こどものころにみた夢

  • 289人登録
  • 3.05評価
    • (5)
    • (29)
    • (106)
    • (24)
    • (3)
  • 71レビュー
  • 講談社 (2008年6月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147651

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

こどものころにみた夢の感想・レビュー・書評

  • ※作品のレビューでも何でもありません。私自身がよく見る夢をツラツラ書いてるだけです。

    何かが「欠けている」夢をよく見ます。

    欠けているものの内容はその時々で変わるんですが、大抵は体の一部だったり(片腕・歯・毛穴)、社会的な機能だったり(法律・信号機・政治体制)、家族の中の誰かだったりします。

    夢の中の私は、最初のうちこそ「あれ、何でこんなことになってるの?」と混乱するんですが、そこは夢の世界なので一瞬で順応します。「うーん、どうも〇〇が無くたって世界はうまくいくみたいだな」さすが夢です。あるものが欠けていることで私だけでなく夢の中の登場人物たちも間違いなく不便を感じているのに、甘んじてそれを受け入れているんですね。改善しようと努力している様子は見られない。

    昔は何とも思わなかったけど、最近は時々、私自身の付和雷同な部分をアラートしてるのかしら、と(笑)。うーん、自虐的かな(笑)。

  • (2016/9/23読了)
    好きな作家さん達が入っていたので借りてみた。
    私自身、夢はよく見るし、夢の話や夢占いにも興味がある。
    寝ている時に見る夢には、普通ではないことが起こるイメージがあるので、このアンソロジーの中では、「ハントヘン」や「衣がえ」が面白かった。長野まゆみさんの作品は過去数冊読んだことがあり、自分には合わない作風と思っていたので、「衣がえ」を読んで改めて作家さんを見たとき、とても驚いた。
    非日常ということもなく、生活の延長線のような話では「さよなら、猫」や、「ヘビ」は切なくて心に残った。
    絵本なので、それぞれの話に大きな絵が付いている。たくさんの絵本作家さんの絵も楽しむことができる。

    (内容) 前が文、後ろが絵
    豪華作家陣が美しい絵とともに綴る、カラー版「夢物語」。怖い夢、切ない夢、おもらしの夢?12篇の読む絵本。

    (目次)
    男 … 角田光代・網中いづる
    ガラスの便器 … 石田衣良・松尾たい子
    さよなら、猫 … 島本理生・鯰江光二
    水の恵み … 阿川弘之・木内達朗
    タイムリミット … 辻村深月・吉田尚令
    ヘビ … 西加奈子(絵も)
    ふたり流れる … 市川拓司・いとう瞳
    ハントヘン … 堀江敏幸・中村純司
    雲の下の街 … 柴崎友香・田雜芳一
    衣がえ … 長野まゆみ・望月通陽
    おしっこを夢から出すな … 穂村弘・ささめやゆき
    さらば、ゴヂラ … 高橋源一郎・しりあがり寿

  • 「子どもの頃に見た夢」がテーマのリレー連作。

    世の中に、他人の見た夢の内容を詳細に語られることほど退屈なものはない、と思っているのですが、やはりそういう感じでした。掴みどころのない話は苦手です。
    ふわふわふわふわ整合性のなさを楽しむようなものよりも、はっきりとオチがついている作品の方が、私は安心して読めました(完全に好みの問題ですが)。

    各話の挿絵もきれいなんですけど、どうも文章に集中できないんですよね……。

    穗村弘「おしっこを夢から出すな」、西加奈子「ヘビ」が好き。

  • 15/08/16
    「タイムリミット」辻村深月
    「ヘビ」西加奈子
    「衣がえ」長野まゆみ
    の3つが好き。

    ・「そうだよ。どうでもいいことは大切、大切なことはどうでもいい。それが生きるっていうことでしょう」(P24「ガラスの便器」石田衣良)

