き」が言えない主人公はかわいいです

    仲が良くて、ちょっとこいしている相手が

    ちあきくんといって

    「ち」あ「き」くんって

    勇気を出して

    名前で呼ぶ所がかわいかったです。

  • 「ち」と「き」の発音がうまく出来ない栞は、養護教諭の笹山先生の「ことばの教室」で優しい時間を過ごす。
    校庭にはセコイヤの木があるが、伐採されるといううわさが出て・・
    ボクシング・デイは1日遅れでクリスマスプレゼントを開ける日。
    1日遅れでも全ての人にプレゼントを開ける権利がある。

  • ボクシング・デイ(Boxing Day)とは、クリスマスの次の日にプレゼントを開ける日のこと。

    小学生のころの何かを特別に大切に思う、不思議な独特の心持ち。
    変化しない、ずっと続くことを望む気持ち。
    子どもって、思ってるよりもずっと安定を望んでるし、真面目な生活を望んでるんやろうな。

    校庭にあるセコイアの木を守ろうとがんばるけど、大人の中で決まったことはくつがえらない。
    子どもって、こうやって無力感をもっているのかも。
    わがままな、自己中心的で活発な子どもの姿とは違うもう一つの面も、ちゃんと見ていきたい。

  • 今、大人になって読むからわかるのかもしれない。「栞」という少女が振り返る4年生の時の自分。千晶くん、佐山先生、切られてしまうメタセコイヤと栞に囁きかけてくれるスイミー。そんな色んなものたちと成長していく子ども達のお話しを、淡々と書いていきます。見失いかけた自分を思い出すのに、そっとひらいてみてください。児童書ですが大人におすすめ。

  • 今、大人になって読むからわかるのかもしれない。「栞」という少女が振り返る4年生の時の自分。千晶くん、佐山先生、切られてしまうメタセコイヤと栞に囁きかけてくれるスイミー。そんな色んなものたちと成長していく子ども達のお話しを、淡々と書いていきます。見失いかけた自分を思い出すのに、そっとひらいてみてください。児童書ですが大人におすすめ。

  • いい先生に出会うということが 既にプレゼント人はそれぞれ得意不得意があっていい と 学校では実のところあんまり大きな声では言えないけど 食堂かたつむりの3倍くらい面白かったよ。

  • まだ小学校で空き缶のプルトップやベルマークを集めていた頃。横並びをよしとするのではなく、教師がおおらかであることを許されていた頃。そんな時代の物語だ。
    長野は諏訪の小学校に通う栞は、四年生になるのに「ち」と「き」の発音がうまくできない。そのため、佐山という優しい老教師に発音の特別授業を受けている。
    コンプレックスを抱えた少女が、教師と、大樹に抱かれた校舎に守られながらゆるやかに成長していく様を描く。
    あまりにも「学校」が美しく描かれすぎている気がするけれど、教育の理想ってこういうものなんだろうなぁ。

  • 栞は小学生の頃、「ことばの教室」に通っていた。
    「ち」と「き」の発音がうまく区別できなかったからだ。
    そこで佐山先生に教わっていた頃の思い出。
    学校のシンボル、セコイアの木が伐採されることになり、栞はセコイアを守ってあげたい気持ちになっていた。
    セコイアにまつわるクラスメイトとの関わりと、佐山先生との楽しくて穏やかな時間。

    「ボクシング・デイ」は、クリスマスプレゼントを開けるのに、皆が25日に開けられるとは限らない、26日に開けてもいいように作られた日なんですって。
    スポーツのボクシングのお話かと思ってたら、こーんなほんわかしたお話でした。

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