CHICAライフ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 422
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147941

感想・レビュー・書評

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  • これまで何度も「島本理生の小説に出てくる主人公の女は苦手だ!というか嫌いだ!」と思いつつも、デビュー作「シルエット」から「あられもない祈り」まで読まずにはいられないその魔力にとりつかれながら、今まで島本作品を読み進めてきてしまったわけだが、このエッセイで作者本人のことがわかったため、色々と謎が解けた。
    エッセイに書かれる島本理生は、恋愛遍歴が作品からも滲み出るほど、面倒な男と付き合っているんだなあということだ。それが主人公たちにも表れていて、まさに自己投影型の物語が出来上がっていたわけである。何度も思っていた、「なんでこんな男を好きになるんだろう?わけがわからない」はすべて彼女の経験からきているものなんだね。このエッセイが出ていなかったら、ずっと確信を持つことができなかったよ。

  • 大きな熊がやってくる前にと同時進行で読んでいた
    島本理生さんのエッセイ。
    大きな熊がやってくる前にが結構ビターな内容だっただけに
    このエッセイでのギャップでますます
    島本理生さんのファンに。
    楽しく読める1冊だと思います。

  • 面白かった!

    出版にあたって改稿しているせいか、つぎはぎ感が少なく読みやすかった。

  • 自身の恋愛に関してオープンな人。

  • 何となく読み始めたのだけど、大満足!
    もっとエッセイ書いてほしい♪

  • 面白かった―!ほんと、著者ってこういう人だったんだって初めて人柄に触れることができたような。思っていたより恋愛経験豊富なようでw楽しくライトに読めました。

  • エッセイ苦手だけどこれは読めた!

  • たしかに、こういう人生を送ってきた人はああいう小説を書くのだなあ、という気持ちになった

  • エッセイ集。淡々とした文であるくせに良いネタを投入してくれる。雑誌に連載してたというが、たしかにこういうコラムあるよね。そして私はそういうコラムが肝心の流行の服やら着こなしより好きだ。
    だからこのエッセイ集も好きなわけである。
    なんだか周りに普通にいそうで、ゆるい話を楽しんだ。女子たちの日常会話はゆるく、そしてしょーもないと最近思う(笑)

  • キタ―――――――!!!!!!!!!!!!!

    待ってましたのエッセイが出ました◎
    期待しすぎた感は否めないけど、楽しく読了。
    恋愛小説に今のところ全精力を捧げている作者はルックスが特別良いわけではないんだけれど恋愛遍歴が豊富であると判明。かつ、男運が怒涛の悪さ・・・
    なんつーか、納得してしまいました。
    最終的に結婚されたばかりだそうで・・・安心安心。
    同年代ということもあり、これからも応援したい人。
    魅力的にパワフルにお仕事頑張ってもらいたいものですな。

著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。その他の著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『七緒のために』『よだかの片想い』『2020年の恋人たち』『星のように離れて雨のように散った』など多数。

「2022年 『夜はおしまい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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