ロシア・ショック

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著者 : 大前研一
  • 講談社 (2008年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062150262

ロシア・ショックの感想・レビュー・書評

  • 数年前に大前氏の書いた「チャイナ・インパクト」を読んで、私の中国に対する見方が変わりました。実際に彼が見て体験したことをベースに書かれていたようで、それまでの中国観を一新することができた記念に残る本だったのを覚えています。

    この本は、私にとってはその続編にあたるもので、ロシアについて書かれています。ロシアというと、日本は長い間、アメリカ側に付いてきたこともあり、なんとなく敵というイメージがありますが、今後はロシアとの関係も見直していく必要もあるのではと、この本を読んで思いました。1997年にソ連が崩壊し、今年もロシア株式が7割減と、大激変に見舞われていますが、今後とも注目すべき国だと思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・大統領を二期勤め、現在首相をしているプーチンの日本好きや有名である、一般のロシア人も無条件に日本、日本製品、日本文化(オタク文化)を好いてくれている、このような国は、それ以外には、インド・トルコくらいである(p16)

    ・2001年にプーチンに所得税率を13%一律とするフラットタックスを導入、その後にアングラマネーが表に出てきたので税収も増えた(p35)

    ・ロシア連邦共和国は、83の連邦構成体、7つの連邦管区が統括する仕組み(2008年3月)で、面積:1707万平方キロ、時差は11時間(p55)

    ・ロシアは大きく3地域に分かれ、欧州ロシア(人口73%、GDP:66%)、シベリア(原油7割、天然ガス9割、石炭8割)、極東(最大面積、人口660万)である(p59)

    ・BRICの中で進学率、知的水準を考慮すると、唯一ロシアのみが中間所得者層を形成し得る(p72)

    ・1992年にロシアは国有資産を平等に分配する目的で、12歳以上に株式引換券を配布したが、大半の国民は食糧確保のためにそれを売り払った(p76)

    ・ロシアでは、60人(0.4ppm)の人が、GDP:16%、年収:1600億円を占める、1.5%の人(200万人)が、GDP:20%、年収:570万円である(p77)

    ・ロシアの男性平均寿命が59歳であり、定年(62歳)よりも短いので、老後の貯えがいらない(p82)

    ・三菱自動車の株価が72円から復活したのは、ロシア市場のおかげが大きい(p113)

    ・2008年7月に、中国とロシアは、国境線(大ウスリー島)で両者は合意した、これにより中ロの国境線は全面解決した(p187)

    ・ロシアは自国民を入植させたため、チェチェンの独立を簡単に認められない、イギリスが北アイルランド問題、パレスチナ問題を解決できないのと同じ構造(p194)

  • ロシアに関して、いかに日本が出遅れているかはっきりさせている。
    日本にとって、ロシアは「油田」のようなもの。
    ブリックスのうち、ロシアの識字率がダントツに高く、優良な人材の宝庫。また資源の宝庫。ロシアがこれからの富の創出の要になっていくだろう。

    いかに日本の報道が偏っているか、痛感した。
    報道によって得た知識などをいったんリセットして、ロシアと日本の距離感を考える必要がある。

  • ロシアでは日本のオタク文化が大人気。
    プチンは寿司が好きで、あの体は寿司でできていると思われていて、ロシアで寿司が人気、w
    ロシアの人材は優秀でITに注力している。
    ロシアのような途上国ではまだタバコが成長産業。
    ロシア人は、ロシアはロシアという発想が強い、アジアでもヨーロッパでもない。

  • 2008年の作品。当時はBRICSとして急速にロシア経済が伸びていたころで、大前さんの予測するEU入りも視野に入っている感じだった。

    最近、ウクライナ問題で欧米との関係が冷却化したように見えるが、実際にはEUはしたたかで、中長期的なEU+ロシア経済圏の構築による、米国、中国への対抗を狙っているのではないか。ロシアは日本人が考えている以上に親日国で、教育水準も高い。中長期的な日本のパートナーとなりえるかもしれない。

    ウクライナや周辺諸国との問題を2008年時点でかなり予想しているあたり、さすが大前さんの視力である。ビジネスだけでなく、長い目でロシアとの関係を考えるには格好の1冊と思う。

