人事はどこまで知っているのか (セオリーBOOKS)

著者 :
  • 講談社
2.79
  • (1)
  • (4)
  • (19)
  • (7)
  • (3)
本棚登録 : 100
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145787

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人事の裏、人事の仕事、人事の苦労を書いた本。人事とは経営の3大資源「ヒト、モノ、カネ」の一つを担う大切な部門。人事はもちろん、経営者、マネージャーレベルの人は読んでおいて損はないと思う。

    また一般社員でも、人事の仕事を知っておく事で余計な詮索をせずに済むし、また人事と一緒に力を合わせて、会社をより良くしていけると思う。(人事に媚を売るとかそういう意味じゃなくて。)

    個人的にはあまり表舞台に立たない人事の仕事や苦労が分かって、純粋に読み物として楽しかった。

    セクハラ時の被害者、加害者への接し方などは「なるほど」と思わされる。

  • ● 人を育てるということは、とどのつまり、答えのない問題に取り組み、解決方法を見出す能力を身につけさせることだ。

    ● 「誤解を恐れずにいえば、『好き嫌い』に基づく評価である。人が人を評価するのだから、それで構わないと割り切ることにした。そもそも、どんなに精緻な定量的・評価基準を導入したからといって、完璧に客観的な人事評価制度など存在しないのである。ある意味、評価とは実に感情的・主観的なものである。」松井道夫

  • 人事という仕事について解説した本。社員は道具である企業にとって、人材のパフォーマンスの最大化を図る為に、社員の相性、閻魔帳等、人事の苦労話から、人事が求める想像する力と表現する力について。チームとしての全体最適を図る人が日本企業が求める人だと感じた。

  • 9/23

著者プロフィール

1955年、和歌山県生まれ。ジャーナリスト。2004年、『年金大崩壊』『年金の悲劇』(ともに講談社)により講談社ノンフィクション賞を受賞。同年「文藝春秋」に掲載した「伏魔殿 社会保険庁を解体せよ」で文藝春秋読者賞を受賞。2020年『裁判官も人である 良心と組織の狭間で』(講談社)によって日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。
他の著書に、『われ万死に値す ドキュメント竹下登』『血族の王 松下幸之助とナショナルの世紀』(ともに新潮社)、『新聞が面白くない理由』『ドキュメント パナソニック人事抗争史』(ともに講談社)などがある。

「2021年 『キツネ目 グリコ森永事件全真相』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩瀬達哉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
大前 研一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×