- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062144698
作品紹介・あらすじ
「ガイシ=外資系企業」で働く女は、使い捨てなの?魅力的な女性たちが巻き起こす『怪事件』に、悲運にめげず立ち向かう『ガイシの女』の、実に爽快なミステリー。バリバリ働くイメージとは裏腹に、実情はパワハラ、セクハラが横行するシビアな世界。企業犯罪の犠牲になった兄の無念を晴らす杏子が、「ガイシの闇」に立ち向かう。
感想・レビュー・書評
-
所謂バリキャリと呼ばれるガイシの女が主人公。不貞を働かれた外国人の元旦那。友達だと思っていたが夫と不倫していた女友達。企業に殺された兄の死に関わったのではないかとされる義理の姉など、
キャラクターのリアリティに事欠かない。またミステリー要素が最後の最後まで飽きることなく展開され、個人的には最後はスカッとで終わって、
とても楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「外資」「キャリアウーマン」がメインと言うより、主人公の兄の殺人事件の謎を解明するミステリー。最後まで未解決の謎が多く、読み終わりまで楽しんで読んだ。義姉・道絵にあまり落ち度がないのが、展開的にちょっと残念。
-
タイトルから親近感を覚えて読み始めたけれど、
想定していた内容とは全く違ってミステリー小説だった。
主人公の夫と、彼を寝取った友人の、事件解決への協力的な姿勢・活躍に「そんなことあるかいな」とは思ったものの、後味が悪くなくてよかったかな。
兄さんの嫁が実は一番したたかで食えない奴。笑
それにしても金融用語に疎い自分・・・
(シンジケートローン、エージェント、ブックランナー、マンデートを取る。)
金融小説を避けまくってきたツケかな。 -
主人公は確かに日本人とは異なる行動パターンを持っている外資系会社員。読み終わってすぐは、そのことが物語とどう関係あるのかと思ったが、いや、そうだからこそ泣き寝入りすることなくぶつかっていったんだな。展開は素直に入ってきて面白い話ではあったけど、なんていうか平坦で真直ぐなところを何のトラブルもなく走った、って感じ?
-
タイトルを見て、読みましたが、
想像と違い残念。
ガイシ系に努める女性の奮闘記だと思っていたので。
こう思うことが安易でしたかね・・・。 -
タイトルと中身の印象が全然違う。
兄の不慮の死の謎を追うミステリーに外資系企業を絡めたかったんだろうが
アレコレ盛り込みすぎて煩雑に。
真犯人は早い段階で予想がつくし
皆があまりに考え無し。
【図書館・初読・7/20読了】 -
タイトルのイメージと中身が違うような
-
これ、男の人が書いた本だよね?
けっ。 -
ゴメンナサイ!
・・・そうでしたか、という感じでした。
「ガイシ=外資系企業」で働く女は、使い捨てなの?
魅力的な女性たちが巻き起こす『怪事件』に、
悲運にめげず立ち向かう『ガイシの女』の、
実に爽快なミステリー。バリバリ働くイメージとは裏腹に、
実情はパワハラ、セクハラが横行するシビアな世界。
企業犯罪の犠牲になった兄の無念を晴らす杏子が、
「ガイシの闇」に立ち向かう。
内容(「BOOK」データベースより)
著者の方には申し訳ありませんが、
私、個人的にはすんなり入り込めませんでした。
最後が帳尻合わせの様に感じてしまいました。
But、
ガイシの女 杏子が卒業した大学で就職セミナーの
講演の依頼があり、OGとして参加した彼女が
生意気な女子学生へ向かって発言した内容には
スカッとしました!
-
内田康夫氏推薦 爽快ミステリー