長い失恋 ホテル・ラブストーリーズ

著者 :
  • 講談社
3.02
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本棚登録 : 70
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147330

作品紹介・あらすじ

出会い、別れ、逢瀬、再会-。ホテルの数だけ物語があり、ホテルを舞台に、男と女は光り輝く。ちりばめられた欲望と哀切を集めて紡ぎあげた、10の珠玉小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 当たり前だけど、様々なコトが男女の間にはあって、様々な感情が溢れている
    それをとても感じた

    ひととの関わりって面倒だけど
    同じくらい人生を豊かにするんじゃなかと思った

  • 実際のホテル情報としてもたのしいけど、それほど新しい情報という感じもなし。バブリー感は否めず。

  • 都会の恋愛小説、ってとこ。
    大人の恋愛小説、にはなっていない。

    スパがあるホテルなんて泊まったことないから、ゴージャスな気分が分からない。

    甘粕さんのもっと違うの読みたい

  • 読みやすいし、入ってきやすい描写。リアルなホテルが舞台なのも好き。短編集。

  • 実在するホテルを舞台に男女の出会いや別れが書かれた短編集。
    タイトルは「長い失恋」やけど、別れだけじゃなくってハッピーエンドな話もチラホラと、、、。
    大人の恋愛って感じの1冊。

    ☆レッドソルト
    ☆横濱ブギ
    ☆長い失恋
    ☆レインシャワー
    ☆約束の雪
    ☆oil
    ☆広すぎた夜
    ☆冬の匂いの中で
    ☆午後のシーツ
    ☆泡のように

  • ベタベタしてて古い

  • 2010/08/24 飛行機に乗ったらあるPR誌の連載みたいな話。実在のホテルやレストラン・スパの名前など。しかし、実在する道具に凝るなら「大文字焼き」はなかろう。地雷踏んだ。

  • 初めて読んだ、甘糟りり子さん。
    あたしが好きな感じのテンポのある短編集。

    失恋がテーマかと思ったら
    素敵なハッピーエンドもあったりで
    タイトルと表紙が可愛らしくて手に取った割には当たりでした★

    ただ高級ホテルが舞台なだけに
    非現実感は否めないけど、それもまた面白かった。

    -約束の雪- より
    「運命の人、もしくはソウルメイトがもし存在するとしても、
     それは、お互いがお互いをそういう相手につくりあげるものだ。」

    あたしもそう思うww

  • 実在のホテルが舞台なので、イメージしやすい。知っているホテルだとなおさら。
    いつか泊まってみたいホテルもあり、楽しく読めた。


    そういえば森瑤子さんの香水にまつわる短編集があったが、それを思い出した。

  • ホテルが舞台なだけあって大人の恋愛って感じですね。スパ行きたい。

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著者プロフィール

1964年、神奈川県生まれ。玉川大学文学部英米文学科卒業。ファッション、グルメ、映画、車などの最新情報を盛り込んだエッセイや小説で注目される。2014年に刊行した『産む、産まない、産めない』は、妊娠と出産をテーマにした短編小説集として大きな話題を集めた。ほかの著書に、『みちたりた痛み』『肉体派』『中年前夜』『マラソン・ウーマン』『エストロゲン』『逢えない夜を、数えてみても』『鎌倉の家』などがある。また、読書会「ヨモウカフェ」を主催している。

「2019年 『産まなくても、産めなくても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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