  • プーチン大統領にすごく興味をもった!self discipline とか、パフォーマンス力の部分に特に惹かれました!笑

    世界の潮流の章は難しすぎてわからなかったが、どれだけ日本がロシアを見ていないか、日本のメディアの偏り、市場として大変魅力的だということを学びました。

  • 自分の中でロシアに対する認識がいかに古いままで止まっていたかを認識させられた。資源も人材も豊富で、日本の事を好意的に受け止めてくれるこの国と上手に関係を築いていきたいところだ。

  • まさに自分にとって「ロシアショック」となる本でした。
    南オセチア、グルジア問題の根底にあるものがなんとなく分かりました。
    やはり、報道されるものをそのまま受け入れることは危険ですね・・・。前提を疑うべき!
    勉強になりました。

  • ロシアを経済的な側面から将来像を分析した本。
    地政学的・エネルギー資源・人口動態・教育水準などの観点から分析しています。大前氏の著書は、グラフや図を多数使用し直感的に掴みやすい構成になっています。本著も図解を多用したわかりやすい内容になっています。
    ロシアの持つ潜在的なポテンシャルを理解するには最適の本だと思います。

  • ロシアという国を多面的な視点から考察した本

    日本におけるロシアのイメージはシベリア拘留や北方領土問題など悪いものばかりであるが、ロシアは実は日本好きらしい。

    ロシアはソ連崩壊後にハイパーインフレに悩まされて先進国ではないが、プーチン政権になってから非常に高い成長を続けている。(メドベージェフ政権もプーチン政権であるともことらしい。)

    ソ連時代の軍拡競争もあって科学技術のレベルも非常に高く、教育レベルも非常に高い。

    しかし、日本のロシアに対する投資や関係は非常に他国よりも遅れている。

    石油、天然ガスのパイプラインサハリンの計画も遅れ気味だ。(石油生産量2位、天然ガス生産量1位)

    日本に対する好感情をもっと活かしていくべきではないかと著者はいう。日ロ関係の強化は中国に対する牽制にもなりパワーバランスの上でも確かに効果的である。

    本書はロシアの国内動向、経済動向、EU加盟を睨んだ国際的な動きなどを解説したものです。正直、その内容に驚くこともあります。本書冒頭にあるようにダイナミックな世界観に自分も欠けていた。アメリカと中国だけが世界では決してない。

    国際関係の詩やはまだまだ狭いと感じた。大きく経済成長している国はたくさんある。それらにも目を向けなければ日本は孤立してしまう。
    そんなことを感じた一冊。

  • ロシアをビジネスの面から見てみたことがなかったので
    純粋に知らないことが多く面白かった。ロシアは他のBRICs諸国
    と比べると非常に親日感情が強いんですね。ふむ。

    経済活性化のためにフラットタックス制を導入し、法人税を少なく
    したというくだりは、日本もそうなったらどうだろうと考えながら
    読んでいましたよ。

  • - -
    ■変貌するロシア
    ┗もはや北方領土を返さない、というレベルの話ではない
    ┗社会主義から資本主義、解体でどん底に
    ┗フラットタスクでアンダーマネーが表面に浮上
    ┗資源、高い教育水準、燃え上る購買意欲
    ┗中央政権は相変わらず、中国は地方分権が進んでいる
    ┗市場の特性:寒いから車は4ドア

    ■日本にとってのビジネスチャンス
    ┗無条件に日本製が好き
    ┗三菱自動車はセクシー

    ■EUへの加盟は、小国にとって有利
    ┗州単位で、ボーダーライン以下の州に補助金がでる。
    ┗EU内への旅行、就業の自由が増える
    ┗ユーロが強いのは、ユーロに留まるための規律が厳しいから
    ロシアのEUへの加入で、ますますユーロが強くなる。
    - -
    ロシアに関して、色々なFact、示唆を得ることができたのはいいところだろう。特にロシア人の親日ぶりが意外だった。日本製のものなら少々高くても選ぶ。なぜだろう、それは歴史的に日本がバブル期にアメリカのロックフェラーセンターを取得したりしていたのを見て、敵を斡旋するヒーローとでも思ったのだろうか。という歴史的な背景。

    コンテンツビジネスでも、ロシアは間違いなくマーケットの一つになるだろう。

  • 2009年5月5日読了

  • ・ロシアは親日
    →日本は未だに反ロシアの考えが根強い
    ・インテルの開発センター等,技術を求めて企業がロシアにあつまりつつある
     -大学進学率が高く,知のレベルが高い
    ・早く国交を正常化すべきでは??
    ・世界の潮流の中でロシアとの関係を考えよ

