成功する名刺デザイン

  • 講談社
3.36
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本棚登録 : 139
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145848

作品紹介・あらすじ

私はこれで、幸せになりました。ビジネスで幸運をつかむ100のアイデア。

感想・レビュー・書評

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  • 長友さんの仕事に対する姿勢が素敵。
    嫌と言わずにやってしまう人柄、たくさんの繋がりが感じられた。

  • 権威主義的な人で、著名人の名刺、業界人がデザインした名刺が見れた!という喜びを持てる人か、アート的にクリエイティブな人以外は、読んでても意味がないと思う。あまた紹介されている名刺のデザイン見ても、腰ぬけるほどのものでもないし。

  • チェック項目4箇所。名刺デザインには本人の名前と文字が大きく影響している。面談した本人の印象もよかった事実。かっこ悪い名刺・・・情報が多すぎ、写真や似顔絵入り、色のついた名刺、流行おくれのデザイン。ブログ名刺・・・シンプルに。

  • 数年前一度読んだことがあるのに、また借りてしまった。

    名刺を新しく作り変えようと思う時に読みたくなる本。
    でも少し古いです。

  • おしゃれだなーと思うのは縦置きのものが多い気がする。
    2021/1/29

  • <span style="color:#0033ff;">
    P57
     名刺をつくるのもおんなじで、ライブ感が大事なんだよ、野地くん。相手の顔を見て、店や会社の雰囲気を見て、第一印象でデザインを考える。書体を選んだり、イラストを入れようとか、紙はこの厚さでいこうとか、その場で考える。名刺屋さんとデザイナーの仕事の違いは、ライブ感を大切にするかしないかですよ。

    P108
     山科誠という人物がいる。バンダイ創業家の人で、以前は社長をしていた。(略)山科さんがいうには、会社の肩書のない個人の名刺が欲しいと。事情は知らんけれど、趣味の友人とか近所のおじさんおばさんと会う時、代表取締役社長と入った名刺を出しにくい場合もあるんじゃないかな。(略)
     このエピソードは参考になる。会社の社長に限らず、個人用の名刺を作っておくと便利な場合があるのではないか。

     (長友氏に名刺を作ってもらった水商売の店ははやるという神話がある。そんなわけで、彼は銀座では大もてである)
     さて、では飲食店の名刺を作るときに気をつけることは何だろうか。
    「これはもう、ご主人やママさんの話を聞いてあげることですよ。それがいちばん。店を始めるときはみんな不安です。儲けるつもりで店をオープンするけれど、100店のうち80店はつぶれるのが現実でしょう。甘い世界じゃないんだ、これが。だから、経営者の話をよく聞いてやって、自信を持って店を開けさせるのが第一のポイントやね」
     トモさんは、水商売においては経営コンサルタントもできる。企業が大前研一にひれ伏すのと同じように、居酒屋やバーの社長は長友氏に話を聞いてもらうだけでエクスタシーに達するのである。
    「ネーミングも重要やね。僕はデザインだけでなく、お店のネーミングも一緒にやることが多い。そのほうが儲かりまっせというと、ご主人もママさんも喜びます。
     ネーミングは一発で覚えられること。それだけです。なんたらかんたらいう長い名前は覚えられないやろ。名前は一発で決める。」

    P142
     (長友氏が名刺のデザインを始めた途端、なかなか相手の見つからなかった美人編集員が電撃入籍した)つまり、水商売と嫁入り志願については長友名刺の威力は絶大で、スポーツ新聞に公告を出しているまむしドリンクや局部増大法と同じくらいの結果は保証される。</span>

     デザインに関する、その道の第一人者が語る、ちょっとカタい本かと思いきや、軽妙洒脱なインタビューだった。
     本には様々な有名人の名刺がびっちり載っていてそれを眺めるだけでも面白い。
     私は社会人になってほとんど名刺を持ったことがないし、さっぱり交換もしたことのない、貰うばっかりの人間だった。
     先日もごくごく小さな集まりで相手に名刺を渡されたが、私は持っておらずちょっと気後れした。
     あまりいままで必要性を感じなかったけど、これを読んだら個人用の名刺(本文ではブログ名刺を進めていた)を「作ってもいいかな…」と思ってしまった。

  • 2018年10月3日、津BF

  • 弊社の社長が「名刺のデザインをもっとカッコよくしよう!」と言い出し、何か案を出せと言われたものの、デザインなんてやったこともない…と思い慌てて読んでみた。
    しょっぱなから、似顔絵入りの名刺はダメと出てきて大きく頷く。
    ちなみに弊社は似顔絵入りの名刺が出来る予定です。

  • いわゆる「アイデア名刺」ではなく、
    きちんとした「デザイン名刺」の本。
    ハウツー本を期待して読んではいけない。
    整然としつつも色のあるデザインが見ていて気持ちよかった。

  • カイタク名刺.com
    http://xn--ecknn7d839ubkc.com/
    名刺と研究する参考に

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著者プロフィール

アート・ディレクター。1939年生まれ。日本デザインセンターを経て、1969年、黒田征太郎とデザインスタジオ『K2』を設立。エディトリアル、各種広告、イベント会場のアートディレクター、小説の挿絵、雑誌のエッセイ連載など幅広く活躍。

「2016年 『「翼の王国」のおみやげ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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