論理と感性は相反しない

  • 787人登録
  • 3.39評価
    • (54)
    • (93)
    • (216)
    • (26)
    • (9)
  • 165レビュー
  • 講談社 (2008年3月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145886

論理と感性は相反しないの感想・レビュー・書評

  • 出てくる女の人が、少し前の自分みたいで、苦手。

  • 西加奈子さんのエッセイで推薦されている本ということで読んでみた。短編集であるが、登場人物がある話と話とで微妙につながっていて物語を面白くさせる要素だと感じた。矢野真由美という作家絡みの話で、マユミズの由来など、あとがきを読んでみたら著者自身に当てはまるのかなとという部分があると思わせる内容という印象が残る。マユミズは水が好きで多く飲むのに由来しているのか、ナオコーラの由来ももしかしたらという想像してしまう。書き下ろしと雑誌などに掲載され、小説になった作品との違いはタメになる。文章も軽快で読みやすい。

  • なんか爽やかな気分になった。

  • 記念すべき初ナオコーラさんはこれ。

    この人はすごい、とりあえずおもしろいの一言。

    こんな不思議な短編集読んだのは初めてだけど
    絶対にハードカバー買います

    「架空のバンド年表」が最もツボだったなー!

  • (2016/2/2読了)
    大好きな作家さん、西加奈子さんの「まにまに」ないで、大好きな本として紹介されていた。
    【まにまにより】
    。。。もっと嘘をついて欲しい。もっとふざけて欲しい。もっとスカして欲しい。思いがけない言葉で私をハッとさせて欲しい。
    自由な小説は優しい小説
    こんな優しい小説がこの世界にあって幸せ。。。
    連作短編集のような、忘れた頃に知った人が出てくるような。タイトルも然り、お話も文章の建て方も、不思議な感覚の本。
    好き嫌いが分かれるだろうな。私は結構好き。

    (内容)
    神田川歩美、矢野マユミズ、真野秀雄、アンモナイト、宇宙、埼玉、ボルヘス、武藤くん。神田川(24歳、会社員)と矢野(28歳、小説家)の2人を中心に、登場人物がオーバーラップする小説集。「小説」の可能性を無限に拡げる全15編。

    (目次)
    論理と感性は相反しない
    人間が出てこない話
    プライベート
    芥川
    恐怖の脅迫状
    架空のバントバイオグラフィー
    素直におごられよう
    ブエノスアイレス
    秋葉原
    化石キャンディー
    社長に電話
    まったくの新しい傘
    アパートにさわれない
    嘘系図
    蜘蛛がお酒に
    あとがき

  • つるつると一気読み。
    仕事で頭がぐるぐるしていたのだが復活。
    文章のリズムが心地よく、刺激もあり、ほぐれた模様。

  • 読めなくはないけど面白さがわからん。

  • 自分の切り売りが小説。そりゃそうだ。
    そしてその切り売りのおかげで自分のカタチを保つ読者が在ることも確か。
    ということで今後ともよろしくお願いします。

  • 装画宇野亜喜良、装幀名久井直子で、くすぶってた乙女心をくすぐられてちっとも興味のなかった(読書メーターの)コミュニティを作ったほどです。ナオコーラちゃんでいちばんおもしろかった、ふざけすぎてて。

  • 短編なので読み終わるまでが早かった。登場人物がいろんな話に出てくる小説集。どろどろしていなくて、読んだ後に何かが残らない感じがいい。

  • 2014年11月30日読了。
    ナオコーラさんの素直さ、というか若いことを恐れない感じ!

  • 山崎ナオコーラさんの小説にはいつも山崎ナオコーラさんがいる。
    今回の短編集には矢野が山崎さんだった。あえて自分のことをすごく主観的に見ることで、登場人物に明らかな自分の分身が生まれるのかな。短編のなかでは矢野が作家として大成功していて笑った。マンドリンは山崎さんの得意楽器だもん、演奏しないわけにはいかないよな。デビュー作のタイトルも勘違いされやすいタイトルだったのも知ってる。
    架空バンドの話も面白かった。音楽雑誌のJAPANとかも読んでて、2万字インタビューを受ける自分なんてのも想像したことあるんだろうな。かわいいひとだ。
    自分の分身を書くからこそ、自分を切り売りしているような気持ちにならないのかと思う。どうなのかな。あとがきまで面白かった。あんがたっぷりつまったたい焼きみたいな短編集だった。

