アキレスとカメ-パラドックスの考察

  • 講談社
2.94
  • (1)
  • (12)
  • (23)
  • (17)
  • (0)
本棚登録 : 133
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147835

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「アキレスとカメ」の話によって、数学から哲学へのいざない、的な。
    数学の話も、哲学の話も、かなーり中途半端感があったのが残念でした。
    まぁ、わたしが既に哲学への興味がある(いざなう必要がなかった)からかもしれませんが…

  • おぉ、何気に手にした本ですがこんなに哲学哲学しているとは思いませんでした。噛み砕いて書かれているのでしょうが、やはり哲学でした。

  • 「アキレスとカメ」を初めとした4つのパラドックスを題材に、その問題の核心が何であるかを数学と哲学との関係から簡単に導いている。
    が、題名である「アキレスとカメ」に関しても解説が少しだけで読了後、主張がクリティカルに残らない。ちょっとした読み物として、エッセイ的に、イラストもかわいいので気分転換として読むには良いのかも。

  • [初版第1刷]2008年7月1日
    初学者向けとはいえ、もの足りなさが・・・残念

  • アキレスと亀のパラドックスの解説書かと思って読んでみたのですが
    そうではなくて、いろいろなパラドックスの解釈の紹介と、哲学的思索への誘いの本でした。
    中高生ぐらいが、読むと丁度いいのかも?
    中年で、貧乏暇無しの私では、哲学的思索の時間が、なかなか作ることができず・・・ちょっと哀しい。

  • ちょうど卒論で扱ったテーマだったので、タイトルに魅かれて手にとってみました。
    ゼノンの4つのパラドックスについての考察と、哲学史に少しふれている感じでした。
    内容的には、読み手がわかっている前提で話を進めている気がして、もうちょっと丁寧な説明がほしかったかな。
    ゼノンの第3パラドックス=「飛ぶ矢は飛ばない」がイマイチ理解できないなぁ・・・。
    数年前に勉強したことを忘れちゃったみたいです。

著者プロフィール

1953年生。京都大学理学部および同大学文学部哲学科を卒業。大東文化大学文学部准教授(哲学・論理学)。サイエンスライターとしても活動。『数学・まだこんなことがわからない』(91年度講談社出版文化賞科学出版賞)、『「複雑系」とは何か』(講談社現代新書)など多数。

「2011年 『神が愛した天才数学者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉永良正の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
冲方 丁
麒麟・田村裕
フランツ・カフカ
ロバート キヨサ...
伊坂 幸太郎
村上 春樹
村上 春樹
東野 圭吾
東野 圭吾
J・モーティマー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×