ロードムービー

著者 :
  • 講談社
3.65
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本棚登録 : 1830
感想 : 341
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062150859

感想・レビュー・書評

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  • みなさんの感想を見て「冷たい校舎~」のスピンオフだと知りました。何だか知ったような名前が出てくるなとは思っていましたが…笑 スピンオフだと知らなくてもとても面白かったです。いつかもう一度「冷たい校舎~」を読み直して、こちらの作品にもどってきたいです。

  • 子供の頃の考え方をうまく表現しているなという感想。純心な気持ちが清々しい。

  • 『冷たい校舎の時は止まる』のスピンオフだったようで、本編を読んでいないこともあって、キャラも知らないし愛着がないからか、そこまで印象に残らなかった。

    「ロードムービー」小六のトシとワタルのイジメと家出の話。最後の最後でトシの性別が明らかになる。

    「道の先」大人びた中学生の千晶と塾の先生の話。

    「雪の降る道」幼くして友達を喪い心の病気を患ってしまったヒロと、それを支えるみーちゃんの話。

  • 冷たい校舎の時は止まる
    のスピンオフといあことで読みました。
    スピンオフということで最初からキャラに感情移入しやすかったのはプラスでした。

    最後の鷹野とみつきのストーリーは朝からほっこりしました。子供の残酷さと純粋さがいい感じに描かれている。

    最初のトシ、だれだよ?っておもったけど、そうきたか。彼女の志しがとても素晴らしい。

    2016.12.6

  • 「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ作品。

    「ロードムービー」
    トシとワタルのお話。
    主人公の性別を勝手に想像してしまっていた為、最後の最後に驚かされた。

    「道の先」
    千晶と先生のお話。
    塾の生徒以外、主人公の名前もわからない為あまり感情移入が出来なかった。
    「冷たい校舎」を読んでからでないと、分からない物語のように感じた。

    「雪の降る道」
    ヒロとみーちゃんのお話。
    拒絶され続けても、毎日変わらず接し続ける彼女は本当に強い子なんだなと感じた。

  • ロードムービー(他2作)は「冷たい校舎の~」のスピンオフらしいが、
    肝心の登場人物を覚えていなかった為、だいぶ損をしてしまった。。

    それでもラストあたりで、そうだったのかー!とビックリさせられたのは言うまでもない。
    wikiであわてて登場人物を調べてみた。
    ※登録日時2013'7/23

  • まずは「ロードムービー」。トシが女の子なんて最後になるまでわからなかったよ!流石だ!
    「道の先」・・・俺の名前が最後まで出てこないし、留守電の彼女の名前も出てこない。絶対名前のトリックで何かあるとは思っていたけど、最後のほうで出てきたサカキ・・・よし、あとはネットに頼ろう(笑)
    「雪の降る道」・・・ヒロくんとみーちゃんね。うん、ヒロくんとヒロちゃんは「子供たちは」に出てきたということは思い出せた。スガ兄もわかった。どうしてここでサカキと繋がらなかったかなぁ?歳のせい?まあ、あまりにも先が読みたくてそこまで考えてないからなんだけどね。(エピローグまたはプロローグ)もなかなか楽しませてもらいました。そうなのね、そこに繋がるのねって。

    あいかわらずほかの作品とリンクしまくってる。そして読み終わってもそれに気付けない私は深月作品への愛と読み込みが足りないのだろうかと不安になる(笑)そして最強ツールのネット検索へと安易に走る私(^_^;)へぇぇぇぇぇ、そーなんだ!なんでみんな解るの?とくにトシが誰の娘かなんてぜんぜん気づきませんでしたから。検索したら文庫には追加の短編が収録されているとのこと。今度文庫本で読む!

  • 読み終えてから、スピンオフ作品だったと知りました。

    元の作品は未読ですが、このお話だけ読んでも十分おもしろかったです。

    いじめと家出のお話、女の子と塾の先生のお話、友だちの死と出会ってしんどくなってしまった男の子のお話、どのお話も引き込まれ、一気に読み進みました。

    子どもの頃の情景が自然と思い出される物語でした。

  • (2013.06.01読了)

  • 「冷たい校舎の~」のスピンオフと聞いて読んだ。
    凄く面白かった。

    ロードムービー
    トシとワタルのいじめの問題話。
    完全にだまされたwww

    道の先
    これも、最初はよくわからなくて読んでいたけど、最後になってそういうことか!と思わせる内容があって、面白かった。

    雪の降る道
    ヒロ君とみーちゃんの幼いころの関係がよくわかって面白かった。やっぱりスガ兄は頼りになるね。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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