  • ロシア(モスクワ)に行ったのは、約15年前の1994年3月。大前さんも空港まで行ったのに入国を止められたというエピソードがありましたが、私もビザを空港で受け取って入国する予定がオフィスの時間が終わったので、という理由で受け取れずに1日空港付きのホテルで無駄に過ごしたことが思い出されます。アエロフロートもモスクワ空港も接客がひどかったですね。今は物価高になっているらしいですが、その頃は円高でもあり、ずいぶんと物価は安かったような記憶があります。結構高めのレストランでキャビアを食べてみたりしました。

    近年は資源高による好景気がニュースで聞こえてきていましたが、プーチン大統領の力が大きいことや、IT人材が豊富であることなど、世界の中での存在感を高めていることがわかります。そういえば、通信の世界でもヨーロッパまでの光回線をロシア経由で引くといったニュースもありましたね。

    関係ない話ですが、15年前モスクワから成田へのアエロフロートで麻原彰晃(とその信者)と一緒になりました。モスクワ支部とかあったんですよね。あの人たちは先見の明があったということなんでしょうか。

  •  BRICsの中で、中国の陰にちょっと隠れがちであるが、恐らく中国と並んで日本にとって重要になるであろうロシアへの旧来の姿勢(=第2次世界大戦中、条約?を破って満洲に攻め入った国で、信用できないetc.)を改め、日本にとって新たなそして強力なパートナーになりうるのだからもっとロシアに注力すべきである、といった主張の本である。

     まず、プーチンの大統領就任後ロシアがいかに変わっていったかの論考が書いてある。この部分は、ロシアに抱いていたイメージ(例えば、ウォッカばっかり飲んでる)がずいぶんと様変わりする。
     続いて、ロシアを市場として見た場合いかに拡大しているのか、ということが書かれている。ロシアには3つの資源=?環境資源?BRICs諸国としてはずば抜けた教育水準?ソ連時代から受け継いだ高い技術力、があり、また生活様式の西欧化が進み、市場としてかなり期待できる要素があると記載されている。

     そして、ロシア人の日本への愛情・日系企業の進出状況から、ロシアが21世紀のITを牽引する国になる、ロシア企業の成長率の(非常にいい意味での)未知数度。政策面では、内政・外交課題及び特にEUとの関係性と続き、最後に日ロ政策の進むべき道が記されている。


     今のロシアの正確な状況を知るためには、非常に良い本で、ロシアに対するメディアリテラシーとしてはとても良い本だと思う。しかし、なぜか惹き付けられるようなものをもつわけではなく、教養本としてしか読むことができなかった。主張には、非常に感化される部分があったのだが。。たぶん好き嫌いが分かれそう。でもこれはこの本が、というより、この筆者に、だと思う。

  • 天然ガス生産量・埋蔵量世界1位、原油生産量世界2位でエネルギー資源大国であり、日本のオタク文化が流行。街には三菱自動車の車が走り、たばこはJT商品が多くを占め、日本商品が店頭に並ぶ。国民の70パーセント近くが日本に好意を持っている、日本の面積の約45倍で、時差が東端から西端まで11時間。この国はどこか?

    ロシアである。かつての社会主義国であるロシアと中国。中国が一歩先に抜け出したかに思えたが、近年のロシアの成長は著しい。プーチンによるフラットタックス導入や原油価格の高騰、エネルギー関連の輸出急増により、債務国から債権国へ急速に転換した。日本企業のロシア進出やロシアにおける日本製品の人気にもかかわらず、日本は未だに「北方領土問題」を柱とし、日ロの国交はない。アメリカのシングルへゲミニーの時代は終焉し多極化している中、古い冷戦構造の価値観を捨て、日本はエネルギー資源大国ロシアとうまく付き合っていかなくてはいけない。

  • 北方領土の問題と冷戦時代のロシアの印象から、
    まったくアップデートできていない日本。
    今後のロシアのますますの成長に期待。行ってみたい国。

  • 原油価格の下落でロシア経済も勢いはなくなり、むしろ苦しい状況であるが、長いスパンで見れば、ロシアはこれから大いに繁栄することはほぼ確実だろう。
    興味はあってもロシアという国についての知識はほとんどなかったが、この本はロシアを知るためのエントリーとしては最適だ。
    どういう地域に分かれていて、それぞれどんな特徴があるか、ロシアで勢いのある企業についても知ることができた。

  • 周りの強いとされる勢力がこぞって反対したとしても、
    正しいと思ったことを貫く男は、なんとなく支持したくなる。

    他国には理解されない、その国特有の解決方法があるのだ、という
    強い信念をもって強い国を作るプーチン。
    チェチェンやグルジアの問題での行動が正しいかどうか
    私にはわからないけれど、物事の見方や行動の仕方に魅了される。

    経済の話も、外交の話も疎い私にもわかりやすい「ロシア入門」。
    潜在能力の高いロシアを評価する見方で書かれている。

  • ロシアアレルギーの人も多いかと思いますが、著者は「日本が最も注目すべき国はどこかと聞かれれば、私は悩むことなく答えることができる。ロシアである。」と断言しています。
    プーチンさんの出現によって大きく変貌発展を遂げたロシア。ちょっと冷静になって考えればこの近くて遠い国ロシアが、日本が世界から孤立しないためのよき伴侶になることがわかると思います。

  • 中学生のころ、訪れた初海外のロシア。それからロシアという国にはずっと親近感を持って接していたが、マイナスの報道ばかりで、本質的な部分が見えていなかったというのが事実である。この本はそんなロシアに対する正当な評価がしにくい日本という国において、ロシアの経済状況を学ばせてくれる貴重な一冊であった。

    今後、人生のどこかでロシアとビジネスをする際に、今、自分の持っているルーツが非常に役立つかもしれない。それは、根上町に生まれて、ロシアに中学生のころに訪問したという経験である。

    ------------------
    目次:
    【プーチンの奇跡】
    どん底から急転したロシア経済
    ロシア経済を変えたフラットタックス
    プーチン人気の秘密
    2020年まで続く「プーチンのロシア」
    【拡大する市場】
    ロシアの3つの資源(広大な国土、豊富な資源、きわめて高い教育水準)
    市場としてのロシア
    【愛される日本、出遅れる日本】
    無条件に日本人が好きなロシア人
    【ロシア進出十大心得】
    1.ロシア人とともに、ロシアのために働く
    2.ロシアのルールを尊重しつつも、自分の流儀を忘れない
    3.政府や各種行政機関との関係を構築し、人脈つくりに励む
    4.核心に対しては断固たる態度で、枝葉末節には柔軟に対応する
    5.窮地に活路を見いだす術を学べ
    6.腐敗は生活の一部、うまく対処する術を身に付けよ
    7.権威主義ではなく、本物のリーダーシップを発揮すべき
    8.権限委譲は難しいが重要。それゆえ段階的に実施すべし
    9.海外企業の個性が強調されたワンカンパニーを確立すべし
    10.早期警戒管理体制を敷く

    2020年の世界観
    世界は多極化し、アメリカはその一角にすぎない。中国、ロシアという大きな柱が立っている。EUはさらに東に拡大して、7億8千万人の巨大国家になっている。この時期のテーマは「中国の暴走をいかに止めるか?」が世界的テーマになる。全体主義国家であるため、覇権主義的なのである。そんななかロシアが国家としての力を保つために、EU加盟するシナリオがある。それまでに、ルーブルを磨く。ルーブルが転覆する可能性は極めて低い。

