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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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そもそも、誰かのことを『知っている』か『知っていないか』というのはあいまいなものだ。顔を見たことがあれば『知っている』と言ってしまっていいのか、見ていなければ『知らない』と言ってしまっていいのか、私はわからない
― 69ページ -
「うん。そもそも誰かのことを『知っている』か『知っていないか』というのは曖昧なものだ。顔を見たことがあれば『知っている』と言ってしまっていいのか、見ていなければ『知らない』と言ってしまっていいのか、私にはわからない」
「僕にもわからない。僕はもう、あなたのことを知っているような気がする」
― 69ページ -
矢野はもう28歳で、どんなときでも、やるべきことはやった方が楽になるし、仕事相手と会ったらにっこり笑う方が過ごし易い。 それは少し寂しいことではあった。矢野は大人になってしまっていて、失恋したら学校を休みたくなるような頃には、二度と戻れないのだった。
― 55ページ
みんなの感想・レビュー・書評
面白かったです。一篇一篇終わる度にどきどきして次はどんな短編が来るのか構えてる自分がいました。
ナオコーラさんの作り出す率直かつ素直な言葉たち。とても魅力的ですね!最後のあとがきにもとても惹き付けられました。もちろん好き嫌いは人それぞれあるかもしれませんが私自身読んでいて嫌な気持ちにはならなかったです。
何度読んでも読みごたえがありそうなのでまた時間を見つけて読み返してみようと思います。今回の「 論理と感性は相反しない 」でナオコーラさんの書かれた他の作品もますます読みたくなりました。
山崎ナオコーラという名前だけ知っていたので、いつか読んでみたいと読んだ本。
小説なんだけど、どことなくエッセイのにおいがする文章だった。
短編というには断片的な話が集まって、なんとなく全体が見えるようなどうなのか。
人間が出てこない話があったりして、普通の短編連作ではない。でもなんか全体としてなんとなく繋がっているから不思議。
矢野は作者の個人的な思いも込められたキャラなのかなって思うくらいリアルな感じがした。
あとがき面白かった。
アンチポデスは居ると思う。感性が、表現が、愛が弾ける。すごく気に入った本。この本を好きになったひとと会いたい。
つながっているようで、つながっていない。
つながっていないようで、つながっている。
書き下ろしの作品短編集
「恐怖の脅迫状」と「あとがき」が面白かったです。
全体的に、どうしたい本なんだろうと思うけれど、個々としては楽しめるのもありました。
バカ言ってふざけて、周りにはわからない空気で、タイミングで2人は造られてたのに
終わってしまうなんてウソみたいだ。
確実にあったものが形が変わるはずもないのに、誰も知らない間に確実に形を変える。
論理と感性は相反しない.確かにお互いを理解できるとは思わないし無理して理解する必要もないと思う.ただ尊重できればいいんではないかと.
ちなみに表題作以外はよく分からんかった(´・ω・`)
人の頭の中を読んでいる感じ。斜め15度くらいといった感じではちゃめちゃではない。自由な印象。
嫌いな人は嫌いでいいし、こういうのもかきたいしみたいなナオコーラ本。男女のいちゃいちゃばなしよりこういうのもいい。新発見。
一本の小説としてまとまりがあるようなないような。
山崎ナオコーラさんは文章の中に、時々ふっと本音を紛れ込ませる。そこが好きだし、可愛いなあと思う。ナオコーラさん自身がとても可愛い。
人と関わっていく上で生じる価値観の違い。
恋人同士でも友達同士でもそれはありうることだけど、
その違いはちょっとずつまたずれていく。
そうした隙間をお互いのやさしさや「見て見ぬふり」で埋めることができなくなったとき、
私たちは「別れ」を決意するのかな。
分かってることだけど切ないよ。
「わかり合うことなんて、全然求めてない。好き合うことを求めているのだ。」
著者の私小説的な雰囲気も少し感じて、読んでて心地よかった。
ただ…オビにあった「きらきら同棲小説」という説明は何か違う気がする。主人公も世界も様々、色んな物語が詰まっていた。
一番良かったのは伊勢物語の芥川。儚いけど、すてき。
神田川と真野のやりとりやありかたがたのしかったし、自分達と似ているところもあった。
山崎ナオコーラという作家の人間味と本音があますことなく読んで取れた。
すっごいロックな短編集やと感じました。
文庫が出ていた。立ち読みしてみたが、絶対に、絶対に、絶対に、ハードカバーで読んだ方が良い!まとまりのない文章が散らばっているけれどこの時山崎ナオコーラの書きたかった文章は、書きたかった世界はまさにこれなんだろう。「人間の出てこない話」が秀逸すぎる。今のところこれより好きな文章は、ない。
デビュー作が鮮烈すぎただけに、その反動が来ている気がする。一皮むけない感じがなんとももどかしい。
エッセイみたいに言葉が強くて痛かったです。
エッセイじゃないらしいですけど。
書きたいことどばーって書いた感じが、すき。
こういう人になりたくないなあって思いながら、
すこし共感してる自分もいたり、いなかったり。
(宇野さんの絵がすてき!ハードカバーなんていつもは買わないのに)
全15編の短編集。神田川歩美や矢野マユミズの日常をさまざまな時間で切り取った短編の合間に、
ファンタジーやSFを織り交ぜながらの展開していく。
ちゃんとした小説から、ぜんぜん小説じゃないものまで、
まるで音楽のアルバムを聞いているようです。
特に、この言葉が刺さりました。
「わかり合うことなんて、全然求めていない。好き会うことを求めているのだ。」
連作短編みたいなの(一部例外もあり)。表紙がどきどきしてしまうので裏返しで置いていた。個人的には感性優先のような印象の作家なんだけどな。

ストーリーがあるような、ないような「書き下ろし」短編集
勝手な妄想なんだけど、
矢野マスミズの半分くらいは著者本人の一部なんだろうと・・・
実際に逢った、思った、事実なんだろうなぁと特に「社...