  • あとがきが良い

  • このひとへん!
    しかし面白い。
    好きな変人さで、すごく可愛らしい、友達になってみたいと思う。
    この人の論理と感性が好きだ。

  • あとがきもいいなー。
    好きだな、ナオコーラさん。

  • 図書館。あとがきがすべてのような気がする。
    いろいろ書きましたけど、文学をやりたいです、好きですっていう感じ!小説の事を考えすぎて余裕がないとか、頭ではわかっているんだな、一応。
    マユミズは勝手にナオコーラさんに変換して読みました。私が26歳になったら、マユミズと神田川と一緒に飲みに行きたい。もちろん南米にも!

  • 真野と神田川、合わない2人の同棲物語は面白く読めたのだけれど…俺通信、あるある。

    バンドの話はマツモト以外記憶に残らず…
    佐藤のごはん、は関西人的にはオチとしては認めたくない。
    三浦しをんさんとは仲良くなってみたいけど、ナオコーラさんは遠巻きに眺めていたい印象。

  • 著者あとがきの『雑誌に載せないので気兼ねなく、自由に、遊び心満載に、ふざけにふざけました。でも、手は込んでます』がすべてを言い表している。

    既存の枠に囚われず、ナオコーラさんはこういうのが書きたかったんだろうなあという短編集。

    神田川、真野、マユミズを全体的な主人公に据え置き、随所に短くも印象に残る(例えて言うならバブリシャス(笑))話が挿入されており、飽きない。

    これがもし神田川やマユミズの長編だったらさぞかし味気ない陳腐なものになっていたかもしれない。バブリシャスが効いてる。

    それらの中でも「素直におごられよう」「まったく新しい傘」「嘘系図」がとくにお気に入り。

    「素直におごられよう」のマツモト、こういう奴いるわ・・・と思わず苦笑。大学にも多い気がする。

    「まったく新しい傘」はなんか綺麗。

    「嘘系図」好きだなあ。“サトウのごはん”完全に言いたかっただけでしょ(笑)


    文章自体は決して巧くないのかもしれない。
    けど、なぜかこの人の話には惹かれるところがある。
    それはあとがきで言うようにナオコーラさんが「頭がいい(=キレる)」からなのだろうか。
    論理的ではなくとも、その絶妙にキレるタッチがこの人の魅力なのかなあと。

    これだけやみつきになっておきながらいつも☆3つでごめんなさい。けどナオコーラさんの作品は評価がムツカシイのです(笑)

  • 私はこれ好きだなぁ。少しずつ繋がった短編集。フィクションと謳われてはいるもののマユミズのモデルは他でもない作者自身であろうし、事実の部分も結構あるんではないかと思う。ナオコーラ作品のタイトルの付け方、言葉の選び方が好き。装丁も素敵。2012/107

  • 08年出版の書き下ろし短編集。14篇(+あとがきのYさんの話)のうち、登場人物が共通して連作のようになっているものもある。

     「化石キャンディー」の、「私も石になったらだれかに舐めてもらえるかな」というような描写にはなぜかドキッとした。うまく表せないけど、幼くて甘美な感じ。
     真野と神田川のシリーズは、今の私にとってリアリティがあった。今まで出会った人やこれから出会う人たちと、ある時は共鳴して別のときには噛み合わない、そんなことはこの先何度も何度もあるのだろうなぁと少し寂しく、背筋が伸びるような気持ちになった。時間の経過と、それに伴う変化がある一方で、変わらない記憶もあることが救いか。

    多分以前読んだことがあった(特に表題作)。タイトルに一本釣りされるらしい。特に読み返そうとは思わないので★3だけれども、年を経て読むと絶対に感じ方が変わる話だと思う。

    表題作/人間が出てこない話/プライベート/芥川/恐怖の脅迫状/架空のバンドバイオグラフィー/素直におごられよう/ブエノスアイレス/化石キャンディー/社長に電話/まったく新しい傘/アパートにさわれない/嘘系図/蜘蛛がお酒に/あとがき+Yさんの話

全165件中 1 - 25件を表示

論理と感性は相反しないに関連する談話室の質問

論理と感性は相反しないを本棚に登録しているひと

論理と感性は相反しないを本棚に「読みたい」で登録しているひと

論理と感性は相反しないを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

論理と感性は相反しないを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

論理と感性は相反しないを本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする