さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

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著者 : 高橋洋一
  • 講談社 (2008年3月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145947

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さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白の感想・レビュー・書評

  • 小泉改革を支えた官僚の奮闘記。
    小泉改革のやや裏側をうかがい知れる点のみ貴重。
    あとは随所に自分は典型的官僚ではなく、いかに既存の官僚組織と闘ったかをアピールしているが、結局は自分も責任はとらずに巧く立ち回る官僚の一人でしかないことが見え見えで見苦しい。

  • さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白 [単行本]
    高橋 洋一

    長谷川さんの流れをくんで。。。
    https://plus.google.com/113751439938921077432/posts/DLmmMkwtxsK

    高橋さんって、かってに若々しいイメージを持っていたけど、本の写真を見たら、、、おじさんだね。。。(そりゃ考えれば当然なんだけど。)

    ただ、内容は「霞ヶ関ひどい」、「がんばって改革した」のパターンで(それ自身は、とても尊敬する行動です!!)、改めて読んでも、新たな出会いは特になし。

    こういうシリーズはもう、卒業して、中身が濃いのにシフトしないといけないか。

  • 政治の裏話として読むのはいいのですが、胸にくる箇所は少なかったように思います。

  • 面白かった!まるで「半沢直樹」を観ている気分だった。ドラマのような実話。郵政民営化を進めて行く過程をロジカルに説明している。反論に対する反論や民営化に至る内部事情など、この人にしか知り得ないようなことばかりだった。もちろん、多くのレビューで書かれているように一面的な見方となっているのかもしれないけど、この話は知っておいて損はないように思う。

  • 元財務省のキャリアで、このあと「バカヤロー経済学」に関係した高橋氏の一冊。
    小泉・竹中改革を中から支えていたということもあって、非常に生々しいエピソードが綴られています。個人的には、世間が言うほど小泉・竹中改革は悪ではなかったと思っているんですが、ちょうどそのあたりを否定され始めた頃に出版された本なのでかなり自己弁護色が強い内容になっている感が否めませんね。
    ただ、官僚の方々の非合理的な手続きとか、民間の論理を用いて改善すべきことはたくさんあるのだなぁ、と、いうことや、あまりにずさんな経営管理手法については驚かされます。
    現在はこの人は「みんなの党」の経済ブレーンだそうで。なんか読んだ後に聞くと、あぁたしかにって感じです。

  • 本書は、郵政民営化をはじめとする小泉改革の経済的側面を一手に企画立案した人物と目されている高橋洋一氏(内閣参事官)がこのたび退官されるに当たり今までの大蔵省(現財務省)や内閣府(経済財政諮問会議)での活躍ぶりをまとめたもの。
    読むと、著者のものすごい自信ぶりに驚く。でも考えれば、これは「プロ」であることの現れ。霞が関にいる役人の中で、本当に「プロ」と言える人が果たして何人いるのだろうか。著者の強みは、数学の専門知識に裏付けられた実証的分析をきちんと自分でやっていること。これなら、専門家と称しながらも実際には「耳学問」に過ぎない他の役人たちが太刀打ちできないのは当然。だからこそ、これほど堂々と自慢話を書けるのだろうし、周りもそれを否定できないのだろう。

    特に、財投が実は破綻寸前だったのを、著者の尽力で回避できた話は、関係者には既に周知のことなのだろうけれど、門外漢のぷぅさんには「へぇ。」と思わせるもの。(ちなみに、ぷぅさんは独法に勤務していた時に、「この法人のALMはどうなっているのか。」とファイナンスの専門家に聞かれたことがあるのだけれど、実は「エー・エル・エム」などという言葉すら知らなかったので、大変困りました。)
    まさに、スーパーマンではないですか。
    こんなすごい人をきちんと活用できない霞が関というのはいったい何なんだ。
    とは言っても、こんな人が自分の部下だったら、とても管理できないので困っちゃいますね。

    筆者は霞が関を去っていく(逐われたのかどうかはわかりません。)。いわゆる「財政タカ派」と「経済上げ潮派」の路線抗争があるといわれているけれど、それが当面どうなるのかはともかくとして、著者の能力を日本国が必要とする日はまた来るでしょう。その日までの間、大いに力を蓄えていただくことに期待したい。

  • 小泉内閣、安倍内閣の内閣官房にいた財務省出身の官僚の方によるうち開け話。本人は「暴露本ではない」と断っているものの自分に都合のよい話ばかりなのでなんだかなあ。竹中大臣と親しかった話とかそんなにいるか?という気分

  • 終始一貫して上から目線なので、そこは気に入らないが、
    政治家と官僚の力関係については、良くわかった。 
    知りたい人には、ぜひ読んでみてほしい。 

    現在、消費税率引き上げが議論されているが、
    増税された上乗せ部分は国民には還元されず、一部の既得権益者に回っておしまいだろう。 

    やってらんないな。

  • 財務省で悪名高い高橋洋一(金●日に似てるという噂・・・)の作品だが、官僚の悪口&自分の自慢話ばかり書いてあり、読む気がしない。途中から流し読みした。

  • 時代は下っておもに小泉竹中時代、郵政民営化などを手がけた大蔵官僚、なのに東京大学理学部数学科の出身という、奇天烈なキャリアな持ち主の著作。いわゆる上げ潮派で(対するのが増税ブラボー財務省ハラショーの財政タカ派、与謝野、谷垣、そして野田)、埋蔵金があるんだと叫んでいる方。
    政争の実際のところはよく分からないが、「財政投融資のリスク管理のためにALMを導入したり」(このくだりさっぱり理解できず)、財務省時代に国のバランスシートを作成しちゃったり、やっぱり数字操れる人は強いなぁ、頭いいんだろうなぁ、と次元の低い感想。
    ちなみに郵政民営化時のシステム構築のエピソードがあって、「技術者同士が話をすると、案外早く決着がつくものだ。ロジックで出た答えには技術者は従う」というくだりはなるほどまったくだと思う。

  •  文章がうまいので、すいすい読める本。
     小泉~安倍政権の実現された政策の中で、裏をこの本で垣間見ると、本当に官僚って腐ってるって思いますよ。

  • 財務官僚をつとめた人間の官僚批判、告発に近い本。

    数学が得意だった必死は、特別枠で財務省に入り、数学的な分析で数々の理論を構築していたが、小泉政権時に官邸に入り省益にならないことを行うことで戻ることができなくなった。小泉政権の政策を正しいとしている。

    ただし、副島・植草氏はこの本の記述で、アメリカで洗脳されているとも書いており、確かにその記述は本人が書いている。イイも悪いも含めて、理系オタクの発想で、逆に言えば普通の官僚が官僚の常識にとらわれていることがよくわかる。

  • 読み物として、なかなか、面白いと思った。

  • 不勉強のため、金融の(会計的、数学的な)仕組みなどは、理解できなかった。。が、著者が多くの官僚や学者を敵に回している事は理解できた。
    また、全ての官僚がそうではないであろうが、その実態や手段などが暴かれていて、小泉・安倍政権時の報道を見ていて、憤りを感じていた状況の裏側も、垣間見る事が出来た。(全てを鵜呑みにしては駄目だと思うけど。。)
    著者の明るいキャラクターから、所謂、暴露本(恨み節、自慢話)とは違う感じがした。
    ただ、このまま政治家が官僚に操られている状態が続くと思うと、日本の将来はどうなってしまうのか、空恐ろしく感じる。

  • 政府と官僚の駆け引きは勉強になった。
    小泉政権から安倍政権の終焉までに起きた改革の舞台裏がメインテーマ。

  • 面白いです。

    読めば分かります。

    著者の自らの優秀さを誇示する箇所が多く、いつもなら読む気を失くすのですが、面白くて最後まで読みきりました。

    官僚支配をこのまま続けさせてはいけない、と危機感を覚えました。
    霞ヶ関は、本当にダメなんですね。

    私は今の政治には期待が持てないでいますが、志のある政治家、官僚も少しはいるんだ、と思いました。

  • 以下、昔はてダに書いていたレビューの転記。
    これ書いた後、色々ありましたねえ、このお方。


    --------------------------------------
    筆者が大蔵省に入省してから小泉・安倍内閣を経て退官するまでの間に見た官僚の実態を赤裸々に告白した本である。

    普段縦割りで縄張り争い意識が強い官僚たちが、既得権益の危機が起きると一致団結する姿には、何か物悲しいものを感じてしまう。不思議に思ったのは、大蔵省官僚でも数字に弱い、ということ。言われてみれば、金融監督庁に転じた私の会社の同期も、確かに数字には強くなかった気がするが・・・

    物語は、安倍総理辞任の実情について、から始まる。

    安倍総理については、改革を投げ出して突然辞任した政治家、という程度の認識しかなかったのだが、どうもそうではなかったらしい。小泉との比較をするに、政治家としては立派だが、官僚を相手にするには実直すぎたことが改革が進まなかった一因だったということがわかる。

    筆者がコンテンツ・クリエータとして重要な役割を果たした小泉・竹中の改革については、多くのページが割かれている。官僚との戦い、竹中平蔵氏との関係など、改革の内部にいたからこそ書ける話が満載で、非常に興味深い。

    筆者は官僚の身でありながら、(普通の)官僚と対立するような改革案を手がけることが出来たのには、ひとつは筆者が官僚世界で言うところの「変人」であったことが大きいのだろうと思う。官僚の主流に属さなかったこと(本人は属する気もなかっただろうが)で、外部から問題を見る目を失わなかったことが大きかった。もうひとつの要因としては、筆者自身も霞ヶ関に染まるつもりもなく、いつ官僚を辞めても良いくらいの気持ちだったので、改革にフルコミットすることが出来たという点があるだろう。

