- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062150248
感想・レビュー・書評
-
最初はおもしろく読んだけどあとはななめ読み。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『「差別の真相」、どこまで知ってますか?同和対策事業の変遷、潜在する「身元調査」、いまだに残る「恋愛・結婚・就職」(中略)』知らないことはたくさんありますね。
こういう問題が比較的ないところで育った僕がこの問題を追うきっかけになったのは「ゴー宣」とベタといえばものすごくベタなんだけど。島崎藤村の『破戒』この二つを 中学生のころに読んでいたからなんですが、そういうものが現在でも表には出ない形で『ある』と知ったのは東京で暮らしていたときなのかもしれません。
僕が見聞きしたことで、具体的なことはあれこれあげませんが。やはり、存在はします。著者の出身は関西の「ムラ」ですので。言ってみれば『当事者』になるわけです。僕は関西には修学旅行でくらいしかいったことはありませんので。本当のところは詳しくは知りません。でも、ここにある話を読んでいると僕の好きな歌のひとつで代表的な「放送禁止歌」である岡林信康の『手紙』の世界に描かれていることは、決して過去のことではないんだな、ということを思い知らされます。
だからといって今の自分にいったい何ができるか、というのはわかりませんが、この本を取り上げることによって、皆様が少しでもこの問題に関心を持ってくれれば、とは思っているのですが…。 -
おもしろーい。
わかりやすい。
角岡さんの文章がすごく好きです。
本人よりも文章の方がおもしろい(笑)
飛鳥会の小西氏のことを書いた文章にすごく惹かれた。 -
(200905)