  • 当然のように柴崎友香と西加奈子目的で読んだ。
    西加奈子はじょうずに書いてるけど、やっぱりテーマがあって書くと、おもしろいというよりじょうずに書いたって感じになる。
    柴崎友香はとにかくよかった。絵が田雜芳一なのもとても合ってる。
    期待してなくておもしろかったのは穂村弘。おもしろいって、笑えたっていう意味。

  • 最後の高橋源一郎先生の話が忘れられません。私も小さい頃に何度も同じ夢を見ていたからです。
    テレビで見たものに影響されてその夢を見ていたのかと思っていましたが、この話を読んだあとに、同じ夢を見ていた人がいたんだと知って不思議な気分になりました。

  • 夢の綺麗さが詰まっていました。

  • こどもの頃にみた夢をモチーフにしたアンソロジー。こんな夢をみたことがあるという話や、その夢にまつわる話だったり、まさに夢そのものの話が収録されていて面白かった。作家さんによって夢の捉え方もそれぞれで、いろんな捉え方ができるんだなあと思いました。それぞれの作家さんごとに、挿絵も変わり、とても豪華でした。

  • タイトル通り、「こどものころにみた夢」がテーマのアンソロジー。
    どれもとても短いお話で、挿絵も入っていて、児童書のようなあたたかみがある。
    (ただしホラーチックなお話もある)

    <収録作品>(タイトル/小説/イラスト)
    男/角田光代/網中いづる
    ガラスの便器/石田衣良/松尾たい子
    さよなら、猫/島本理生/鯰江光二
    水の恵み/阿川弘之/木内達朗
    タイムリミット/辻村深月/吉田尚令
    ヘビ/西加奈子(イラストも)
    ふたり流れる/市川拓司/いとう瞳
    ハントヘン/堀江敏幸/中村純司
    雲の下の街/柴崎友香/田雜芳一
    衣がえ/長野まゆみ/望月通陽
    おしっこを夢から出すな/穂村弘/ささめやゆき
    さらば、ゴヂラ/高橋源一郎/しりあがり寿

  • タイトル通り、こどものころにみた夢をテーマに書かれる短編集。絵本を読んでいるような絵がかわいい。今まで読んだことのなかった作家さんの作品も読めるのは良かった。島本理生さん目当てで買いましたが、辻村深月さんのが印象に残りました。

  • 「こどもの頃に見た夢」をテーマとした12人の作家による文章。実際に見た夢の話とは限らないようだ。夢の話らしく、読み終わったらするすると忘れてしまってタイトルを見てもどんな内容だったか思い出せない話も多い。(私の記憶のキャパシティの問題?)堀江敏幸、穂村弘、辻村深月の話が好き。

  • 豪華な作者揃いの本。西加奈子さんも自画付きであり。角田さんと西さんの作品がやっぱり好きだナ♪

  • タイトルの『こどものころにみた夢』というテーマで、様々な作家さんたちが描くアンソロジー形式の物語。
    テーマだけに、不思議な話や、共感できる話や、少し怖い話などいろいろ。
    また、絵もそれぞれ違って楽しめる。

    気に入った話。
    ◆「男」角田光代さん・・・小さいころから夢に出てくる男が、夢を見るたびにどんどん近づいてくるという話。続きが読みたくなる、不思議だけどなんか完成してる感じがいい。

    ◆「ヘビ」西加奈子さん・・・“ちほうしょう”のおばあちゃんと孫のヨウ君の話。ちょっと笑えて、ちょっと切ない。「ヨウ君はちっとも小さくなんてない」。

    ◆「衣がえ」長野まゆみさん・・・服を変える=人生を変える?これは怖い、、、不思議すぎて正直よくこんな話を思いついたなと素直に感心。

    面白い話もあったけど、予想よりも中身が充実してなかったので☆2つ。

  • 辻村深月さん目当てに手にとった本。12人の作家さんの短編が収められている。
    「夢」がテーマになっているため、「世にも奇妙な物語」的な、不思議な感じの話が多いかな。個人的には、お目当ての辻村さんの『タイムリミット』、堀江敏幸『ハントヘン』、長野まゆみ『衣がえ』、西加奈子『ヘビ』が面白かった。
    辻村さん以外はほとんど読んだことのない作家さんばかりのため、今後ほかの作品も読んでみたいな。