    特別会計の積立準備金、いわゆる「埋蔵金」の実態についてもひとつの章を割いて述べられている。私が埋蔵金について知ったのは、4/11の日経朝刊「経済教室」の筆者のコラムを読んだからであった(それが本書を読むきっかけにもなったのだが)。

    一般企業でこのような過剰な準備金を引き当てていたら、投資家・ファンドからの批判を浴びることになるだろうに。市場基準・世界基準で物を考えずに霞ヶ関基準でしか物事を判断できないのだろう。そういう意味では、埋蔵金の話はJ-Powerの話にも通ずるところがあるような気がする。

  • 面白い。

    官僚の多くも最初は無垢な心で入省するのか。。
    その後薄汚れてしまうと。それは不幸なのか、それとも幸福なのか。

    やはり、小さな政府を目指さなければならない。

    大きな力はよいことにも悪いことにも使える。
    小さな政府&市場主義はベストでは決してないだろう。
    しかし、現在あるシステムでは一番ベターである。

    しかし、いまさら何故大きな政府を目指そうとする人間がいるのか理解に苦しむ。
    大きな政府がどれだけの人々を苦しめ、時には殺してきたのかを分かっているだろうか?

    共産主義で成功している国はないのにも関わらず。
    あ、日本が成功してるか(笑)官僚制共産主義国家として。

    小泉―安倍政権の裏にどのような思惑が交錯していたのか、
    高橋氏の視点からの意見はとても参考になった。

  • 官僚の仕事がどういうものなのか?
    政策決定のリアルな舞台裏を知ることができる

  • 政治家ではなく、官僚という立場から小泉政権、安倍政権の改革を綴った良書。官僚でありながら、組織の論理ではなく、自分の頭で考える著者の視点がとても冷静なのが印象的。
    出てくる政治家の人となりが率直に語られており、応援したくなる政治家が初めて出てきました。

  • 小泉政権時代、郵政民営化を進めるために竹中大臣の裏で暗躍していた人が書いた本。



    霞が関の実情を赤裸々につづっています。





    この本を読んで、官僚と政治家の関係や日本における彼らの位置付けなど



    今まで自分の中で謎のベールに包まれていた官僚の世界が少しわかったような気がします。






    やっぱりかというところでは、



    官僚の人たち(全てではないと思うが)はやはり出世や天下り先の順番を待っているだけの



    自分たちの利益のことしか考えない人たちの組織なんだなと読んでいて思いました。




    鳩山政権がやろうとしている




    「脱・官僚政治」




    ぜひ頑張ってもらいたいですね。

  • 今の仕事の前提となる情報について、自分があまりにも無知であることに反省した。

    霞ヶ関が如何に閉鎖的な体制を維持しているかをリアルに読みとることができた。

    日本人はもう少し自分の税金とか年金とかの使い道に敏感にならないといけないし、政府やマスコミが発表するそれぞれの情報を主体的に取り込んでいかなきゃいけないと再認識できた。

    公務員が自分、あるいは省益に夢中になってしまうのもわからんでもない。人間だもの。今後の公務員制度は、公務員が自分のために働て結果としてそれが省益ではなく国益に繋がるような仕組みにしないとならんのですね。

    『何故民間でできないのかを聞いているのではなく、どうやったら民間でできるのかを聞いている。』小泉総理はやっぱ好きだなー。

  • 東大出ながら、法学部出身でなく理数系を学んだばかりに財務省に入省しながらも本流を歩むことはできないのが、この国の官僚制度なのである。

    しかしながら、類い稀なる頭脳、そして、考え方、正義感を持ち合わせた著者が、さまざまな困難をもろともせず、制度改革に取り組んだ経過を書き綴ったものである。

    それにしても、東大法学部卒の財務官僚、そして過去官僚の政治家が如何に国民の血税を食い物にしているのか、また、増すゴミがそれらの勢力と如何に癒着しているかが理解できた。

    著者の今後ますますの活躍がまたれるところである。

  • 財政投融資の問題点とその改革、それに続く郵政民営化の必要性が、平易に説明されている。
    しかし、全てを鵜呑みにすることはできない。日銀の政策批判などもあるか゛、日銀は米国の圧力により金利を上げられなかったという観点もあるはず。この本ではその点にまったく触れられてない。
    『主権在米』『ハゲタカは飛んでゆく』とあわせて読むことをお薦めしたい。

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さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白の作品紹介

「小泉・竹中改革」の司令塔として、「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融改革」「公務員制度改革」を実現した異能キャリアが財務省と訣別、改革つぶしのすべてを暴露する!「官庁のなかの官庁」財務省の官僚は、じつは張り子の虎だった。民間では当たり前のALM(資産・負債の総合管理)すらなく、著者がたった一人でシステム構築に奮闘。さらに国家財政と年金全体の整合性もつかんでおらず、ただ国民の富を「埋蔵金」として隠すだけ。もう、黙っていられない。

さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白はこんな本です

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