  • プーチンの行った政策として特筆すべきはフラットタックスの導入、フラットタックスにより脱税はなくなり法人化など余計なエネルギーも使わずにすむ→結果的に税収増、原油高が追い風となり一気に消費経済へ突入、ロシアを良くしたいというプーチンの思いに逆らうものを粛清する(思想の自由を認めない訳ではない)、BRICs諸国の中でロシアは進学率の高さで際立った特徴を示している、IT・IQをベースにした発展がこれからのロシアの大きな特徴になっていくだろう、他のBRICs諸国と違って見捨てられた層というのはあまりいない→中間所得層を形成しうる、ロシアと比較して中国にないのは人材・資源:インドにないのは資源:中国にもインドにないのはハイテク、普通新興国では貸倒が起こり易く高リスクと言われるがロシアのクレジット社会は安定している→消費者保護の概念・法律がなく自力救済が可能、ロシア社会では日本程魅力的なブランドはない、文化的な手段によってロシア人の心を捉えている(アニメ・ゲーム・文学)、日本製品が好きであれば日本の物を選んで買ってくれるロシア人、中国・東南アジアが海外企業誘致のためにとってきたような優遇措置がない、サンクトペテルブルグと周辺では賃金上昇が起こり始めている、ロシアでビジネスする場合の問題は透明性に欠けていて経営が杜撰な会社が多いこと、インドやアイルランドのIT企業が栄えたようにアウトソーシングでアメリカから多くの仕事を受けられたように英語もうまく優秀な科学者が揃っているという強みがある、ロシアは21世紀のIT大国となりうる人材の質・量を秘めている、戦略産業分野(資源等)は自由競争だろうと思って簡単に参入すると痛い目に合う可能性もある、ロシア政府の重要課題が外資誘致(中国のうように進んでいない)、投資分野ではSWFはいずれ1兆ドル規模になり世界経済に大きな影響力を持つ可能性あり、中国は全体主義の国であり原則共産主義・ロシアは民主主義であり原則資本主義の国、中国は実際の成長率より元が安いのは全体主義に基づき共産党がコントロールしている、ロシアは思い切って制度を変えておいたおかげでようやく資本主義が機能し始めルーブルも強くなってきた、中国は一見順調だが矛盾が蓄積(貧しい農民戸籍7億人は移動の自由さえない・沿岸部と農民との埋めようのない格差)→民主主義に移行できない→不満をコントロールできるか?、ロシアは貧富の差は激しいが暴動が起こる程ではなく選挙で指導者を選べるのでマグマは溜まっていない、インドも貧富の格差と進学率の低さから国中がIT社会になるのはまだ難しい、ブラジルも識字率が低くミドルクラスを作るのは困難→抑圧されている人の犯罪→安全な場所と危険な場所が細分化されている、ロシアは進学率の高さ・知的水準の高さからロシア社会全体が同じような生活レベル均質な社会になりつつある、ロシアは中国の朱首相が行ったような権限の地方移譲が必要、経済政策に関してはロシアより中国の方が優れている面がある、ロシアはソ連の時代から 中央集権的な官僚制度が温存され許認可行政など不便なまま、エネルギー以外のものを中国がロシアから買うとは考えにくい、極東シベリア地区では中国からロシアへの労働力の輸出は拡大せざるを得ない、中国は今は自制しているものの根底には覇権主義が根強くある、豊かな資源によって経済力は強くなりさらなる経済発展が予想される(カザフスタン)、プーチンがチェチェンの独立を認めないのはそこに多くのロシア人が入植しているという複雑な事情、プーチンが苦しんだのはソ連が入植という誤った政策によって歪んだ構造を作ってしまったから、入植地でのロシア人の安全と安心をどう担保するのか、力でチェチェンやグルジアの紛争を抑え込んでいたがこれからどうするのか、アメリカが警察国家だとすればロシアもある程... 続きを読む

  • ロシアについて書かれた本
    ロシアだけではなく旧ソ連の国々についても書いてある。

  • ちゃんとレビューをつけはじめてはや1年。
    基礎知識ほとんどゼロに等しいくせにこういう本にも物おじせずレビューつけられちゃうくらい、
    神経図太くなりました(笑)
    てんで見当違いなことを言っていたとしてもお許しください

    効果的な図表・グラフのおかげで、
    ロシアのポテンシャルの高さがよくわかりました。
    アメリカ一辺倒or中国一辺倒って、もったいないですね。
    こんなにもポテンシャルが高くて、
    しかも反日感情がこんなにもない国があるというのに‥。

    当事者の方々にはきっととても大切な問題なのだろうけれど、
    北方領土の問題や拉致の問題で一歩も動けなくなっている日本の外交って不自由だなぁと思いました
    確かに大切な問題ではあるけれど、
    未来のために、ほんの少しでもいいから譲歩するっていう選択はないのでしょうか‥

    日本にもロシアにも通じることだけれど、
    「一度地獄を見た国は強い」
    そうなんですよね。
    底を打ったらあとは這い上がるだけですしね。
    したたか打ったならそれだけ反動もでかいでしょうし。

    この本を読んでますます世界情勢について気になりだしてしまいました
    一応国家試験前なんですけど‥
    ま、いっか
    次は中国関係の本を読みたいと思っています

  • ロシアの政治、社会についてほとんど知識がなかったので、ペレストロイカ(懐かしいコトバ。。)以降から今に至るロシア社会を知るには良い本ではないかと思いました。

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ロシア・ショックの作品紹介

伸び続けるGDP、高い教育水準、EUとの接近、世界一の親日感情-ロシアはもはや「仮想敵国」ではない!日本人よ、今こそロシアとの新しい関係を構築せよ!『チャイナ・インパクト』で旧来の世界観に風穴を開けた著者が放つネオ・パラダイム。

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