  • こどものころにみた夢をテーマにしたリレー小説、ということになっています。
    総勢12名の作家さん達がそれぞれ短編を提供。
    いずれも人気作家の皆さんです。

    それにしても同じテーマでもいろいろな作品になるものですね~。
    恋愛小説からサスペンス、ホラー、アクション、SF、エッセイまで。

    そしてそれぞれの作家さんの個性が、短編とはいえキッチリ入ってる感じがするのは見事です。

    巻末には作家さんたちの代表作なんかも紹介されていますので、この短編集を読んで興味の湧いた作家さんの作品を読んでみるってのも良いかも・・と思いました^^。

  • こどものころにみた夢」がテーマの連作集。といっても、それぞれの話がつながっているわけではありません。
    テーマにしたがって、小説が書かれて、それぞれに画家をかえて挿絵が入れられています。
    まず、企画がおもしろいと思いました。それぞれの話が短いのが惜しいですが、今まで読んだことのない作者の作品も読めたので面白かったです。
    とくに、石田衣良の作品がよかった。ほかの作品にも手を出してみたいと思います。

  • いろんな味わいの夢があって読みがいがあった。
    外れなく、どれも結構好きだった。
    テーマが夢というのが私に合っているのかも。

  • ガラスの便器とおしっこを夢から出すなが面白い!!どちらもトイレのネタだけどね。

  • やさしい文章にやさしい挿絵が添えられていて、ページをめくる度にあたたかなきもちになる。読み応え、みたいなものはないけど、寝る前にちょっと読むのにちょうどいいかもしれない。

  • 【収録作品】「男」角田光代著 網中いづる絵/「ガラスの便器」石田衣著 松尾たいこ絵/「さよなら、猫」島本理生著 鯰江光二絵/「水の恵み」阿川弘之著 木内達朗絵/「タイムリミット」辻村深月著 吉田尚令絵/「ヘビ」西加奈子著・絵/「ふたり流れる」市川拓司著 いとう瞳絵/「ハントヘン」堀江敏幸著 中村純司絵/「雲の下の街」柴崎友香著 田雑芳一絵/「衣がえ」長野まゆみ著 望月通陽絵/「おしっこを夢から出すな」穂村弘著 ささめやゆき絵/「さらば、ゴヂラ」高橋源一郎著 しりあがり寿絵
    様々な「夢」が語られる。なんとも座り心地の悪い気分になる「夢」も・・・・。

  • 「こどものころにみた夢」がテーマの連作小説(エッセイふう含む)。

    石田衣良『ガラスの便器』
    21「この人は便器の神様だ。」先駆けきた!

    阿川弘之『水の恵み』
    49-51戦前、家族そろって小舟に乗って川へ。船上で昼食を食べて、干潮になったら潮干狩りをする船がいくつも。潮が満ちるころまた帰る。なんて優雅、おだやかだろう!
    まさに夢という言葉が似合うなあ。

    市川拓司『ふたり流れる』
    なにかオチというか、「真実」があるかと思ったらそんなことなく。

    堀江敏幸『ハンヘトン』
    彼の小説に中村純司さんの絵という組み合わせは、とっても意外! もっとこう、淡やかーな、輪郭危うい、みたいなイメージがあるから。
    でもいいなあこれも、親しみやすい。聞いたような話ではあるけれど、彼の口調だと新鮮だし、夢ということの普遍性を考えると。

  • 1130

    個人的には長野さん、柴崎さん、島本さんの話が好きでした

  • 島本理生さん、西加奈子さんが好きで手にとりました。
    …が、もともと短編が好きでないのであまりおもしろいと感じることができませんでした。
    エッセィですね、これは。
    読む、とうより見る感じ。絵が美しい。

  • 角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎

全71件中 1 - 25件を表示

こどものころにみた夢に関連する談話室の質問

こどものころにみた夢を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

こどものころにみた夢を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

こどものころにみた夢を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする